マズヤド朝あさ

マズヤド朝あさ

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961年ねん - 1163年ねん

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公用こうよう語ご	アラビア語ご
首都しゅと	ヒッラ
アミール、マリク・アル＝アラブ 961年ねん - 1017年ねん アリー1世せい 1017年ねん - 1082年ねん ドゥバイス1世せい 1108年ねん - 1135年ねん ドゥバイス2世せい 変遷へんせん 滅亡めつぼう 1163年ねん

マズヤド朝あさ（マズヤドちょう）は、ヒッラを首都しゅととしたアラブ系けいシーア派はイスラム王朝おうちょう。王家おうけは北きたアラブ系けいのアサド族ぞくに属ぞくする。ドゥバイス1世せい、同どう2世せいが中心ちゅうしんとなったのでドゥバイス朝あさとも呼よばれる。バサーシーリーの乱らんやアッバース朝あさのムスタルシドの対たいセルジューク朝あさ戦争せんそうなどにも関かかわった。イラク中央ちゅうおう部ぶに勢力せいりょくを持もち、十字軍じゅうじぐんのラテン語らてんご資料しりょうでは「アラブの王おう」と呼よばれるほどの強つよ勢ぜいであったが、12世紀せいき半なかばにアッバース朝あさの攻撃こうげきを受うけ、ヒッラを逐おわれて王朝おうちょうの中央ちゅうおうイラク支配しはいは途絶とだえた。

マズヤド朝あさの君主くんしゅ

1. アリー1世せい・イブン・マズヤド・アル＝ナーシリー、サナーッダウラ（961年ねん - 1017年ねん）
2. ドゥバイス1世せい・イブン・アリー、ヌールッダウラ（1017年ねん - 1082年ねん）
3. マンスール・イブン・ドゥバイス（1082年ねん - 1086年ねん）
4. スィドカ1世せい・イブン・マンスール、アブル＝ハサン・サイフッダウラ・ファクルッディーン（1086年ねん - 1108年ねん）
5. ドゥバイス2世せい・イブン・スィドカ、ヌールッダウラ（1108年ねん - 1135年ねん）
6. ムハンマド・イブン・ドゥバイス（1135年ねん - 1138年ねん）
7. アリー2世せい・イブン・ドゥバイス（1145年ねん - 1150年ねん?）
8. ムハルヒル・イブン・アリー（1150年ねん? - 1163年ねん）

参考さんこう文献ぶんけん

• Clifford Edmund Bosworth,The New Islamic Dynasties,1996