マッドネス

マッドネス Madness
2024年ねんに行おこなわれたライブの模様もよう
基本きほん情報じょうほう
出身しゅっしん地ち	イングランド ロンドン
ジャンル	2トーン、スカ、ネオ・スカ、ポップス、ニュー・ウェイヴ
活動かつどう期間きかん	1976年ねん - 1986年ねん、1992年ねん - 現在げんざい
レーベル	スティッフ・レコード、ヴァージン、V2、Go! Discs
公式こうしきサイト	Madness.com
メンバー	グラハム・マクファーソン カサル・スミス マイク・バーソン クリス・フォアマン リー・トンプソン マーク・ベドフォード ダニエル・ウッドゲート

マッドネス (Madness)は、イギリスのポピュラーバンド、ネオ・スカバンド。

歴史れきし

1976年ねん、ロンドンにてマイク・バーソン（キーボード、ボーカル）とクリス･フォアマン（ギター）とリー・トンプソン（サックス、ボーカル）の3人にんが「ザ・ノース・ロンドン・インヴェーダーズ (The North London Invaders)」を結成けっせい。1978年ねん、グラハム・マクファーソンとマーク・ベドフォードとダニエル・ウッドゲートが加くわわって「ザ・ノース・ロンドン・インヴェーダーズ・アンド・モーリス・アンド・ザ・マイナーズ (The North London Invaders and Morris and the Minors)」と名乗なのって活動かつどうした後のち、名前なまえを「マッドネス」に改名かいめいした。

マッドネスとして1979年ねんにアルバム『ワン・ステップ・ビヨンド』をスティッフ・レコードから発表はっぴょう。サックスを含ふくんだ斬新ざんしんなネオ・スカ・サウンドが話題わだいになった。1980年ねん初はじめ（1979年ねん末すえとも）、カサル・スミスが加入かにゅうする。1982年ねんにはシングル「アワ・ハウス」を発売はつばいし、同どう曲きょくが1983年ねんに全米ぜんべいチャートでもヒットしたことで、アメリカ進出しんしゅつに成功せいこうした。1984年ねん、マイク・バーソンが脱退だったいし、アムステルダムに移住いじゅうする。その2年ねん後ごの1986年ねん、解散かいさんしてしまう。

1988年ねんに、マクファーソン、スミス、フォアマンとトンプソンの4人にんが「ザ・マッドネス (The Madness)」という名称めいしょうで活動かつどうを再開さいかいし、アルバムを1枚まいリリースしている。

1992年ねん、オリジナル・メンバー7人にんで再さい結成けっせい。バンド名めいは再ふたたび冠詞かんしの取とれた「マッドネス (Madness)」になって現在げんざいに至いたる。その後ご、ロンドン・オリンピックの式典しきてんに参加さんかし、「アワ・ハウス」を演奏えんそうした。

メンバー

• グラハム・マクファーソン (Graham McPherson 愛称あいしょう：Suggs、1961年ねん1月がつ13日にち- ) - ボーカル
• カサル・スミス (Cathal Smyth 愛称あいしょう：Chas Smash、1959年ねん1月がつ14日にち- ) - トランペット、ボーカル
• マイク・バーソン (Mike Barson 愛称あいしょう：Monsieur Barso、1958年ねん5月21日にち- ) - キーボード
• クリス・フォアマン (Chris Foreman 愛称あいしょう：Chrissy Boy、1956年ねん8月がつ8日にち- ) - ギター
• リー・トンプソン (Lee Jay Thompson 愛称あいしょう：Kix または El Thommo、1957年ねん10月5日にち- ) - サックス
• マーク・ベドフォード (Mark William Bedford 愛称あいしょう：Bedders、1961年ねん9月24日にち- ) - ベース
• ダニエル・ウッドゲート (Daniel Mark Woodgate 愛称あいしょう：Woody、1960年ねん10月19日にち- ) - ドラムス

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

• 『ワン・ステップ・ビヨンド』 - One Step Beyond... (1979年ねん、Stiff SEEZ17)
• 『アブソルートリー』 - Absolutely (1980年ねん、Stiff SEEZ29) ※旧きゅう邦題ほうだい『独裁どくさい宣言せんげん』
• 『セヴン』 - 7 (1981年ねん、Stiff SEEZ39)
• 『ザ・ライズ・アンド・フォール』 - The Rise & Fall (1982年ねん、Stiff SEEZ46)
• 『キープ・ムーヴィング』 - Keep Moving (1984年ねん、Stiff SEEZ53)
• 『マッド・ノット・マッド』 - Mad Not Mad (1985年ねん、Zarjazz JZLP1) ※移籍いせき後ご、最初さいしょのアルバム
• 『来きたるべき復活ふっかつ!』 - The Madness (1988年ねん、Virgin CDV2507) ※THE MADNESS名義めいぎ
• 『ワンダフル』 - Wonderful (1999年ねん、Virgin CDV2889) ※結成けっせい20周年しゅうねん、15年ねんぶりのスタジオ録音ろくおん盤ばん
• 『デインジャーメン・セッションVol.1』 - The Dangermen Sessions Vol. 1 (2005年ねん、V2)
• The Liberty of Norton Folgate (2009年ねん)
• 『ウィ・ウィ・シー・シー・ヤー・ヤー・ダー・ダー』 - Oui Oui Si Si Ja Ja Da Da (2012年ねん)
• Can't Touch Us Now (2016年ねん)
• Theatre of the Absurd Presents C'est la Vie (2023年ねん)

ライブ・アルバム

• Dance Craze (1981年ねん)
• 『マッドストック - マッドネス・ライヴ'92』 - Madstock! (1992年ねん、Go! Discs 828 367-2)
• 『ユニヴァーサル・マッドネス』 - Universal Madness (1999年ねん)
• Madness Live: To the Edge of the Universe and Beyond (2006年ねん) ※「The Mail on Sunday」紙しの付録ふろく

シングル

• 「シティ・イン・シティ」 - "In The City" (1981年ねん)
• 「グレイ・デイ」 - "Grey Day" (1981年ねん)
• 「シャット・アップ」 - "Shut Up" (1981年ねん)
• 「ドライビング・イン・マイ・カー」 - "Driving in My Car" (1982年ねん)
• 「アワ・ハウス」 - "Our House" (1982年ねん) ※ビルボード7位い 他ほか

関連かんれん項目こうもく

• ロックステディ
• レゲエ
• ホンダ・シティ - 1981年ねん、初代しょだいホンダシティの発売はつばい時じにマッドネスがCMに出演しゅつえん、井上いのうえ大輔だいすけ作曲さっきょくの『シティ・イン・シティ（In The City）』が使用しようされた。ムカデダンスを披露ひろう。82年ねんに追加ついか設定せっていされたシティ・ターボやマンハッタンルーフのCMにも出演しゅつえんしそれらでは『ドライビング・イン・マイ・カー（Driving in My Car）』を使用しようしたバージョンもある。