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マドレーヌ・マロンガ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
獲得かくとくメダル

マドレーヌ・マロンガ
フランスの旗 フランス
柔道じゅうどう
オリンピック
金きむ 2021 東京とうきょう 混合こんごう団体だんたい
銀ぎん 2021 東京とうきょう 78kg級きゅう
世界せかい選手権せんしゅけん
金きむ 2019 東京とうきょう 78kg級きゅう
銀ぎん 2021 ブダペスト 78kg級きゅう
銅どう 2024 アブダビ 78㎏級きゅう
世界せかい団体だんたい
銀ぎん 2019 東京とうきょう 70kg超ちょう級きゅう
ヨーロッパ選手権せんしゅけん
金きむ 2018　テルアビブ 78kg級きゅう
世界せかいジュニア
銅どう 2013 リュブリャナ 78kg級きゅう

マドレーヌ・マロンガ（Madeleine Malonga 1993年ねん12月25日にち- ）はフランスのヴァル＝ドワーズ県けん出身しゅっしんの柔道じゅうどう家か。階級かいきゅうは78kg級きゅう[1]。コンゴ系けい[2]。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

2009年ねんのヨーロッパカデ選手権せんしゅけん70kg級きゅうで3位いとなった[1]。2010年ねんからは階級かいきゅうを78kg級きゅうに上あげるが、世界せかいジュニアは5位いだった[1]。2011年ねんからヨーロッパジュニアでは2年ねん連続れんぞく3位いになった。2013年ねんのユニバーシアードではハンガリーのヨー・アビゲールに敗やぶれて2位いだった。世界せかいジュニアでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで日本にっぽんの吉村よしむら静しず織おに有効ゆうこうで敗やぶれて3位いだった[3]。団体だんたい戦せんでは決勝けっしょうで日本にっぽんチームと対戦たいせんして、2－2と迎むかえた大将たいしょう戦せんにおいて稲森いなもり奈見に豪快ごうかいな裏うら投とうで一本いっぽん負まけを喫きっしてチームも2位いに終おわった[4]。2014年ねんのグランドスラム・パリでは決勝けっしょうまで進すすむも、スロベニアのアナマリ・ベレンシェクに払はらい巻込まきこめで敗やぶれて2位いにとどまった[1]。グランドスラム・バクーでは優勝ゆうしょうした[1]。2015年ねんのグランドスラム・パリでは3位いだった[1]。2016年ねんのリオデジャネイロオリンピックには2011年ねん世界せかいチャンピオンのオドレー・チュメオがいたために出場しゅつじょうできなかった[1]。2018年ねんにはグランドスラム・パリで3位いになると、ヨーロッパ選手権せんしゅけんでは決勝けっしょうでチュメオに反則はんそく勝がちして優勝ゆうしょうしたが、世界せかい選手権せんしゅけんでは7位いに終おわった[1]。2019年ねんのグランドスラム・パリでは優勝ゆうしょうするも、ヨーロッパ競技きょうぎ大会たいかいでは3位いだった[1]。東京とうきょうで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは準決勝じゅんけっしょうで元もと世界せかいチャンピオンであるブラジルのマイラ・アギアル、決勝けっしょうで世界せかいチャンピオンの濵田尚なお里さとをそれぞれ破やぶって優勝ゆうしょうを飾かざった[5]。世界せかい団体だんたいでは決勝けっしょうの日本にっぽん戦せんで濵田に敗やぶれて2位いだった[6]。2020年ねんのヨーロッパ選手権せんしゅけんでは優勝ゆうしょうした[1]。2021年ねんのワールドマスターズでは決勝けっしょうで濵田を破やぶって優勝ゆうしょうした[7]。世界せかい選手権せんしゅけんでは決勝けっしょうでドイツのアンナ＝マリア・ヴァーグナーに内股うちまたの技わざありで敗やぶれて2位いにとどまった[8]。7月に日本武道館にほんぶどうかんで開催かいさいされた東京とうきょうオリンピックでも決勝けっしょうで濵田に開始かいし早々そうそうに寝技ねわざに引ひき込こまれ崩くずし上じょう四方しほう固かたで敗やぶれて2位いにとどまった[9]。2024年ねんの世界せかい選手権せんしゅけんでは3位いになった[10]。

IJF世界せかいランキングは6259ポイント獲得かくとくで1位い(24/5/20時点じてん)[11]。

暴行ぼうこう騒さわぎ[編集へんしゅう]

2013年ねん4月がつ12日にちにマロンガは、異性いせい関係かんけいの縺もつれから78kg超ちょう級きゅうの選手せんしゅであるアン＝ファトゥマタ・ンベロと対立たいりつすることになった63kg級きゅうのクラリス・アグベニューに、ロンドンオリンピック銅どうメダリストである52kg級きゅうのプリシラ・ネト、63kg級きゅうのランセイ・サン・サン・ムワ、70kg級きゅうのファニー＝エステル・ポスビトとともに付つき従したがってINSEP内うちのンベロの寝室しんしつに入はいり込こんだ。激はげしい口論こうろんの末すえにアグベニューがンベロを何なん度ども殴なぐりつけたが、マロンガは暴力ぼうりょくには直接ちょくせつ関かかわらなかったという。しかし、5月16日にちにフランス柔道じゅうどう連盟れんめいの規律きりつ委員いいん会かいは、暴行ぼうこうの主犯しゅはんであるアグベニューに執行しっこう猶予ゆうよ付つきの1年間ねんかんに渡わたる大会たいかいの出場しゅつじょう停止ていし、付つき従したがったマロンガ他た4名めいに執行しっこう猶予ゆうよ付つきの3ヶ月かげつに渡わたる大会たいかいの出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんを科かした[12][13]。

しかしながら、フランス柔道じゅうどう連盟れんめいがアグベニューらに示しめした寛大かんだいな処置しょちに納得なっとくのいかないンベロ側がわは、この一いち件けんをパリの裁判所さいばんしょへ訴うったえるに至いたった。2014年ねん7月がつにパリの裁判所さいばんしょはアグベニューに対たいして、ンベロへ2780ユーロの支払しはらいと、70時じ間あいだの社会しゃかい奉仕ほうし活動かつどうをい渡いわたした。マロンガ他た4名めいは無罪むざいとなった[14]。

主おもな戦績せんせき[編集へんしゅう]

(出典しゅってん[1]、JudoInside.com)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e f g h i j k profile
  2. ^ Et si c'était la future Tcheuméoâ?
  3. ^ Junior World Championships
  4. ^ Junior World Championships, Ljubljana 2013
  5. ^ World Judo Championships 2019
  6. ^ Word Championship Teams 2019
  7. ^ Doha Masters 2021
  8. ^ World Judo Championships Hungary 2021
  9. ^ Olympic Games Tokyo 2020
  10. ^ Abu Dhabi World Championships Seniors 2024 Individuals
  11. ^ World ranking list
  12. ^ Rififi à l'INSEP... suite
  13. ^ Discipline : Un an de suspension avec sursis pour Agbegnenou
  14. ^ Judo: la championne Agbegnenou condamnée par la justice

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

世界せかい柔道じゅうどう選手権せんしゅけん優勝ゆうしょう者しゃ - 女子じょし78kg級きゅう
1997年ねんまでは72kg級きゅう、99年ねん以後いごは78kg級きゅう
1980年代ねんだい
～90年代ねんだい
2000年代ねんだい
～10年代ねんだい
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