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ルイ1せい (ブルボンおおやけ)

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ルイ1せい・ド・ブルボン
Louis Ier de Bourbon
初代しょだいブルボンおおやけ
在位ざいい 1327ねん - 1341ねん

出生しゅっしょう 1279ねん
フランス王国おうこくオワーズクレルモン英語えいごばん
死去しきょ 1341ねん1がつ22にち
フランス王国おうこくパリ
埋葬まいそう フランス王国おうこくパリ、サン=ジャックどおり、ジャコバン修道院しゅうどういん教会きょうかい
配偶はいぐうしゃ マリー・ダヴェーヌ
子女しじょ 一覧いちらん参照さんしょう
家名かめい ブルボン
父親ちちおや クレルモンはくロベール
母親ははおや ブルボンおんな領主りょうしゅベアトリス・ド・ブルゴーニュ
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ルイ1せい・ド・ブルボン(Louis Ier de Bourbon, 1279ねん - 1341ねん1がつ22にち)は、フランス血統けっとう親王しんのうプランス・デュ・サン英語えいごばん)。クレルモンはく在位ざいい:1317ねん - 1327ねん)、初代しょだいブルボンおおやけ在位ざいい:1327ねん - 1341ねん)、およびラ・マルシュはく在位ざいい:1327ねん - 1342ねん)。また、名目めいもくじょうテッサロニキおう在位ざいい:1320ねん - 1320ねん)。のちにフランス王家おうけとなるブルボンとされる。フランスおうルイ9せいすえ息子むすこであるクレルモンはくロベールとブルボンおんな領主りょうしゅベアトリス・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュこうユーグ4せいまご)の[1][2]大公たいこうle Grand)あるいはあしあまどころこうle Boiteux)といわれる。

生涯しょうがい[編集へんしゅう]

ルイ1せいきむ拍車はくしゃたたか(1302ねん[3]およびモン=アン=ペヴェルのたたかい(1304ねん[4]参加さんか敗北はいぼくしたが、どちらも無傷むきずることができた。1310ねん侍従じじゅうちょうにんぜられた。1317ねんちちロベールのによりクレルモンはくおよびブルボンの所領しょりょう継承けいしょうした。1318ねん9がつ13にちフランスおうフィリップ5せい十字軍じゅうじぐん計画けいかくてていたルイを十字軍じゅうじぐん司令しれいかん任命にんめいしたが、1319ねんジェノヴァでフランスぐん教皇きょうこうぐん合同ごうどう艦隊かんたい皇帝こうていやぶれたため、十字軍じゅうじぐん計画けいかく頓挫とんざした[5]

1320ねん4がつ14にち、ルイはテッサロニキ王位おういブルゴーニュこうウード4せいに4まんリーヴルで購入こうにゅうしようとしたが、ターラントこうフィリッポ1せいってはいり、ウード4せいれたのとおな金額きんがく提示ていじした[6]。この契約けいやく条件じょうけんには、フィリッポ1せい長男ちょうなんとルイのむすめベアトリスとの結婚けっこんふくまれていた[6]

1327ねん、フランスおうシャルル4せいはルイを説得せっとくしてクレルモンはくりょうとラ・マルシュはくりょう交換こうかんし、ルイをブルボンこうに陞爵した[7]。ルイはフィリップ6せい信頼しんらいできる側近そっきんのひとりであったため、1331ねんまでにクレルモンはくりょうはルイに返還へんかんされた[8]。ルイは1336ねん教皇きょうこうベネディクトゥス12せいがフィリップ6せい十字軍じゅうじぐん中止ちゅうしするまで、フランスの十字軍じゅうじぐん計画けいかく不可欠ふかけつ存在そんざいでありつづけた[9]

1341ねん死去しきょし、パリのジャコバン修道院しゅうどういん教会きょうかい現存げんそんしない)に埋葬まいそうされた。

家族かぞく[編集へんしゅう]

エノーはくけんホラントはくジャン2せいむすめマリー・ダヴェーヌ1310ねん結婚けっこん[10][11]、4なん4じょをもうけた。

クレッシーおんな領主りょうしゅジャンヌ・ド・ブルボン=ランシーとのあいだ以下いか庶子しょしをもうけた。

  • ジャン(1297ねんごろ - 1375ねん) - "バタール・ド・フランス"。ロシュフォール[18]、エブルイユ、ベセー・ル・ゲラン、ベルナーヴ、ジェザ、セランおよびラ・ビュール領主りょうしゅ。ベリーこうとブルボンこう顧問こもん、フォレのふく隊長たいちょう、3番目ばんめつまとしてアニェス・シャルーと結婚けっこんした。
  • むすめ長女ちょうじょ) - "バタルド・ド・フランス"。1317ねんにジラール・ド・シャティヨン=アン=バゾワと結婚けっこん
  • ギー(1299ねんごろ - 1349ねん) - "バタール・ド・フランス"。クレッシー、ラ・フェルテ=ショードロンおよびモンパンシエ領主りょうしゅ(1346ねん嫡出ちゃくしゅつみとめられたが、同年どうねんふたた庶出しょしゅつとなる)。1315ねんにアニェス・ド・シャステルと結婚けっこん、1330ねんから1333ねんあいだにイザベル・ド・シャステルペロンと結婚けっこん
  • ジャネット - "バタルド・ド・フランス"。1310ねんにギシャール・ド・シャステルと結婚けっこん

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Lauda & Maclagan 1981, pp. 125, 135.
  2. ^ Viard 1937, p. 223.
  3. ^ Verbruggen 2002, p. 56.
  4. ^ Verbruggen 1997, p. 202.
  5. ^ Georgiou 2018, p. 38.
  6. ^ a b Topping 1975, pp. 115–116.
  7. ^ 下津しもつ 1984, p. 11.
  8. ^ Desmond 2018, p. 248.
  9. ^ Georgiou 2018, p. 39.
  10. ^ Lauda & Maclagan 1981, p. 135.
  11. ^ Warner 2016, p. 12.
  12. ^ Heers 2003, Bourbon table.
  13. ^ Nicolle 2004, p. 65.
  14. ^ a b Topping 1975, p. 132.
  15. ^ Thompson 1909, p. 527.
  16. ^ Sumption 1999, p. 479.
  17. ^ Boehm & Fajt 2005, p. xvi.
  18. ^ Boudet 1900, p. 16.

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Louda, Jiří; Maclagan, Michael (1981). Lines of Succession. Little, Brown & Company 
  • Prague: The Crown of Bohemia, 1347 – 1437. New York: Metropolitan Museum of Art. (2005). ISBN 1-58839-161-2 
  • Boudet, Marcellin (1900) (フランス語ふらんすご). Documents historiques inedits du XIVe siecle: Thomas de La Marche, batard de France et ses Aventures (1318-1361). Chez Ulysse Jouvet, Imprimeur-Editeur 
  • Desmond, Karen (2018). Music and the moderni, 1300–1350: The ars nova in Theory and Practice. Cambridge: Cambridge University Press. ISBN 9781316617793 
  • Georgiou, Constantinos (2018). Preaching the Crusades to the Eastern Mediterranean: Propaganda, Liturgy and Diplomacy, 1305–1352. London: Routledge. ISBN 978-1-138-74370-0 
  • Heers, Jacques (2003). Louis XI. Paris: Tempus Perrin. ISBN 9782262020842 
  • Henneman, John Bell Jr. (1995). "Bourbon/Bourbonnais". In Kibler, William W.; Zinn, Grover A.; Henneman, John Bell Jr.; Earp, Lawrence (eds.). Medieval France: An Encyclopedia. New York: Garland Publishing Inc. ISBN 0-8240-4444-4
  • Nicolle, David (2004). Poitiers 1356: The capture of a king. Oxford, UK: Osprey Publishing. ISBN 1-84176-516-3 
  • Sumption, Jonathan (1999). The Hundred Years War:Trial by Fire. II. Philadelphia: University of Pennsylvania Press. ISBN 0-8122-1655-5 
  • Thompson, James Westfall (1909). The Wars of Religion in France, 1559-1576. Chicago: The University of Chicago Press. https://archive.org/details/warsreligioninf00thomgoog 
  • Topping, Peter (1975). “The Morea, 1311–1364”. In Setton, Kenneth M.; Hazard, Harry W. (eds.). A History of the Crusades, Volume III: The Fourteenth and Fifteenth Centuries. Madison and London: University of Wisconsin Press. pp. 104–140. ISBN 0-299-06670-3 
  • Verbruggen, J. F. (1997). The Art of Warfare in Western Europe During the Middle Ages: From the Eighth Century to 1340 (Second ed.). Woodbridge: The Boydell Press. ISBN 0-85115-570-7 
  • Verbruggen, J. F. (2002). DeVries, Kelly. ed. The Battle of the Golden Spurs (Courtrai, 11 July 1302). Woodbridge: The Boydell Press. ISBN 978-0851158884 
  • Viard, Jules (1937) (フランス語ふらんすご). Les Grandes Chroniques de France. Tome Neuvième. Paris: Société d'histoire de France 
  • Warner, Kathryn (2016). Isabella of France: The Rebel Queen. The Hill, Stroud, Gloucester, UK: Amberley Publishing. ISBN 9781445647401 
  • 下津しもつ清太郎せいたろう『ブルボン近藤こんどう出版しゅっぱんしゃ、1984ねん 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

先代せんだい
ロベール
クレルモンはく
1317ねん - 1327ねん
次代じだい
おうりょう
先代せんだい
シャルル1せい
ラ・マルシュはく
1327ねん - 1341ねん
次代じだい
ジャック1せい
先代せんだい
ブルボンおおやけ
1327ねん - 1341ねん
次代じだい
ピエール1せい
先代せんだい
おうりょう
クレルモンはく
1331ねん - 1341ねん
次代じだい
ピエール1せい