レイクランド大学設立当初は、神学校としての伝統的な教育を行うと同時にリベラル・アーツ教育を行い、多くの学生が牧師を目指して学ぶ大学であった。
しかし19世紀の終わりを迎える頃には、神学を学ぶ学生に留まらず、1898年には当時は珍しかった女子学生を迎え入れるなど、多くの学生にとって自由に学ぶ環境を提供する大学へとなっていった。
ミッション・ハウスの校名は95年間使用されたが、1956年に現在のレイクランド・カレッジに校名を変更し、米国北中部大学認定協会(North Central Association of Colleges and Schools)の認可を受け、純粋なリベラル・アーツ・カレッジとして運営されている。
1991年にはレイクランド大学ジャパン・キャンパスを設立、またドイツ、中華人民共和国、台湾、マレーシア、大韓民国の大学と提携を進め、アフリカのマラウイの学生を呼び寄せ、教員として教育を行い、母国での教育発展に寄与するなど、国際教育に尽力しているという特色も持っている。
キャンパスの広さは約245エーカー(約1km2)で、主に18の建物で構成されている。建物の中でもっとも古い建物は、オールド・メイン・ホール(Old Main Hall)と呼ばれ、1888年に完成した。近年多くの建物が改装され、光ファイバーのネットワークや実験設備などを導入している。
また、メインキャンパス以外に、一般社会人向けに7つの分室を設置している。
大学の所在地であるが、公式カタログやWeb上では、P.O.Box 359 Sheboygan, WI 53082-0359という住所表記になっているが、これは郵便上の私書箱の住所(Postal Address)を示すもので、実際の所在地(Physical Address)はW3718 South Drive Plymouth, WI 53073-4878という表記になる。