ヴィーナス・アンド・マース (アルバム)

『ヴィーナス・アンド・マース』
ウイングスのスタジオ・アルバム
リリース	1975年ねん5月がつ30日にち
録音ろくおん	1974年ねん11月 - 1975年ねん2月がつ
ジャンル	ロック
時間じかん	43分ふん11秒びょう
レーベル	キャピトル・レコード
プロデュース	ポール・マッカートニー
専門せんもん評論ひょうろん家かによるレビュー
	Allmusic link; Robert Christgau B+ link; Rolling Stone (unfavourable) link; George Starostin 13/15;
チャート最高さいこう順位じゅんい
	1位い（イギリス）; 1位い（アメリカ）;
ウイングスアルバム年表ねんぴょう
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『ヴィーナス・アンド・マース』（英語えいご: Venus and Mars）は、1975年ねんに発表はっぴょうされたウイングスのアルバム。：ウイングス名義めいぎとしては、1971年ねんの『ワイルド・ライフ』以来いらい4年ねんぶりとなった。

解説かいせつ[編集へんしゅう]

ジミー・マカロック（ギター）が加入かにゅうし、5人にん体制たいせいで制作せいさくされたウイングス4枚まい目めのアルバム。レコーディング開始かいしから間まもなくジェフ・ブリトン（ドラムス）が脱退だったいし、後任こうにんとしてジョー・イングリッシュが加入かにゅう。主おもにニューオーリンズとロサンゼルスでレコーディングが行おこなわれ、ライブを強つよく意識いしきした構成こうせいになっている。ニューオーリンズでのレコーディングは、アラン・トゥーサンが所有しょゆうするシー・セイント・スタジオで行おこなわれ、トゥーサンもレコーディングにゲスト参加さんかした。

「遥はるか昔むかしのエジプト精神せいしん」ではデニー・レインがリード・ヴォーカルを担当たんとう。「メディシン・ジャー」は、ジミー・マカロックが以前いぜん在籍ざいせきしていたストーン・ザ・クロウズでの同僚どうりょうだったコリン・アレンと、ウイングスに加入かにゅうする前まえに共とも作さくした曲きょくで、マカロックがリード・ヴォーカルを担当たんとうした。

前作ぜんさく『バンド・オン・ザ・ラン』のヒットの勢いきおいを受うけ、本ほん作さくも全ぜん英えい、全米ぜんべいで1位いを記録きろく。アメリカでは予約よやくだけで200万まん枚まいを超こえる大だいヒットとなった。アメリカではその後ご、アルバム・チャートのトップ100圏外けんがいにランク・ダウンするが、翌年よくねんのUSツアーが始はじまると再ふたたび、トップ100圏内けんないにランキングされている。シングル・カットされた「あの娘むすめにおせっかい」も全米ぜんべい1位いのヒットを記録きろくした。