三さん晋すすむ(さんしん)は、戦国せんごく時代じだいの中国ちゅうごくにおける趙ちょう・魏たかし・韓かんの三さん国こくの総称そうしょう。後のちに山西さんせい省しょうの別称べっしょうとなった。
春秋しゅんじゅう時代じだい末期まっき、晋すすむは趙ちょう・魏たかし・韓かんの3国こくに分割ぶんかつされた(三さん家いえ分ぶん晋すすむ)。『戦国せんごく策さく』・『史記しき』・『資し治ち通どおり鑑かん』などでは、この趙ちょう・魏たかし・韓かんの3国こくを晋すすむの後継こうけい国家こっかと見みなし、三さん晋すすむと総称そうしょうしている。
その後ご、三さん晋すすむは地名ちめいとして用もちいられ、趙ちょう・魏たかし・韓かんの故こ地ちを表あらわすようになった。