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人工芝じんこうしば

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人工芝じんこうしば
人工芝じんこうしば(側面そくめん)

人工芝じんこうしば(じんこうしば)はしば形状けいじょう化合かごうぶつつくったもの。スポーツようのスタジアムなどで使用しようするほか個人こじんたくにわようなど様々さまざまなものが製造せいぞう販売はんばいされている。ほんこうではスポーツようのものについてべる。

人工芝じんこうしば種類しゅるい[編集へんしゅう]

競技きょうぎよう人工芝じんこうしば種類しゅるい[編集へんしゅう]

人工芝じんこうしば下地したじぬのもとぬの)とそれにけるしばいと(パイル)で構成こうせいされる。もとぬのしたにクッションとなるアンダーパットをくこともおおい。おなじくクッションようとして珪砂けいしゃやゴムチップ(温度おんど上昇じょうしょう対策たいさくとしても[1])が充填じゅうてんされているものもある。現在げんざい販売はんばいされているのは以下いかのような種類しゅるいである(例外れいがい存在そんざいする)。

ショートパイル人工芝じんこうしば[編集へんしゅう]

最初さいしょ開発かいはつされたのがこれである。別名べつめいに「ノンサンド人工芝じんこうしば[2] みじかめのパイルを使つかい、基本きほんてきには充填じゅうてんざい使用しようしない。クッションとなるパッドをそのしたりつけるものもある。って収納しゅうのうすることができ、スポーツイベント以外いがい使用しよういためないようにできる。あたらしく開発かいはつされたもののなかにはクッションせい向上こうじょうさせるために、特性とくせいちが長短ちょうたん2種類しゅるいのパイルをつかったものもある。しかし、スポーツよう使つか場合ばあいには摩擦まさつはげしく、耐用たいよう年数ねんすうみじかい。そのため、足腰あしこしいためることがおおかった[3]

ロングパイル人工芝じんこうしば[編集へんしゅう]

20世紀せいきまつあらたに開発かいはつされたもので、パイルを従来じゅうらいのものよりながくしてそのあいだ充填じゅうてんざい表面ひょうめんじょうにはえない程度ていどめる。充填じゅうてんざい多層たそう構造こうぞうにするものもある。クッションせいすぐれており天然てんねんしばちか性質せいしつつが、施工しこう手間てまがかかるぶん価格かかくたかい。メンテナンスは充填じゅうてんざいのコンディション維持いじ手間てまかる一方いっぽう初期しょき性能せいのう維持いじしやすいメリットもある。充填じゅうてんざいがあるためることは不可能ふかのう充填じゅうてんざい重量じゅうりょうがあるので収納しゅうのうすることはできない。スポーツイベント以外いがい使用しよううえにシート養生ようじょうをする。サッカー・ラグビーじょう使用しようされるのはもっぱらこちらとなるが、アメリカンフットボールや野球やきゅうじょうでも多用たようされている。

すな人工芝じんこうしば[編集へんしゅう]

ショートパイルみのながさのパイルに珪砂けいしゃ充填じゅうてんしたもの。こちらはすな露出ろしゅつしており、すべりやすい。いわゆる「オムニコート」ともばれ[4]、テニスコートや、フィールドホッケーじょう野球やきゅうじょう一部いちぶなどに使用しようされる。屋外おくがいよう透水とうすいせいたかめたコンクリート(アスファルト)、もとぬの、アンダーパットが使用しようされたものがあり、とく透水とうすいせい人工芝じんこうしば呼称こしょうされる。なおしたには砕石さいせき排水はいすいかんなどもまれる。

競技きょうぎべつ[編集へんしゅう]

野球やきゅうじょう[編集へんしゅう]

1965ねん世界せかいはつのドーム球場きゅうじょうであるアストロドームアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく誕生たんじょうした。高温こうおん多湿たしつくわえて夏場なつば大量たいりょう発生はっせいすることへの対策たいさくだった。当初とうしょ天然てんねんしばのフィールドを採用さいようし、しば育成いくせいのためにとおるひかりせい屋根やね採用さいようしたものの、太陽光たいようこう選手せんしゅのプレーに支障ししょうをきたすため、屋根やねにシートをかぶせるようになった。そのうちにしばれてしまい、1966ねん人工芝じんこうしばされた。この人工芝じんこうしばべいモンサントしゃ開発かいはつで、「アストロターフ」とづけられた。これによりみどりのフィールドでいちねんちゅう、プレーが出来できることになった。このころからアメリカではアメリカンフットボール兼用けんよう円形えんけい野球やきゅうじょう(クッキーカッター)が流行りゅうこうとなり、転換てんかんしやすい人工芝じんこうしば続々ぞくぞく導入どうにゅうされた。また維持いじコストもやすいことから天然てんねんしば野球やきゅうじょう人工芝じんこうしばえられるなど、人工芝じんこうしばは1980年代ねんだいまで、隆盛りゅうせいきわめた。

日本にっぽんでは、1969ねん呉羽くれは化学かがくげんクレハ)によって商品しょうひんされた。そのアメリカの人工芝じんこうしば球場きゅうじょうブームにわせて、後楽園こうらくえん球場きゅうじょう1976ねん)、新設しんせつ横浜よこはまスタジアム1978ねん)、阪急はんきゅう西宮にしのみや球場きゅうじょう1978ねん外野がいやのみ、1990ねんそう人工芝じんこうしば)、新設しんせつ西武せいぶライオンズ球場きゅうじょう1979ねん)、平和へいわだい野球やきゅうじょう1979ねん)、明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅうじょう1980ねんファウルグラウンドのみ、1982ねんそう人工芝じんこうしば)、藤井寺ふじいでら球場きゅうじょう1985ねん外野がいやのみ、1996ねんそう人工芝じんこうしば)、川崎球場かわさききゅうじょう1991ねん)など天然てんねんしば球場きゅうじょう次々つぎつぎ人工芝じんこうしばされた。

ところが、開発かいはつ当初とうしょ人工芝じんこうしば天然てんねんしばのようにしばながくないショートパイルで、スライディングすると火傷かしょう擦過傷さっかしょうったり、クッションがすくないためひざあし負担ふたんがかかった。1980年代ねんだいはいると、透水とうすいせいやクッションせいたかめるため、下層かそうすな散布さんぷもしくは充填じゅうてんしたものが開発かいはつされた(ロングパイル人工芝じんこうしばはしり)。しかし、下地したじがコンクリートやアスファルトであることから依然いぜん選手せんしゅ足腰あしこし負担ふたんがかかるというこえがあがるようになった。

アメリカでは1990年代ねんだいから天然てんねんしばしん古典こてんしき野球やきゅう専用せんよう球場きゅうじょう主流しゅりゅうとなっていった一方いっぽうしば維持いじにかかる経費けいひ多目的たもくてきせい気候きこうめん重視じゅうしする日本にっぽんでは、1990年代ねんだい以降いこう人工芝じんこうしばのドーム球場きゅうじょう次々つぎつぎ建設けんせつされ、地方ちほう球場きゅうじょうでも人工芝じんこうしば球場きゅうじょう増加ぞうかしていった。韓国かんこくKBOリーグではこうしゃくスカイドームだけが人工芝じんこうしばで、球場きゅうじょうでは人工芝じんこうしばだったところも天然てんねんしば変更へんこうしている。

20世紀せいきまつにはパイルを5 - 6cmまでながくしたロングパイル人工芝じんこうしば開発かいはつされた。最初さいしょ実用じつようしたのはカナダのフィールドターフ・ターケットしゃで「フィールドターフ」とづけられ、2000ねんにアメリカのトロピカーナ・フィールド採用さいようされた。ダイヤモンドをのぞ内野ないや部分ぶぶんにし、もプレイ感覚かんかく天然てんねんしば球場きゅうじょうちかづける配慮はいりょがなされた。日本にっぽんでロングパイル人工芝じんこうしば最初さいしょ敷設ふせつしたのは東京とうきょうドーム2002ねん)で、「フィールドターフ」を採用さいようした。

これ以後いご新聞しんぶん記事きじなどに「ハイテク人工芝じんこうしば」という表記ひょうきがしばしばるようになった。ただし「ハイテク」=「新型しんがた」なっており本来ほんらいのハイテクの意味いみとはことなる。ショートパイル人工芝じんこうしばでもしん技術ぎじゅつ使用しようしている場合ばあいには「ハイテク人工芝じんこうしば」と報道ほうどうされているケースもある。その他社たしゃでもロングパイル人工芝じんこうしば開発かいはつされ、様々さまざま野球やきゅうじょう採用さいようされている。こうしたロングパイルがた従来じゅうらい人工芝じんこうしばくらべ、身体しんたいへの負担ふたんかるいなど選手せんしゅからもおおむ好評こうひょうである。また高校こうこう大学だいがく野球やきゅう練習れんしゅうじょうにも導入どうにゅうされている。日本にっぽんではダイヤモンドをのぞ内野ないや部分ぶぶんにすることはほとんどなく、人工芝じんこうしばいろ土色つちいろにしているケースがおおい。

ZOZOマリンスタジアム
グローブライフ・フィールド

2010年代ねんだいになると、より天然てんねんしばちか感覚かんかくの「野球やきゅう専用せんよう人工芝じんこうしば」が登場とうじょうした。日本にっぽんではミズノ・積水化学せきすいかがく共同きょうどう開発かいはつの「エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ」が、2016ねんベルーナドーム(当時とうじ西武せいぶプリンスドーム)採用さいようされた[5]。アメリカではショー・スポーツ・ターフしゃの「ショー・スポーツ・ターフ B1K」が、2019ねんチェイス・フィールド採用さいようされた。

ナショナルリーグでは2006ねんから2018ねんまで人工芝じんこうしば球場きゅうじょうゼロという状況じょうきょうつづき、メジャーリーグ全体ぜんたいでも2010ねんから2018ねんまで人工芝じんこうしば球場きゅうじょうロジャーズ・センター(1989ねん)とトロピカーナ・フィールド(1998ねん)の2球場きゅうじょうだけとなっていた。しかし、チェイス・フィールド(2019ねん)、新設しんせつグローブライフ・フィールド(2020ねん)、ローンデポ・パーク(2020ねん)とつづけにえ、人工芝じんこうしば球場きゅうじょうは5球場きゅうじょうとなっている。このうちロジャーズ・センターのみアストロターフしゃせいの4球場きゅうじょうがショー・スポーツ・ターフしゃせい人工芝じんこうしば採用さいようしている。

ロジャーズ・センター(開閉かいへいしきドーム球場きゅうじょう)、トロピカーナ・フィールド(密閉みっぺいしきドーム球場きゅうじょう)、グローブライフ・フィールド(開閉かいへいしき屋根やねきボールパーク)は当初とうしょから人工芝じんこうしば採用さいようしている。ロジャーズ・センターは天然てんねんしば発表はっぴょうしたものの結局けっきょく頓挫とんざした。チェイス・フィールド(開閉かいへいしき屋根やねきボールパーク)は2019ねんに、ローンデポ・パーク(開閉かいへいしき屋根やねきボールパーク)は2020ねんにそれぞれ天然てんねんしばから人工芝じんこうしば転換てんかんした。チェイス・フィールドは高温こうおんであるため人工芝じんこうしばされ、翌年よくねん新設しんせつされたグローブライフ・フィールドも高温こうおんくわえて多雨たうであるため人工芝じんこうしば採用さいようした。ローンデポ・パークはいちにち4あいだぐらいしか日射ひざしをけることができず、天然てんねんしば手入ていれに長年ながねんなやまされていた。

日本にっぽん野球やきゅう機構きこう(NPB)加盟かめいプロ野球やきゅうチームの本拠地ほんきょち球場きゅうじょうのうち8球場きゅうじょう人工芝じんこうしば球場きゅうじょうで、そのうち4球場きゅうじょうが「エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ」を採用さいようしている。ショートパイルの球場きゅうじょう札幌さっぽろドーム本拠地ほんきょちとしていた北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズが2023ねんよりうち外野がいやそう天然てんねんしばエスコンフィールドHOKKAIDO移転いてんしたことでNPBからは消滅しょうめつした。また、宮城みやぎ球場きゅうじょうでは2005ねんより人工芝じんこうしば導入どうにゅうされていたが、2016ねんシーズンよりうち外野がいやそう天然てんねんしば変更へんこうされた。ただし、ファウルゾーンは人工芝じんこうしばのままである。阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう内野ないや外野がいや天然てんねんしばであるが、いち三塁さんるいがわファウルゾーンの一部いちぶウォーニングゾーン人工芝じんこうしばにしている。

アメリカンフットボールじょう[編集へんしゅう]

エンドゾーンにヘルメットが描画びょうがされたカウボーイズ・スタジアム

アメリカンフットボール競技きょうぎじょうぶしてき問題もんだいおよ競技きょうぎ性質せいしつによりしばいたみやすいため、人工芝じんこうしばおお[6]

NFL一部いちぶのスタジアムで使用しようされており、とくに(野球やきゅう・サッカーなどでの利用りよう想定そうていしない)専用せんようスタジアムで採用さいようされる傾向けいこうつよい。1968ねんよりヒューストン・オイラーズがアストロ・ドームを本拠地ほんきょちとして以来いらい野球やきゅう兼用けんよう中心ちゅうしんにアストロターフがおお採用さいようされたが、2000年代ねんだいはいってからはロングパイルを採用さいようした専用せんようスタジアムに移転いてんする球団きゅうだん目立めだつ。ロングパイルとなってからはラインやエンドゾーン、ロゴなどを着色ちゃくしょくしたもので敷設ふせつしてえがくスタジアムもおおい。

日本にっぽんXリーグ大学だいがくリーグの試合しあい会場かいじょう人工芝じんこうしばにしている会場かいじょうおおい。大阪おおさか長居ながい球技きゅうぎじょうげん:ヨドコウさくらスタジアム)はアメリカンフットボールでの利用りよう想定そうていし、野球やきゅうじょう以外いがいにおける日本にっぽんはつ人工芝じんこうしば球技きゅうぎじょうとして開場かいじょうしたが、現在げんざい後述こうじゅつとおりサッカーなどでの利用りよう前提ぜんてい天然てんねんしば転換てんかんされている。ただし、転換てんかん周囲しゅうい人工芝じんこうしばのスペースを若干じゃっかんのこしており、Xリーグ公式こうしきせんでの利用りよう継続けいぞく一方いっぽう日本にっぽんはつ専用せんようスタジアムであるMKタクシーフィールドエキスポ(きゅうエキスポフラッシュフィールド)もロングパイルがかれている。また、アミノバイタルフィールド神戸こうべ王子おうじスタジアムのようにアメフト仕様しようへの転換てんかん目的もくてきとして人工芝じんこうしばえた競技きょうぎじょう存在そんざいする。さいたまスーパーアリーナではアメフトようしき人工芝じんこうしばをアリーナに敷設ふせつすることができる。

フィールドホッケーじょう[編集へんしゅう]

リバーバンク・アリーナ

1976ねんモントリオールオリンピック天然てんねんしば競技きょうぎじょう調達ちょうたつできなかったため、人工芝じんこうしば採用さいようしたが、天然てんねんしばより球速きゅうそくがり試合しあい展開てんかいもスピードアップしたため、それ以降いこうフィールドホッケー国際こくさい大会たいかいおよ全国ぜんこくレベルの大会たいかい人工芝じんこうしばおこなうことになっている。基本きほんてきにコンクリートかアスファルトのうえ直接ちょくせつくことがおおかったが、ここすうねんとく国際こくさい試合しあいでは、天然てんねんしばちか感触かんしょくにするためと、たまあしはやくなることをまえて、すなりのものか、ショートパイルタイプにゴムクッションなどを装着そうちゃくしたものが原則げんそくとして使用しようされている。2012ねんロンドン五輪ごりん使用しようされたリバーバンク・アリーナは、ポリエチレンファイバーせい青色あおいろ人工芝じんこうしば採用さいようした。青色あおいろ人工芝じんこうしば緑色みどりいろくらべてボールとラインの白色はくしょくとのコントラストが鮮明せんめいになり、テレビ放送ほうそうえがいため、以降いこうおおくの競技きょうぎじょう採用さいようされるようになった[7]

日本にっぽんでは駒沢こまざわオリンピック公園こうえんだい2球技きゅうぎじょう岐阜ぎふけんグリーンスタジアム広島ひろしま広域こういき公園こうえんだい球技きゅうぎじょうなど(かつては長居ながい球技きゅうぎじょうも)が該当がいとうする。

サッカーじょう[編集へんしゅう]

サッカーじょうではながらく導入どうにゅうされていなかったが、ロングパイル人工芝じんこうしば開発かいはつによって練習れんしゅうじょうなどでの人工芝じんこうしば導入どうにゅう各地かくちすすみつつある。そのため近年きんねんでは試合しあい会場かいじょうでも採用さいよううごきがあり、とく冬季とうき積雪せきせつ天然てんねんしばそだちが不充分ふじゅうぶんとされる北欧ほくおうなどでは、ロングパイル人工芝じんこうしば使つかったスタジアムの設置せっち事例じれいがある。2003ねんひらかれたU-17(17さい以下いか世界せかいユース選手権せんしゅけん大会たいかいフィンランド大会たいかい2006ねんAFCアジアユース(U-17)選手権せんしゅけん大会たいかいシンガポールジャラン・ベサール・スタジアムでは人工芝じんこうしば使用しようした会場かいじょう実際じっさい試合しあいおこなわれた。2015 FIFA女子じょしワールドカップカナダ大会たいかいでは人工芝じんこうしばスタジアムで開催かいさいされたが、開催かいさいまえには有力ゆうりょく選手せんしゅが「男女だんじょ差別さべつ」とうった物議ぶつぎかもした[8]。FIFAはロングパイル人工芝じんこうしば審査しんさ承認しょうにん、および格付かくづけをおこなっている。またアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくメジャーリーグサッカー[ちゅう 1] とその実質じっしつてき下部かぶ団体だんたいである北米ほくべいサッカーリーグ (2011-)[ちゅう 1]、およびロシアサッカー・プレミアリーグ[ちゅう 2] では、一部いちぶのスタジアムで人工芝じんこうしばもちいられている。将来しょうらいてきには、みず確保かくほむずかしいためしば育成いくせい困難こんなんとされるアフリカ各地かくちでの普及ふきゅう提唱ていしょうされている。また、前出ぜんしゅつ強化きょうか天然てんねんしば採用さいようする競技きょうぎじょう目立めだつ。

ジャラン・ベサール・スタジアム

イングランドでは、1981ねん当時とうじディビジョン2所属しょぞくだったクイーンズ・パーク・レンジャーズFC本拠地ほんきょちロフタス・ロードにプロクラブとしてはじめて人工芝じんこうしば導入どうにゅうしたが、当時とうじ人工芝じんこうしばでは技術ぎじゅつてき問題もんだいおおく、フットボール・アソシエーションは1995ねんまでにプロリーグにおいて人工芝じんこうしばでの公式こうしきせん禁止きんしした。だが、2014ねんFAカップ人工芝じんこうしば解禁かいきんめており、フットボールリーグ1(3相当そうとう2(4相当そうとうでも解禁かいきん可能かのうせいがあると報道ほうどうされている[9]

日本にっぽん国内こくないでは2000ねん6がつに、Jリーグ川崎かわさきフロンターレ練習れんしゅうじょう麻生あそうグラウンドが、既存きそん天然てんねんしばグラウンドに併設へいせつすることでいちはや導入どうにゅうしている(東京とうきょうドームではこの実績じっせきもとにロングパイル人工芝じんこうしば導入どうにゅうした。)。そののクラブや大学だいがく高校こうこう練習れんしゅうじょうでも続々ぞくぞく採用さいようされている。ただしプロクラブではあくまでも補助ほじょグラウンドとして使つかわれている。現在げんざい日本にっぽんサッカー協会きょうかい天然てんねんしばグラウンドの不足ふそく補完ほかんするため、地域ちいきレベルやユース年代ねんだい大会たいかいであれば人工芝じんこうしば使用しようみとめている。全国ぜんこく規模きぼカテゴリーであるJリーグやJFLではいま許可きょかされていないが、将来しょうらいてきには冬季とうき寒冷かんれいでの試合しあい許可きょかされる可能かのうせいがある。

ヨドコウさくらスタジアムは前出ぜんしゅつとおり、元々もともとアメリカンフットボールやフィールドホッケーなどに利用りようすることを目的もくてきとした人工芝じんこうしば球技きゅうぎじょう(サッカーじょうとしては地域ちいき大会たいかい程度ていどまり)だったが、Jリーグ・セレッソ大阪せれっそおおさか本拠地ほんきょちとしてなど、主要しゅようなサッカー・ラグビー大会たいかい試合しあい会場かいじょうとして利用りようするため、2010ねん人工芝じんこうしば天然てんねんしば置換ちかんした。日本にっぽん主要しゅよう人工芝じんこうしば競技きょうぎじょう天然てんねんしば置換ちかんした最初さいしょれいとなる。

陸上りくじょうトラック全体ぜんたい人工芝じんこうしばおおわれたあじもとスタジアム

陸上りくじょう競技きょうぎじょうおこなわれる場合ばあい、フィールドと陸上りくじょうトラックとのおおきさの関係かんけいじょうタッチライン・ゴールラインの外側そとがわ天然てんねんしばけるスペースがかぎられており、これをおぎなうために外側そとがわ人工芝じんこうしばかれることもおおい。とくにコーナーアーク周辺しゅうへんにはコーナーキック足場あしば確保かくほするためにひろ範囲はんいかれる。範囲はんい自体じたい任意にんい陸上りくじょうトラック全体ぜんたいおおうケースもある。ただ、人工芝じんこうしば天然てんねんしばでは表面ひょうめん特質とくしつちがうため、ラインぎわあしられるおそれがあり、サッカージャーナリストの大住おおすみ良之よしゆき人工芝じんこうしば敷設ふせつ見栄みばえのためのものだとして、国際こくさい規格きかくさだめられたピッチサイズを縮小しゅくしょうするなどして敷設ふせつをやめるようにもとめる意見いけんしている[10]

サッカーから分化ぶんかした競技きょうぎであるフットサルでは、日本にっぽん国内こくないおおくのフットサルコートに人工芝じんこうしば導入どうにゅうされている[11]。ただし、Fリーグなどの公式こうしきせんでは屋内おくないあるいはウレタンせいフロアでしかみとめられておらず、練習れんしゅうあるいはくさレベルでの使用しようせんらである。なお、ブラインドサッカーについてはフットサルコートなど人工芝じんこうしばでも試合しあいおこなわれている。

強烈きょうれつ日差ひざしの天候てんこうには、(天然てんねんしばことなり)人工芝じんこうしば表面ひょうめんねっされ、あしうらがやけど寸前すんぜんになることもあるという[12]

ラグビーじょう[編集へんしゅう]

ラグビーようにロングパイル人工芝じんこうしばでピッチを拡張かくちょうしたスタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ

1999ねんラグビーニュージーランド代表だいひょう「オールブラックス」が練習れんしゅうじょう導入どうにゅうして以来いらい、ロングパイル人工芝じんこうしばのラグビー練習れんしゅうじょう世界せかいてきひろがっている。

国際こくさいラグビー評議ひょうぎかい(IRB、げんワールドラグビー定款ていかんが2004ねん改正かいせいされたさい、「競技きょうぎかんする規定きていだい22じょう人工芝じんこうしば使用しようかんする基準きじゅん」が追加ついかされ、基準きじゅん適合てきごうした人工芝じんこうしばであれば公式こうしきせんでの使用しよう可能かのうになった。香港ほんこんのキングスパークはラグビーじょう3めんすべて人工芝じんこうしばである。

日本にっぽんでは「天然てんねんしば補完ほかんする」という意義いぎした、2005ねんにガイドラインを制定せいていし、現在げんざい関西大学かんさいだいがくラグビーフットボールリーグなど一部いちぶ大学だいがくリーグや社会しゃかいじん地域ちいきリーグなどにおいて人工芝じんこうしば競技きょうぎじょう公式こうしきせんおこなわれている。テストマッチジャパンラグビーリーグワンなど全国ぜんこくレベルの大会たいかい使用しようされる競技きょうぎじょうでの採用さいよう皆無かいむであるが、2019ねんラグビーワールドカップ日本にっぽん大会たいかいでは一部いちぶ競技きょうぎじょう人工芝じんこうしば導入どうにゅうせざるをない状況じょうきょう想定そうていされるため、2015ねんにガイドラインを改定かいていし、国際こくさい試合しあい採用さいようされる見通みとおしである[13]一方いっぽうで、関東かんとう大学だいがくラグビー対抗たいこうせんグループあかりせんを2014ねんより改修かいしゅう工事こうじはいった国立こくりつ霞ヶ丘かすみがおか競技きょうぎじょう陸上りくじょう競技きょうぎじょう代替だいたいとして東京とうきょうドームでの開催かいさい検討けんとうされたが、人工芝じんこうしば改良かいりょうなどの問題もんだいのため断念だんねん秩父宮ちちぶのみやラグビーじょうえた[14]

陸上りくじょう競技きょうぎじょう試合しあいおこな場合ばあい、インゴール部分ぶぶん天然てんねんしばくことが不可能ふかのうなため人工芝じんこうしばいている。また球技きゅうぎじょうにおいてもノエビアスタジアム神戸こうべでは日当ひあたりのわるさからサッカーフィールドの外側そとがわになるインゴール部分ぶぶんはロングパイルにしている。

その競技きょうぎ[編集へんしゅう]

  • テニス
  • スキージャンプ
    • ゆきらない時期じきひらかれるいわゆるサマージャンプの競技きょうぎかいにおいては、ランディングバーンに「ソーメン」とばれる独特どくとく人工芝じんこうしば敷設ふせつして競技きょうぎおこなう。日本にっぽんではブレーキングトラックにもショートパイルが敷設ふせつされるが、欧州おうしゅうではブレーキングトラックは天然てんねんしば主流しゅりゅうである。
  • クリケット
    • クリケットフィールドの中心ちゅうしん位置いちするピッチについては、ボールバウンドの一貫いっかんせいたもつため完全かんぜんたいらな状態じょうたいでなければならず、ショートパイルが使つかわれることがおおい。また、アウトフィールドにもロングパイルがかれる競技きょうぎじょうもある。

くにべつにみる人工芝じんこうしばグラウンド採用さいよう競技きょうぎじょう[編集へんしゅう]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく[編集へんしゅう]

カナダ[編集へんしゅう]

ノルウェー[編集へんしゅう]

大韓民国だいかんみんこく[編集へんしゅう]

朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく[編集へんしゅう]

シンガポール[編集へんしゅう]

カンボジア[編集へんしゅう]

日本にっぽん[編集へんしゅう]

  • 配列はいれつはそれぞれの種類しゅるいごとにきたからみなみ沿う。競技きょうぎじょうめい太字ふとじNPB所属しょぞく球団きゅうだんのフランチャイズ球場きゅうじょう
競技きょうぎじょうめい 現在げんざい採用さいようされている人工芝じんこうしば銘柄めいがら(メーカー) 導入どうにゅうねん
ロングパイル人工芝じんこうしば
ウインドヒルひがし北海道ほっかいどうスタジアム エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ(ミズノ積水樹脂せきすいじゅし 2017ねん
弘前ひろさき運動公園うんどうこうえん野球やきゅうじょう ハイブリッドターフ(住友ゴム工業すみともごむこうぎょう 2016ねん
仙台せんだい市民しみん球場きゅうじょう ハイブリッドターフ 2008ねん
七ヶ浜しちがはまサッカースタジアム ワンダーターフシステム(長谷川はせがわ体育たいいく施設しせつ 2017ねん
福島ふくしま県営けんえいあづま球場きゅうじょう エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ 2019ねん
今市いまいち青少年せいしょうねんスポーツセンターホッケーじょう 2020ねん
高崎たかさきソフトボールじょう 宇津木うつきスタジアム ハイブリッドターフExciting 2019ねん
ZOZOマリンスタジアム エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ 2018ねん
ブリオベッカ浦安うらやす競技きょうぎじょう フィールドターフ 2015ねん
ベルーナドーム エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ-V 2023ねん
ヤクルト戸田とだ球場きゅうじょう ハイブリッドターフExciting 2015ねん
東京とうきょうドーム フィールドターフHD-ST(フィールドターフ・ターケット) 2019ねん
明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅうじょう ハイブリッドターフExciting 2023ねん
駒沢こまざわオリンピック公園こうえん総合そうごう運動うんどうじょうだい球技きゅうぎじょう ドリームターフ(積水樹脂せきすいじゅし 2010ねん
江戸川えどがわ臨海りんかい球技きゅうぎじょうだいいちグラウンド 2012ねん
アミノバイタルフィールド ハイブリッドターフ 2005ねん
富士通ふじつうスタジアム川崎かわさき ハイブリッドターフ 2015ねん
川崎かわさき等々力とどろき球場きゅうじょう 2020ねん
横浜よこはまスタジアム フィールドターフHD 2018ねん
横須賀よこすかスタジアム フィールドターフ 2019ねん
HARD OFF ECOスタジアム新潟にいがた ハイブリッドターフ 2009ねん
長野ながのオリンピックスタジアム アストロピッチSL(アストロ) 2010ねん
富山とやま市民しみん球場きゅうじょうアルペンスタジアム アストロピッチSL PRO(アストロ) 2010ねん
金沢かなざわ市民しみん野球やきゅうじょう エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ 2021ねん
川崎重工かわさきじゅうこうホッケースタジアム ハイブリッドターフ 2005ねん
バンテリンドーム ナゴヤ エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ 2022ねん
京都きょうとたからいけ公園こうえん運動うんどう施設しせつ球技きゅうぎじょう ロングターフ(大成たいせいロテック 2005ねん
グリーンランドみずほホッケーじょう 2015ねん
MKタクシーフィールドエキスポ ハイブリッドターフ 2019ねん
鶴見緑地つるみりょくち球技きゅうぎじょう ハイブリッドターフ 2010ねん
きょうセラドーム大阪おおさか エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ 2018ねん
南港なんこう中央ちゅうおう野球やきゅうじょう フィールドターフ 2020ねん
神戸こうべ王子おうじスタジアム ハイブリッドターフ 2003ねん
広島ひろしま広域こういき公園こうえんだい球技きゅうぎじょう ドリームターフ 2019ねん
福岡ふくおかPayPayドーム フィールドターフHD 2017ねん
タマホーム スタジアム筑後ちくご エムエス・クラフト・ベースボール・ターフ 2016ねん
県営けんえい筑豊ちくほう緑地りょくち野球やきゅうじょう
長崎ながさきビッグNスタジアム フィールドターフ 2005ねん
ショートパイル人工芝じんこうしば
札幌さっぽろドーム グランドターフ(大塚おおつかターフテック 2019ねん
大井おおいホッケー競技きょうぎじょう 2019ねん
貝塚かいづか市立しりつドローン・クリケットフィールド
しんさとホッケーじょう
すな人工芝じんこうしば
シェルコム仙台せんだい 2001ねん
宇都宮うつのみや清原きよはら球場きゅうじょう
大田おおたスタジアム 1995ねん
こまつドーム 1997ねん
天城あまぎドーム 1997ねん
パークドーム熊本くまもと オムニコート(住友ゴム工業すみともごむこうぎょう 2011ねん

問題もんだいてん[編集へんしゅう]

漂流ひょうりゅう漂着ひょうちゃくごみとしてかわからうみ流入りゅうにゅうするプラスチックごみが世界せかいてき問題もんだいとなっている。

ピリカが2018ねん関東かんとう関西かんさいなどの河川かせん港湾こうわん38かしょおこなった調査ちょうさによると、分類ぶんるいできたプラスチックごみのうち、分類ぶんるいべつでは最多さいたの23%が人工芝じんこうしば破片はへんであった[15][16]

デンマークでは、消費しょうひ期限きげんぎた人工芝じんこうしば回収かいしゅうし、再生さいせい人工芝じんこうしばへの製造せいぞうおこなっている企業きぎょうもあり、2018ねん2がつには国際こくさいサッカー連盟れんめい(FIFA)がサッカーじょうにこの再生さいせい人工芝じんこうしば導入どうにゅうしたとの発表はっぴょうおこなっている[17]

人工芝じんこうしば運動うんどう[編集へんしゅう]

英語えいご人工芝じんこうしばを「アストロターフ」(Astro Turf)とぶこともあるが、てんじて、にせ市民しみん運動うんどうくさ運動うんどう)にたいしてもこの単語たんごばれる(正確せいかくにはingがついて「アストロターフィング」)。この場合ばあいの「にせ市民しみん運動うんどう」とは、政党せいとう政治せいじ団体だんたいなどが、既存きそん政党せいとうとは無関係むかんけい市民しみん運動うんどうよそおった組織そしきつくり、その政党せいとうなどの政策せいさく支持しじする「くさ運動うんどう」をさせ、あたかも一般いっぱん市民しみんあいだ政策せいさくへの支持しじ自然しぜんひろまっているかのようなイメージをつくるための自作じさく自演じえん活動かつどうす。なお、バックになにいていない本物ほんものくさ運動うんどうを「グラスルーツ」(Grassroots)とぶ。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ a b これらはアメリカンフットボール兼用けんようするため。実質じっしつてき前身ぜんしん北米ほくべいサッカーリーグ(NASL)時代じだい人工芝じんこうしば球場きゅうじょう本拠地ほんきょちとしたスタジアムがあった
  2. ^ 気候きこう問題もんだいじょう天然てんねんしばそだちにくい地域ちいきがあるため

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 温度おんど上昇じょうしょう抑制よくせいヤーン HPチップ 住友すみともゴムグループ
  2. ^ 人工芝じんこうしば種類しゅるい(KKG<かぶ>)
  3. ^ スポーツ施設しせつ(株)かぶしきがいしゃ施工しこう事例じれい台東たいとうスポーツセンター陸上りくじょう競技きょうぎじょう
  4. ^ 全天候ぜんてんこうがたテニスコート(オムニコート)工事こうじ事例じれい小木曽こぎそ建設けんせつ
  5. ^ 日本にっぽんプロ野球やきゅうかいはつ」! 西武せいぶ野球やきゅう専用せんよう人工芝じんこうしばで8ねんぶりの王座おうざ奪還だっかんへ”. フル・カウント. (2016ねん3がつ3にち). https://full-count.jp/2016/03/03/post26778/ 2017ねん7がつ29にち閲覧えつらん 
  6. ^ muskegon (2005ねん10がつ31にち). “天然てんねんしばがいい?それとも人工芝じんこうしば”. アメスポ・スクウェア. 2015ねん4がつ12にち閲覧えつらん
  7. ^ 今市いまいち青少年せいしょうねんスポーツセンターホッケーじょうがブルーの人工芝じんこうしばに”. MY HOCKEY.JP. (2020ねん4がつ9にち). https://myhockey.jp/news/2020040940495/ 2022ねん8がつ31にち閲覧えつらん 
  8. ^ FIFAふぃふぁ:事務じむ局長きょくちょう無意味むいみ」…女子じょしW杯だぶりゅーはい人工芝じんこうしば差別さべつ」”. 毎日新聞まいにちしんぶん. (2014ねん12月6にち). http://mainichi.jp/sports/news/20141206k0000e050245000c.html 2015ねん3がつ1にち閲覧えつらん 
  9. ^ えい3リーグで人工芝じんこうしばのピッチが復活ふっかつか…すでにFAカップでは使用しよう許可きょか ワールドサッカーキング 2015ねん2がつ20日はつか閲覧えつらん
  10. ^ 大住おおすみ良之よしゆき (2001ねん9がつ12にち). “No.380 安全あんぜん無視むしのピッチがい人工芝じんこうしば”. サッカーのはなしをしよう. 2015ねん12月21にち閲覧えつらん
  11. ^ 菊地きくち芳樹よしきのフットサル用語ようごしゅう フットサルタイムズ 2015ねん2がつ20日はつか閲覧えつらん
  12. ^ 女子じょしWはい】なでしこ、悪条件あくじょうけん歓迎かんげい岩清水いわしみずあつさどんとい!」 - スポーツ報知ほうち、2015ねん7がつ2にち
  13. ^ ロングパイル人工芝じんこうしば導入どうにゅうかんするガイドライン』(PDF)(プレスリリース)公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽんラグビーフットボール協会きょうかい、2015ねん1がつ26にちhttp://www.rugby-japan.jp/about/committee/general/2015/2015manual_turf.pdf 
  14. ^ “ラグビーあかりせん 東京とうきょうドーム開催かいさい断念だんねん秩父宮ちちぶのみや開催かいさいへ”. スポーツニッポン. (2014ねん9がつ6にち). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/09/06/kiji/K20140906008882560.html 
  15. ^ 環境かんきょうベンチャー、海洋かいようプラゴミ調査ちょうさレポートを公開こうかい”. オルタナ (2018ねん10がつ12にち). 2019ねん3がつ4にち閲覧えつらん
  16. ^ 調査ちょうさアルバトロスでえてきた 関東かんとう関西かんさいのマイクロプラスチック問題もんだい”. ソーシャル・イノベーション・ニュース (2018ねん11月19にち). 2019ねん3がつ4にち閲覧えつらん
  17. ^ 安岡やすおか美佳みか (2018ねん10がつ26にち). “デンマークですすむプラスチック使用しよう削減さくげん”. JETRO. 2019ねん3がつ4にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]