仙せんカク

本来ほんらいの表記ひょうきは「仙せん」です。この記事きじに付つけられたページ名めいは技術ぎじゅつ的てきな制限せいげんまたは記事きじ名めいの制約せいやくにより不正確ふせいかくなものとなっています。

大だい大だい将棋しょうぎ・摩ま訶大大だい将棋しょうぎ・泰たい将棋しょうぎでは「仙せん鶴づる」、大局たいきょく将棋しょうぎでは「仙せん」の表記ひょうきを用もちいる。

大だい大だい将棋しょうぎ

成なり駒こま

動うごき

仙せん鶴づる（せんかく）

斜ななめに何なにマスでも動うごけ、後うしろに1マス動うごける。飛とび越こえては行いけない^[2]。

淮鶏の成なり駒こまとしてのみ存在そんざいする。『象棋しょうぎ六ろく種しゅ之の図式ずしき』の説明せつめいでは、「僊鶴」という表記ひょうきもされたとある。

成なり駒こま

動うごき

仙せん鶴づる（せんかく）

前まえと斜ななめに何なにマスでも動うごけ、後うしろに1マス動うごける。飛とび越こえては行いけない^[3]。

淮鶏の成なり駒こまとしてのみ存在そんざいする。

成なり駒こま

動うごき

仙せん

（せんかく）

斜ななめ前まえと横よこと後うしろに何なにマスでも動うごける。飛とび越こえては行いけない。

^ 成なり駒こまは、『象ぞう戯おどけ図式ずしき』では「」、『諸しょ象ぞう戯おどけ図式ずしき』では「」（いずれも「じちょう」）となっている。『象棋しょうぎ六ろく種しゅ之の図式ずしき』では成なり駒こまは仙せん鶴づるであるとし、「もと」に作つくる是ぜは僊鶴を誤あやまれるなり」と注意ちゅうい書がきを加くわえている。
^ 『象ぞう戯おどけ図式ずしき』ではこの動うごきであるが、『諸しょ象ぞう戯おどけ図式ずしき』では前まえと斜ななめに何なにマスでも動うごけ、後うしろに1マス動うごける、『象棋しょうぎ六ろく種しゅ之の図式ずしき』での動うごきは前後ぜんごおよび斜ななめ前まえに何なにマスでも動うごけるとなっている。
^ 『象ぞう戯おどけ図式ずしき』『諸しょ象ぞう戯おどけ図式ずしき』『象棋しょうぎ六ろく種しゅ之の図式ずしき』とも、斜ななめ前まえ、横よこ、後うしろに何なにマスでも動うごけるとなっている（象ぞう戯おどけ図式ずしき、諸しょ象ぞう戯おどけ図式ずしきの淮鶏の動うごく方向ほうこうに何なにマスでも動うごける）。

梅林うめばやし勲いさお・岡野おかの伸しん共著きょうちょ『改訂かいてい版ばん世界せかいの将棋しょうぎ・古代こだいから現代げんだいまで』（将棋しょうぎ天国てんごく社しゃ、2000年ねん）