佐伯さえき喜三郎きさぶろう

佐伯さえき 喜三郎きさぶろう（さえき きさぶろう　1908年ねん - 1939年ねん8月がつ1日にち）は、日本にっぽんの元もとアマチュア野球やきゅう選手せんしゅ。兵庫ひょうご県けん出身しゅっしん。

来歴らいれき・人物じんぶつ

姫路ひめじ中学ちゅうがく（現げん・兵庫ひょうご県立けんりつ姫路ひめじ西高にしこう等とう学校がっこう）から1927年ねんに早稲田大学わせだだいがく専せん門部かとべに進すすみ、野球やきゅうをプレーした。ポジションは三塁手さんるいしゅだった。大学だいがく野球やきゅうで俊足しゅんそくの打者だしゃとして頭角とうかくを現あらわし、1931年ねんには日米にちべい野球やきゅうの全日本ぜんにほん選抜せんばつメンバーに選出せんしゅつされた。1932年ねん度どのリーグ戦せんでは2番ばん打者だしゃとして活躍かつやくし、1番ばん打者だしゃだった三原みはら脩おさむと並ならんで早大そうだい野球やきゅう部ぶ史上しじょう最高さいこうの快かい脚あしコンビと謳うたわれた。

早大そうだい卒業そつぎょう後ご応召おうしょうされ中国ちゅうごくへ従軍じゅうぐん。1939年ねん8月がつ1日にちに北きた支ささえ大名おおな県けん竜王りゅうおう廟びょう鎮で戦死せんしした。享年きょうねん30。

東京とうきょうドーム内うちの野球やきゅう殿堂でんどう博物館はくぶつかんにある戦没せんぼつ野球やきゅう人じんモニュメントに、彼かれの名なが刻きざまれている。