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佐治 孝徳(さじ たかのり、1899年(明治32年)2月20日 - 1953年(昭和28年)4月1日[2])は、昭和時代前期の台湾総督府官僚。台東庁長。
高知県安芸郡奈半利町に生まれる。第四高等学校を経て[4]、1920年(大正9年)東京帝国大学法学部政治科に入学。1923年(大正12年)同大を卒業。在学中の1922年(大正11年)11月[4]に高等試験に合格し、台湾総督府に奉職し台北州属となった[4]。
高雄州警務課長、台北州七星郡守、新竹州内務部地方課長、台湾総督官房審議室勤務、台湾総督府事務官、台湾総督府営林所庶務課長、台北州内務部長、台中州内務部長、台東庁長、台湾総督府専売局参事・専売局庶務課長兼樟脳課長を経て、1942年(昭和17年)7月、台湾総督府専売局長に就任した。
- ^ 「佐治孝徳氏(日本樟脳社長、元台湾総督府専売局長)」『毎日新聞』1953年4月3日、7面。
- ^ a b c 『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、235頁。