充血じゅうけつ

充血じゅうけつ（じゅうけつ、hyperemia）とは病気びょうきやケガ、手術しゅじゅつなど、その他た様々さまざまな要因よういんによって、毛細血管もうさいけっかんなどの末梢まっしょうの血管けっかんが拡張かくちょうして、そこに動脈どうみゃく性せいの血液けつえきの流入りゅうにゅうが増加ぞうかした状態じょうたいを示しめす。広義こうぎには静脈じょうみゃく性せいの血液けつえきが増加ぞうかした状態じょうたいを示しめす鬱血うっけつ（うっけつ、congestion）も定義ていぎに含ふくまれる。その多おおくが可逆かぎゃく性せいであり、原因げんいんがなくなれば消失しょうしつする、また一般いっぱん的てきに臓器ぞうき障害しょうがいは少すくないが、頭痛ずつう、浮腫ふしゅ、出血しゅっけつを起おこすことがある。

眼科がんか分野ぶんや

眼科がんか分野ぶんやにおいては、結膜けつまくが先さきに挙あげた充血じゅうけつの機き序じょにて赤あかくなることを示しめすが、単たんに赤あかいことを充血じゅうけつと表現ひょうげんする人ひともいる。 しかし、結膜けつまくに出血しゅっけつが生しょうじても赤あかくなるので、「結膜けつまくが赤あかいことが充血じゅうけつ」という認識にんしきは間違まちがっている。また充血じゅうけつした部分ぶぶんの温度おんどは高たかい。

外部がいぶリンク

• 目めの事典じてん・目めの疾患しっかん