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全国高等学校女子硬式野球ユース大会(ぜんこくこうとうがっこう じょしこうしきやきゅうユースたいかい)は、全国高等学校女子硬式野球連盟の主催[1]で毎年8月下旬に岐阜県および愛知県などで行われる、女子高校野球の全国大会である。
第1回大会は「全日本女子硬式野球ユース選手権大会」、2016年の第7回大会までは、「全国女子硬式野球ユース選手権大会」として行われており、関東女子硬式野球連盟の主催[2]する高校生・中学生年代の女子野球大会で、全国のクラブチーム・中学生チーム・高校生チームが参加資格を持っていた。
2010年(第1回)から埼玉県加須市、栃木県佐野市で開催し、2021年(第12回)から愛知県へ移管。2022年(第13回)から岐阜県も開催地に加えられた。
- ベンチ入り選手は11名 - 25名。選手および監督・コーチの背番号は1 - 99(自由制)。
- 使用球はミズノ製。
- 試合は7回制で、同点の場合はタイブレーク(無死一・二塁)を適用する。準決勝・決勝では9回まで延長でき、終了時点で同点の場合はタイブレークを行う。
- 5回終了以降で7点差以上ある場合は、点差コールドとする。ただし、準決勝・決勝戦はコールドゲームを適用しない。
- 水分摂取によるタイムはカウントしない。
「全日本女子硬式野球ユース選手権大会」(第1回)、「全国女子硬式野球ユース選手権大会」(第2回-第7回)
回 |
開催年 |
優勝 |
結果 |
準優勝 |
ベスト4 |
チーム
|
1 |
2010年 |
メタルテック香港(日本・香港) |
2 - 0 (延12回) |
駒沢学園高校(東京) |
東関東LSL、オール京急 |
18
|
2 |
2011年 |
花咲徳栄高校(埼玉) |
1 - 0 (延9回) |
オレンジレディース(埼玉) |
JAPAN EAST、ALL SAKAE |
24
|
3 |
2012年 |
蒲田女子高校(埼玉) |
4 - 2 |
蒲女シーガルズ(東京) |
花咲徳栄高校、蒲女アルバトロス |
24
|
4 |
2013年 |
チームトクハル(埼玉) |
2 - 1 |
蒲田女子高校(東京) |
3位:開志学園高校、4位:福知山成美高校 |
24
|
5 |
2014年 |
福知山成美高校(京都) |
4 - 0 |
駒沢学園女子高校(東京) |
3位:LSL、4位:モンスターL |
24
|
6 |
2015年 |
横浜隼人高校(神奈川) |
10 - 0 |
京都外大西高校(京都) |
蒲田女子高校、花咲徳栄高校 |
24
|
7 |
2016年 |
神戸弘陵学園高校(兵庫) |
2 - 1 |
履正社高校(大阪) |
至学館高校、開志学園高校 |
18
|
「全国高等学校女子硬式野球ユース大会」(第8回~)
回 |
開催年 |
優勝 |
結果 |
準優勝 |
ベスト4 |
チーム
|
8 |
2017年 |
神戸弘陵(兵庫) |
4 - 0 |
至学館(愛知) |
花咲徳栄、横浜隼人 |
20
|
9 |
2018年 |
神戸弘陵(兵庫) |
6 - 1 |
岐阜第一(岐阜) |
札幌新陽、工大福井 |
21[3]
|
10 |
2019年 |
工大福井(福井) |
1 - 0 |
クラーク仙台(宮城) |
秀明八千代、福知山成美 |
24
|
11 |
2020年 |
中止[4]
|
12 |
2021年 |
神戸弘陵(兵庫) |
3 - 0 |
福知山成美(京都) |
作新学院、秀明八千代 |
31
|
13 |
2022年 |
神戸弘陵(兵庫) |
5 - 0 |
花巻東(岩手) |
履正社、岡山学芸館 |
44
|
14 |
2023年 |
クラーク仙台(宮城) |
4 - 1 (延8回) |
工大福井(福井) |
岐阜第一、蒼開 |
52
|
15 |
2024年 |
クラーク仙台(宮城) |
1 - 0 |
神戸弘陵(兵庫) |
横浜隼人、福知山成美 |
56
|
高等学校のみの一覧である。(2023年大会の終了時点。)
- 過去(2022年まで)の出場校
出場校 |
都道府県 |
出場 |
優勝 |
準優勝 |
備考
|
ひろおがくえんこいしがわ広尾学園小石川 |
13東京都 |
2回 |
0回 |
0回 |
(旧:村田女子)
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主要大会 |
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統括組織 | |
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関連項目 | |
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