内陸ないりく

内陸ないりく（ないりく、英えい: Endorheic）は、海岸かいがんから遠とおく離はなれた場所ばしょのこと。

概要がいよう

世界せかいの内陸ないりく国こく

場所ばしょが地政学ちせいがく的てきな県けん、地方ちほう、国くになど範囲はんいや領域りょういきを指さす場合ばあい、その領域りょういきが海岸かいがんを持もたない場合ばあいに内陸ないりく県けん、内陸ないりく地方ちほう、内陸ないりく国こくなどと呼よぶ。その領域りょういきが「陸地りくちに囲かこまれている」海岸かいがんの地形ちけい自体じたいを表あらわすとき、内海うつみ、内湾ないわんなどと呼よばれる。英えい: Landlocked , Inland などの語かたりも使つかわれる。

一般いっぱんに水系すいけいは海うみや内海うつみとつながって流域りゅういきを形成けいせいするが、特殊とくしゅな地形ちけい条件じょうけんにより海うみと接続せつぞくしない流域りゅういきもあり、これを内陸ないりく流域りゅういき（英えい: Endorheic basin）という。日本にっぽんでは火口湖かこうこ、堰せき止とめ湖みずうみの周囲しゅういなどのごく一部いちぶで見みられるなど）が、世界せかいの大陸たいりくでは内陸ないりくが大おおきく広ひろがるため、乾燥かんそう地帯ちたいの盆地ぼんちなど広範囲こうはんいに見みられる。

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