円えん唇くちびる後ご舌した広こう母音ぼいん(えんしん・あとじた・ひろぼいん)は母音ぼいんの種類しゅるいの一ひとつで、基本きほん母音ぼいんの第だい13番ばん。開ひらけ後ご舌した円えん唇くちびる母音ぼいん(かい・あとじた・えんしんぼいん)ともいう。国際こくさい音声おんせい記号きごうでは [ɒ] と書かく。
非ひ円えん唇くちびる後ご舌した広こう母音ぼいん [ɑ] の舌したの形かたちで唇くちびるを丸まるめた円えん唇くちびる母音ぼいんで発音はつおんしたもの。舌したの最もっとも高たかい位置いちが最もっとも後うしろにある後こう舌した母音ぼいんであり、舌したが最もっとも上うえあごから離はなれた広こう母音ぼいんである。