劉りゅう恢 (城陽じょうよう王おう)

劉りゅう 恢（りゅう かい）は、紀元前きげんぜん1世紀せいき、古代こだい中国ちゅうごくの前漢ぜんかん時代じだいの城陽じょうよう王おうである。生年せいねん不明ふめい、没年ぼつねんは永光ながみつ元年がんねん（紀元前きげんぜん43年ねん）。死後しご戴王（たいおう）と諡おくりなされた。

父ちちは城陽じょうよう王おうの荒あら王おう劉りゅう順じゅん。子こに劉りゅう景けい、劉りゅう玄げん、劉りゅう音おと、劉りゅう嗣、劉りゅう遷がいた。

父ちちの死後しご、甘露かんろ3年ねん（紀元前きげんぜん51年ねん）に城陽じょうよう王おうを嗣ついだ。8年ねん後ごの永光ながみつ元年がんねん（紀元前きげんぜん43年ねん）に死しに、子この劉りゅう景けいが後ごを嗣ついだ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 班はん固かた著しる、『漢書かんしょ』。
  • 中央ちゅうおう研究けんきゅう院いん・歴史れきし語ご言げん研究所けんきゅうじょ「漢籍かんせき電子でんし文献ぶんけん資料しりょう庫こ」。
  • 小竹こだけ武夫たけお訳わけ『漢書かんしょ』1から8、筑摩書房ちくましょぼう、ちくま学芸がくげい文庫ぶんこ、1998年ねん。