労働ろうどう対象たいしょう

労働ろうどう対象たいしょう（ろうどうたいしょう）とは、経済けいざい学がく用語ようごの一ひとつ。これは労働ろうどう過程かていにおいて、人間にんげんが働はたらきかけることで変化へんかを与あたえるような対象たいしょうのこと。原材料げんざいりょう、土地とち、樹木じゅもく、鉱石こうせきなどが労働ろうどう対象たいしょうに当あてはまる。マルクス経済けいざい学がくにおいては、資本しほん主義しゅぎ社会しゃかいの資本しほん家かは労働ろうどう対象たいしょう・労働ろうどう手段しゅだんを購入こうにゅうし、これらを雇用こようされた労働ろうどう者しゃが使用しようすることで商品しょうひんを生産せいさん・販売はんばいしていき、この過程かていによって資本しほん家かは利潤りじゅんを得えている。