北きたイングランド

赤あかい地域ちいきは北きたイングランドの範囲はんい

北きたイングランド（きたイングランド、Northern England）は、イングランドの北部ほくぶを指さす。通常つうじょう、北きたイングランドはノース・イースト・イングランド、ノース・ウェスト・イングランド、ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバー三みっつのリージョンを含ふくめる。2011年ねんの国勢調査こくせいちょうさによると、北きたイングランドの面積めんせきは37,331 km² (14,414平方へいほうマイル)、人口じんこうは約やく1490万まん人にん、17のシティを含ふくむ。

北きたイングランドは産業さんぎょう革命かくめい始はじまりの地ちであり、主おもな産業さんぎょうは重工業じゅうこうぎょうだった。20世紀せいき後半こうはんの製造せいぞう業ぎょう不ふ況きょうは北きたイングランドに大おおきなダメージを与あたえた。そのため、北きたイングランドの所得しょとく水準すいじゅんは南みなみイングランドより低ひくい。近年きんねん、都市とし再さい開発かいはつの経済けいざいのサービス業ぎょう化かで北きたイングランドの経済けいざいは大おおきく成長せいちょうしたが、それでも南みなみイングランドより遅おくれている。

2006年ねんの調査ちょうさによると、北きたイングランド9割わりの人口じんこうはリバプール、セントラル・ランカシャー、マンチェスター、シェフィールド、リーズ、ハンバーサイド、ティス・バレー、タイン・アンド・ウィアに集中しゅうちゅうした。2011年ねんの国勢調査こくせいちょうさによると、北きたイングランド86%の人口じんこうは都市とし部ぶに居住きょじゅうし、イングランド全体ぜんたいの82%より高たかい。