北陸鉄道ほくりくてつどう石川線いしかわせん

石川線いしかわせん
石川いしかわ線せんを走行そうこうする7700系けい電車でんしゃ （2022年ねん7月がつ 井口いぐち駅えき - 道法寺どうほうじ駅えき間あいだ）
概要がいよう
起おこり終点しゅうてん	起点きてん：野の町まち駅えき 終点しゅうてん：鶴来つるぎ駅えき
駅えき数すう	17駅えき
路線ろせん記号きごう	I
運営うんえい
開業かいぎょう	1915年ねん6月がつ22日にち (1915-06-22)（石川いしかわ電気でんき鉄道てつどう）
所有しょゆう者しゃ	金野こんの軌道きどう→金野こんの鉄道てつどう→金沢かなざわ電気でんき軌道きどう+（石川いしかわ電気でんき鉄道てつどう→）石川いしかわ鉄道てつどう→金沢かなざわ電気でんき軌道きどう+金きむ名めい鉄道てつどう（鶴来つるぎ-加賀一かがいちの宮みや）→金沢かなざわ電気でんき軌道きどう→北陸ほくりく合同ごうどう電気でんき→北陸鉄道ほくりくてつどう（旧きゅう）→北陸鉄道ほくりくてつどう
使用しよう車両しゃりょう	車両しゃりょうを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん総そう延長えんちょう	13.8 km (8.6 mi)
軌間きかん	1,067 mm (3 ft 6 in)
過去かこの軌間きかん	890 mm (2 ft 11 in) （金野こんの軌道きどう） 762 mm (2 ft 6 in)（石川いしかわ電気でんき鉄道てつどう）
電化でんか	直流ちょくりゅう600 V 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき
運行うんこう速度そくど	最高さいこう 70 km/h
路線ろせん図ず

停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん

凡例はんれい 0.8 白菊しらぎく町まち駅えき -1972 金沢かなざわ市内しない線せん -1967 0.0 I01 野の町まち駅えき ／野の町まち駅前えきまえ停留所ていりゅうじょ 松金線まつかねせん -1944 1.0 I02 西泉にしいずみ駅えき IRいしかわ鉄道てつどう：IRいしかわ鉄道てつどう線せん 2.1 I03 新西しんにし金沢かなざわ駅えき ／左ひだり：西金沢にしかなざわ駅えき 3.4 I04 押野おしの駅えき 松金線まつかねせん -1944 4.0 I05 野々市ののいち駅えき 松金線まつかねせん -1955 4.5 I06 野々市工大前ののいちこうだいまえ駅えき 5.5 I07 馬替まがえ駅えき 6.1 I08 額住宅前ぬかじゅうたくまえ駅えき 6.8 I09 乙丸おとまる駅えき 7.1 三十苅さんじゅうがり駅えき -1946? 8.2 I10 四よん十じゅう万まん駅えき 8.8 I11 陽ひ羽里はさと駅えき 9.3 I12 曽谷そたに駅えき 9.9 I13 道法寺どうほうじ駅えき 10.7 I14 井口いぐち駅えき 11.4 I15 小柳こやなぎ駅えき 12.1 I16 日御子ひのみこ駅えき 12.7 月橋つきはし駅えき -1946? 13.8 I17 鶴来つるぎ駅えき 能美線のみせん -1980 14.6 中鶴来なかつるぎ駅えき -2009 15.9 加賀一かがいちの宮みや駅えき -2009 金名線きんめいせん -1987

石川線いしかわせん（いしかわせん）は、石川いしかわ県けん金沢かなざわ市しの野の町まち駅えきから同どう県けん白山はくさん市しの鶴来つるぎ駅えき間あいだを結むすぶ北陸鉄道ほくりくてつどうの鉄道てつどう路線ろせん。

かつては、鶴来つるぎ駅えきで分岐ぶんきしていた能美線のみせんや加賀一かがいちの宮みや駅えき以南いなんの金名線きんめいせんと直通ちょくつう運転うんてんを行おこない、3線せんをまとめて石川いしかわ総そう線せんと呼よんでいたが、その名残なごりで、能美のみ線せんと金名線きんめいせんが1980年代ねんだいに廃止はいしされた後のちも石川いしかわ線せんのことを指さして「石川いしかわ総そう線せん」と言いうことがある。なお、野の町まち駅前えきまえに乗のり入いれる北陸鉄道ほくりくてつどうの路線ろせんバスでは「鶴来つるぎ方面ほうめん電車でんしゃ」と案内あんないされる。

またかつて石川線いしかわせんは白菊しらぎく町まち駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだを結むすぶ路線ろせんであったが、白菊しらぎく町まち駅えき - 野の町まち駅えき間あいだが1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）9月がつ20日はつかに、鶴来つるぎ駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだが2009年ねん（平成へいせい21年ねん）11月1日にちに廃止はいしされた。後者こうしゃの廃止はいし区間くかん内ないは加賀かが白山はくさんバス（現在げんざいの北きた鉄てつ白山はくさんバス）が運行うんこうする既存きそんの瀬せ女おんな行いきの路線ろせんバスで代替だいたいしている。

路線ろせんデータ

• 路線ろせん距離きょり（営業えいぎょうキロ）：13.8km
• 軌間きかん：1067mm
• 駅えき数すう：17駅えき（起おこり終点しゅうてん駅えき含ふくむ）
• 複線ふくせん区間くかん：なし（全線ぜんせん単線たんせん）
• 電化でんか区間くかん：全線ぜんせん（直流ちょくりゅう600V）
• 閉塞へいそく方式ほうしき：自動じどう閉塞へいそく式しき
• 最高さいこう速度そくど：70km/h

歴史れきし

石川いしかわ鉄道てつどう

石川いしかわ鉄道てつどう

白山はくさん地域ちいきは木材もくざいや木炭もくたん、たばこなどの産地さんちであり、貨物かもつの需要じゅようが見込みこめることから、1912年ねん8月がつ予備よび役やく陸軍りくぐん工兵こうへい大尉たいいの木尾きお久雄ひさおら8人にんにより金沢かなざわ市街しがい六ろく斗と林りんから鶴来つるぎ町まちを結むすぶ軌間きかん1067mm電気でんき鉄道てつどう敷設ふせつを出願しゅつがんし、1913年ねん4月がつ鉄道てつどう敷設ふせつの許可きょかが下おりた。この計画けいかくには才ざい賀が電機でんき商会しょうかいの才ざい賀が藤吉とうきちも参加さんかしており、技術ぎじゅつ供与きょうよや資金しきん提供ていきょうなどが期待きたいされていた。

ところが才ざい賀が電機でんき商会しょうかいの破綻はたんにより才ざい賀が関係かんけい者しゃが手てを引ひき資金しきんの目処めどがたたなくなった。急遽きゅうきょ他たの出資しゅっしをもとめた結果けっか、愛知あいち県けんの建設けんせつ業ぎょう栗田くりた末松すえまつ（栗田くりた組ぐみ）が参加さんかすることとなり、株式かぶしきの過半かはんは栗田くりた関係かんけい者しゃがもち、社長しゃちょうも愛知あいち県けん在住ざいじゅうの笹原ささはら辰太郎たつたろうが就任しゅうにんし、1914年ねん石川いしかわ電気でんき鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃが設立せつりつされた。

その間あいだには鉄道てつどう用地ようちの買収ばいしゅう難なん、野々市ののいち村むらの路線ろせん誘致ゆうち運動うんどうや松まつ金きん馬車ばしゃ鉄道てつどうと並行へいこう線せん問題もんだいがおこり、路線ろせんの経路けいろは二に転てん三さん転てんしたが最終さいしゅう的てきに国鉄こくてつ野々市ののいち駅えき（現在げんざいの西金沢にしかなざわ駅えき）に接続せつぞくするように変更へんこうした。また不ふ況きょうの影響えいきょうと資材しざいの高騰こうとうから軌間きかん1067mmと電化でんかは断念だんねんし、軌間きかん762mm蒸気じょうき機関きかん車しゃによる方式ほうしきにあらため、1915年ねん6月がつに中古ちゅうこの蒸気じょうき機関きかん車しゃ3両りょう、日本にっぽん車輌しゃりょうの新しん製せいの客車きゃくしゃ4両りょうと貨車かしゃ6両りょうで新しん野々市ののいち駅えき（現在げんざいの新西しんにし金沢かなざわ駅えき） - 鶴来つるぎ駅えき間あいだを開業かいぎょうし社名しゃめいを石川いしかわ鉄道てつどうと改あらためた。

1921年ねん10月がつに金沢かなざわ電気でんき軌道きどうが石川いしかわ鉄道てつどうを買収ばいしゅうしようとする計画けいかくが表面ひょうめん化かした。ちょうど金沢かなざわ電気でんき軌道きどうが金野こんの鉄道てつどうを合併がっぺいし電化でんか改良かいりょう工事こうじをしており、石川いしかわ鉄道てつどうを加くわえれば金沢かなざわ市し南部なんぶの物資ぶっしを金沢かなざわ市しに移送いそうすることができる。また交通こうつう機関きかんの統一とういつのため石川いしかわ県知事けんちじや鉄道てつどう省しょうは合併がっぺい容認ようにんの意向いこうを示しめしていた。県内けんない株主かぶぬし達たちはようやく経営けいえいが安定あんていしたところで売却ばいきゃくされることに反発はんぱつしたが、栗田くりたをはじめとする愛知あいち在住ざいじゅうの大だい株主かぶぬし達たちは株式かぶしきを金沢かなざわ電気でんき軌道きどうに譲渡じょうとすることとなり、1923年ねんに合併がっぺいが決きまった。

輸送ゆそう収支しゅうし実績じっせき（石川いしかわ鉄道てつどう）

年度ねんど	輸送ゆそう人員じんいん（人ひと）	貨物かもつ量りょう（トン）	営業えいぎょう収入しゅうにゅう（円えん）	営業えいぎょう費ひ（円えん）	営業えいぎょう益金えききん（円えん）	その他た損金そんきん（円えん）	支払しはらい利子りし（円えん）	政府せいふ補助ほじょ金きん（円えん）
1915	80,675	1,192	7,787	4,987	2,800
1916	130,173	9,105	18,494	16,031	2,463		257
1917	153,255	10,696	26,632	23,006	3,626	雑ざつ損金そんきん813	4,018	4,554
1918	165,936	16,365	36,519	31,217	5,302	雑ざつ損金そんきん862政府せいふ補助ほじょ金きん返納へんのう872	3,788	4,363
1919	204,052	20,105	59,237	41,587	17,650	政府せいふ補助ほじょ金きん返納へんのう604	4,845	977
1920	207,196	20,629	77,954	45,505	32,449	雑ざつ損金そんきん38	9,835
1921	228,874	19,544	76,377	42,522	33,855
1922	281,380	23,796	91,180	43,313	47,867

• 鉄道てつどう院いん鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう省しょう鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう各かく年度ねんど版ばん

金野こんの軌道きどう（きんやきどう）

1913年ねん国鉄こくてつ野々市ののいち駅えき（現在げんざいの西金沢にしかなざわ駅えき）から犀川さいがわ南岸なんがんを結むすぶ貨物かもつ輸送ゆそうを目的もくてきとした馬車ばしゃ軌道きどうを金石かねいし馬車ばしゃ鉄道てつどう（金石かねいし電気でんき鉄道てつどう）の社長しゃちょうであった横山よこやま俊しゅん二郎じろうが個人こじんで軌道きどう条例じょうれいに基もとづき出願しゅつがんした。8月に特許とっきょを取得しゅとくしたが、鉄道てつどう用地ようち取得しゅとくに手間取てまどり、1915年ねん3月がつになって工事こうじ着手ちゃくしゅ、野々市ののいち駅えきから野の町まちまでの区間くかんが竣工しゅんこうし1916年ねん1月がつ営業えいぎょうを開始かいしした。しかしその後ごも工事こうじは遅々ちちとして進すすまず結局けっきょく終点しゅうてんを犀川さいがわ南岸なんがんから白菊しらぎく町まちに短縮たんしゅくして、1916年ねん8月がつになり新しん野々市ののいち - 野の町まち - 西金沢にしかなざわ（後ごの白菊しらぎく町まち駅えき）が全通ぜんつうした。なお1916年ねんに個人こじんから会社かいしゃ組織そしきにし金野こんの軌道きどう株式会社かぶしきがいしゃになったが、横山よこやま家かで全ぜん株式かぶしきの過半かはんをしめていた。その後ご馬車ばしゃ鉄道てつどうは既すでに時代遅じだいおくれであることから1919年ねん4月がつに蒸気じょうき鉄道てつどうに変更へんこうすることに決定けってい。社名しゃめいを金野こんの鉄道てつどうに変更へんこうし、資本しほん金きんを20万まん円えんにしたが、実現じつげんしないまま1920年ねん7月がつ金沢かなざわ電気でんき軌道きどうに合併がっぺいされた。

輸送ゆそう収支しゅうし実績じっせき（金野こんの軌道きどう）

年度ねんど	輸送ゆそう人員じんいん（人ひと）	貨物かもつ量りょう（トン）	営業えいぎょう収入しゅうにゅう（円えん）	営業えいぎょう費ひ（円えん）	営業えいぎょう益金えききん（円えん）	客車きゃくしゃ	貨車かしゃ
1916	55,601	174	3,294	2,739	555	4	2
1917	66,783	522	4,082	3,193	889	5	2
1918	82,750	2,540	5,789	4,964	825	5	2
1919	99,200	3,767	7,612	9,636	▲ 2,024	5	2
1920	42,178		3,914	4,486	▲ 572
1920	35,208		2,768	2,923	▲ 155	3
1921	5,762		507	1,007	▲ 500	4

• 鉄道てつどう院いん鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう、鉄道てつどう省しょう鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう各かく年度ねんど版ばん
• 1920年度ねんど途中とちゅうから馬力ばりきのまま金沢かなざわ電気でんき軌道きどうと合併がっぺい。1922年度ねんど馬力ばりき廃止はいし

年表ねんぴょう

• 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）4月がつ22日にち - 石川いしかわ電気でんき鉄道てつどうに対たいし鉄道てつどう免許めんきょ状じょう下付かふ（金沢かなざわ市し六ろく斗と林りん-鶴来つるぎ町まち間あいだ 軌間きかん1067mm 動力どうりょく電気でんき）。
• 1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）
  • 6月22日にち - 石川いしかわ電気でんき鉄道てつどうが新しん野々市ののいち駅えき（現在げんざいの新西しんにし金沢かなざわ駅えき） - 鶴来つるぎ駅えき間あいだ（762mm軌間きかん・蒸気じょうき動力どうりょく）を開業かいぎょう。
  • 6月30日にち - 石川いしかわ電気でんき鉄道てつどうが石川いしかわ鉄道てつどうに改称かいしょう。
• 1916年ねん（大正たいしょう5年ねん）
  • 1月がつ14日にち - 金野こんの軌道きどうが野の町まち駅えき - 新しん野々市ののいち駅えき間あいだ（890mm軌間きかん・馬力ばりき）を開業かいぎょう。
  • 8月がつ30日にち - 金野こんの軌道きどうが西金沢にしかなざわ駅えき（後ごの白菊しらぎく町まち駅えき） - 野の町まち駅えき間あいだを開業かいぎょう。
  • 12月1日にち - 石川いしかわ鉄道てつどうが野々市ののいち連絡れんらく駅えき（現在げんざいの野々市ののいち駅えき）開業かいぎょう。
• 1919年ねん（大正たいしょう8年ねん）8月がつ18日にち - 金野こんの軌道きどうが金野こんの鉄道てつどうに改称かいしょう。
• 1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）
  • 3月1日にち - 石川いしかわ鉄道てつどうが野々市ののいち連絡れんらく駅えき - 大額おおぬか駅えき（現在げんざいの額住宅前ぬかじゅうたくまえ駅えき）間あいだの上うえ野々市ののいち駅えき（初代しょだい）廃止はいし。
  • 3月15日にち - 石川いしかわ鉄道てつどうが野々市ののいち連絡れんらく駅えきを上うえ野々市ののいち駅えき（2代だい）に改称かいしょう。
  • 7月がつ15日にち - 金沢かなざわ電気でんき軌道きどうが金野こんの鉄道てつどうを合併がっぺい。
• 1921年ねん（大正たいしょう10年ねん）8月がつ1日にち - 石川いしかわ鉄道てつどうが新しん野々市ののいち駅えき - 鶴来つるぎ駅えき間あいだを1067mmに改あらため軌、直流ちょくりゅう600V電化でんか。
• 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）10月1日にち - 金沢かなざわ電気でんき軌道きどうが西金沢にしかなざわ駅えき - 新しん野々市ののいち駅えき間あいだの軌道きどう線せん（元もとの金野こんの軌道きどう線せん）を廃止はいしし、1067mmに改あらため軌・電化でんかして地方ちほう鉄道てつどう線せんとして開業かいぎょう、石川いしかわ鉄道てつどう線せんと直通ちょくつう運転うんてんを開始かいし。
• 1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）5月1日にち - 金沢かなざわ電気でんき軌道きどうが石川いしかわ鉄道てつどうを買収ばいしゅう。
• 1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）
  • 5月1日にち - 西金沢にしかなざわ駅えきを白菊しらぎく町まち駅えきに改称かいしょう。
  • 9月5日にち - 日御子ひのみこ駅えき開業かいぎょう。
• 1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）2月がつ10日とおか - 新しん野々市ののいち駅えきを新西しんにし金沢かなざわ駅えきに、上うえ野々市ののいち駅えき（2代だい）を野々市ののいち駅えきに改称かいしょう。
• 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）
  • 8月がつ17日にち - 三十苅さんじゅうがり駅えき開業かいぎょう。
  • 12月28日にち - 金きむ名めい鉄道てつどう（きんめいてつどう）が鶴来つるぎ駅えき - 神かみ社前やしろまえ駅えき（後ごの加賀一かがいちの宮みや駅えき）間あいだ（1067mm軌間きかん・蒸気じょうき動力どうりょく）を開業かいぎょう。
• 1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）
  • 3月11日にち - 金きむ名めい鉄道てつどうが鶴来つるぎ駅えき - 神かみ社前やしろまえ駅えき間あいだを金沢かなざわ電気でんき軌道きどうに譲渡じょうと。
  • 9月14日にち - 鶴来つるぎ駅えき - 神社じんじゃ駅えき間あいだを電化でんか。
• 1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）8月がつ11日にち - 上うえ野々市ののいち駅えき（3代だい、現在げんざいの野々市工大前ののいちこうだいまえ駅えき）開業かいぎょう。
• 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）12月1日にち - 西泉にしいずみ駅えき開業かいぎょう。
• 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）3月2日にち - 粟田あわた駅えき（現在げんざいの乙丸おとまる駅えき）開業かいぎょう。
• 1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）
  • 8月がつ1日にち - 井口いぐち駅えき開業かいぎょう。
  • 12月8日にち - 神かみ社前やしろまえ駅えきを加賀一かがいちの宮みや駅えきに改称かいしょう。
• 1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）8月がつ1日にち - 北陸ほくりく合同ごうどう電気でんき（現在げんざいの北陸電力ほくりくでんりょく）設立せつりつ。金沢かなざわ電気でんき軌道きどうを合併がっぺい。
• 1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）3月26日にち - 北陸ほくりく合同ごうどう電気でんきから交通こうつう部門ぶもんを分離ぶんりして（旧きゅう）北陸鉄道ほくりくてつどうを設立せつりつ。
• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）
  • 2月がつ1日にち - 馬替まがえ駅えき開業かいぎょう。
  • 10月13日にち - （旧きゅう）北陸鉄道ほくりくてつどう・金石かねいし電気でんき鉄道てつどう・温泉おんせん電でん軌・金きむ名めい鉄道てつどう・能登のと鉄道てつどうほかが合併がっぺいして北陸鉄道ほくりくてつどう設立せつりつ。同社どうしゃの石川いしかわ線せんとなる。
• 1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）10月23日にち - 松金線まつかねせん野の町まち駅えき - 野々市ののいち駅えき間あいだ廃止はいしに伴ともない松金線まつかねせんとの直通ちょくつう運転うんてんを開始かいし。
• 1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）以降いこう - 粟田あわた駅えき - 四十万しじま駅えき間あいだの三十苅さんじゅうがり駅えき、日御子ひのみこ駅えき - 鶴来つるぎ駅えき間あいだの月橋つきはし駅えき廃止はいし。
• 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）6月2日にち - 能美のみ線せんとの直通ちょくつう運転うんてんを開始かいし。
• 1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）
  • 4月がつ以前いぜん - 粟田あわた駅えきを乙丸おとまる駅えきに改称かいしょう。
  • 4月がつ11日にち - 上うえ野々市ののいち駅えき（3代だい）を高こう専せん前ぜん駅えきに改称かいしょう。
• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）7月がつ15日にち - 大額おおぬか駅えきを額住宅前ぬかじゅうたくまえ駅えきに改称かいしょう。
• 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）9月15日にち - 高こう専せん前ぜん駅えきを野々市工大前ののいちこうだいまえ駅えきに改称かいしょう。
• 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）4月がつ1日にち - 白菊しらぎく町まち駅えき - 野の町まち駅えき間あいだの旅客りょかく営業えいぎょうを廃止はいし、貨物かもつ列車れっしゃのみの運行うんこうとなる。
• 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）9月がつ20日はつか - 白菊しらぎく町まち駅えき - 野の町まち駅えき間あいだ廃止はいし。
• 1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）4月がつ1日にち - 貨物かもつ営業えいぎょう廃止はいし。
• 1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）9月がつ14日にち - 能美線のみせん廃止はいし。
• 1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）5月21日にち - 道法寺どうほうじ駅えき・井口いぐち駅えきに臨時りんじ駅員えきいんを配置はいちしたうえで臨時りんじダイヤを組くみ両りょう駅えき間あいだの時間じかん運休うんきゅうを行おこない、時間じかん運休うんきゅう中ちゅう、両りょう駅えき間あいだにある道法寺どうほうじ踏切ふみきりを全国ぜんこく植樹しょくじゅ祭さいに来臨らいりんした昭和しょうわ天皇てんのうの車列しゃれつが通過つうか。
• 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）12月12日にち - 金名線きんめいせん休止きゅうし。
• 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ29日にち - 金名線きんめいせん廃止はいし。これ以降いこう、車内しゃない乗車じょうしゃ券けんの路線ろせん表示ひょうじが「石川いしかわ総そう線せん」から「石川線いしかわせん」となる。
• 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）7月がつ24日にち - 通常つうじょう運行うんこう列車れっしゃを冷房れいぼう完備かんびの7000系けい（元もと東急とうきゅう7000系けい）へ置おき換かえ。これに伴ともないワンマン運転うんてんを開始かいし。
• 2002年ねん（平成へいせい14年ねん） - ATS使用しよう開始かいし。
• 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）12月1日にち - 準急じゅんきゅう列車れっしゃを全廃ぜんぱいし、全ぜん列車れっしゃ普通ふつうとする。運行うんこう本数ほんすうが微ほろ減げんし、最終さいしゅうの時刻じこくも数すう分ふん繰くり上あがる。
• 2009年ねん（平成へいせい21年ねん）11月1日にち - 鶴来つるぎ駅えき -加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだ (2.1km) を廃止はいし。
• 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）3月がつ14日にち - 陽ひ羽里はさと駅えき開業かいぎょう。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）4月がつ1日にち - 駅えきナンバリングを導入どうにゅう。
• 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）1月がつ1日にち - 能登半島のとはんとう地震じしんが発生はっせい。発生はっせい後ご、翌日よくじつの1月がつ2日にちまで運転うんてんを見合みあわせた。

運行うんこう形態けいたい

かつて運転うんてんされていた準急じゅんきゅう野の町まち行いき（馬替まがえ駅えき付近ふきん）

すべて各駅かくえきに停車ていしゃする普通ふつう列車れっしゃで、途中とちゅう駅えき折おり返かえしはなく、日にち中ちゅう約やく60分ふん間隔かんかく（朝あさは15 - 20分ふん間隔かんかく）で運転うんてんされている。所要しょよう時間じかんは野の町まち駅えき - 鶴来つるぎ駅えき間あいだが約やく30分ふんである。鶴来つるぎ駅えきの始発しはつは6時じ、野の町まち駅えきの最終さいしゅうは22時じである。

土曜日どようびの鶴来つるぎ発はつの1本ほんを除のぞく全ぜん列車れっしゃがワンマン運転うんてんされており、各かく車両しゃりょうの中央ちゅうおうのドアには「このドアは開ひらきません」というステッカーが貼はられている。

鶴来つるぎ駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだが廃止はいしされる前まえの2009年ねん10月がつ31日にちまでは、野の町まち駅えきから加賀一かがいちの宮みや駅えきまで運転うんてんの列車れっしゃと、鶴来つるぎ駅えき折おり返かえしの列車れっしゃがおおむね交互こうごに運行うんこうされていた（日にち中ちゅうは32分ふん間隔かんかく）。所要しょよう時間じかんは野の町まち駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだが約やく35分ふんであった。毎年まいとし大晦日おおみそかの深夜しんやから元日がんじつの朝あさにかけては白山はくさん比ひ咩神社しゃへの初詣はつもうで客きゃく向むけに、加賀一かがいちの宮みや駅えき発着はっちゃくの臨時りんじ列車れっしゃによる終夜しゅうや運転うんてんが行おこなわれていた。終夜しゅうや運転うんてんは鶴来つるぎ駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだ廃止はいし後ごも行おこなわれている。

2006年ねん11月30日にちまでは、日にち中ちゅうの野の町まち駅えき - 鶴来つるぎ駅えき間あいだの系統けいとうは準急じゅんきゅう列車れっしゃで運行うんこうされていた。準急じゅんきゅうは交換こうかん設備せつびのアンバランスによる運行うんこう間隔かんかく是正ぜせいを主おも目的もくてきとして運行うんこう。押野おしの駅えき・野々市ののいち駅えき・小柳こやなぎ駅えきは準急じゅんきゅうの全ぜん列車れっしゃが通過つうか、馬替まがえ駅えきと曽谷そたに駅えきは一部いちぶの準急じゅんきゅうが通過つうかとなっていた。所要しょよう時間じかんは野の町まち - 鶴来つるぎ間あいだが約やく25分ふんであった。1995年ねん3月がつ29日にちまでは、金沢かなざわ市内しないバスとの競合きょうごう回避かいひや速達そくたつサービス提供ていきょうを目的もくてきに、日にち中ちゅうは全ぜん列車れっしゃが準急じゅんきゅう列車れっしゃとして運行うんこうされていた。停車駅ていしゃえきにより準急じゅんきゅうAと準急じゅんきゅうBに分わけ、野々市工大前ののいちこうだいまえ以南いなんでは通過つうか駅えきを振ふり分わける（乗車じょうしゃ機会きかい均等きんとう化かのため）形かたちで運行うんこうされていた。種別しゅべつが準急じゅんきゅうとなっていたのは、過去かこには上位じょうい列車れっしゃとして急行きゅうこうの設定せってい（西泉にしいずみ・新西しんにし金沢かなざわ・野々市工大前ののいちこうだいまえ・額住宅前ぬかじゅうたくまえの各駅かくえきのみ停車ていしゃ）があったためである。なお、2022年ねん10月がつ16日にちに鉄道てつどうの日ひを記念きねんしたイベント「ほくてつ電車でんしゃまつり」の関連かんれん企画きかくとして、この日ひ限定げんていで16年ねんぶりとなる準急じゅんきゅうが2往復おうふく運行うんこうされた。

1980年ねんごろのダイヤでは、金名線きんめいせん白しろ山下やました駅えきまで行いく列車れっしゃが朝夕あさゆうにあり、最終さいしゅう列車れっしゃも早はやめに設定せっていされていた。

2002年ねんから夏季かきに運行うんこうしているビール電車でんしゃを始はじめ、おでんでんしゃや、妖怪ようかい電車でんしゃといった各種かくしゅイベント列車れっしゃを運行うんこうしている。

なお、路面ろめん電車でんしゃの北陸鉄道ほくりくてつどう金沢かなざわ市内しない線せん廃止はいし後ごは金沢かなざわ駅えき（北陸鉄道ほくりくてつどう浅野川線あさのがわせん北きた鉄てつ金沢かなざわ駅えき） - 野の町まち駅えき間あいだを結むすぶ鉄てつ軌道きどうはなく、バスでの連絡れんらくとなっているが、 金沢かなざわ港こう - 金沢かなざわ駅えき - 野の町まち駅えき間あいだをLRTあるいはBRT方式ほうしきで結むすぶという案あんが浮上ふじょうしている。

利用りよう状じょう況きょう

北陸鉄道ほくりくてつどう石川いしかわ線せんの輸送ゆそう実績じっせきを下表かひょうに記しるす。

表ひょう中ちゅう、最さい高値たかねを赤色あかいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以降いこうの最低さいてい値ちを青色あおいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以前いぜんの最低さいてい値ちを緑色みどりいろで表記ひょうきしている。

輸送ゆそう実績じっせき

石川線いしかわせん（石川いしかわ総そう線せん）の近年きんねんの輸送ゆそう実績じっせきを下表かひょうに記しるす。輸送ゆそう量りょうは減少げんしょう傾向けいこうにあったが、鶴来つるぎ駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだ廃止はいし以後いごは増加ぞうか傾向けいこうにある。 輸送ゆそう密度みつどについては、石川いしかわ総そう線せんを構成こうせいする能美線のみせん・金名線きんめいせん廃止はいしにより改善かいぜんした時期じきもあったが、鶴来つるぎ駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだ廃止はいしまで減少げんしょうを続つづけ、同どう区間くかん廃止はいし後ごは改善かいぜんしている。表ひょう中ちゅう、最さい高値たかねを赤色あかいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以降いこうの最低さいてい値ちを青色あおいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以前いぜんの最低さいてい値ちを緑色みどりいろで表記ひょうきしている。

年度ねんど別べつ輸送ゆそう実績じっせき
年とし 度ど	輸送ゆそう実績じっせき（乗車じょうしゃ人員じんいん）：万まん人にん				輸送ゆそう密度みつど 人ひと/日にち	特とく 記き 事ごと 項こう
	通勤つうきん定期ていき	通学つうがく定期ていき	定じょう 期き 外がい	合ごう　　計けい
1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）	70.9	87.8	132.8	291.5	1,191
1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）	70.4	84.4	126.4	281.3	1,155
1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）	64.9	79.8	125.9	270.8	1,138
1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）	65.2	75.5	134.3	275.2	1,333	能美線のみせん廃止はいし
1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）	60.1	74.9	125.7	260.8	1,547
1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）	57.4	73.9	130.5	261.8	1,566
1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）	55.1	78.3	129.6	263.0	1,541
1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）	49.6	67.0	112.1	228.8	1,402	金名線きんめいせん休止きゅうし
1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）	46.2	69.4	111.3	226.9	1,367
1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）	40.9	70.1	102.0	213.0	1,304
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）	37.8	61.7	94.2	193.7	2,264	金名線きんめいせん廃止はいし
1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）	41.2	64.8	93.8	199.8	2,502
1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）	40.3	62.8	88.5	191.6	2,425
1990年ねん（平成へいせい2年ねん）	40.1	66.0	88.8	194.9	2,519	冷房れいぼう電車でんしゃ導入どうにゅう ワンマン運転うんてん開始かいし
1991年ねん（平成へいせい3年ねん）	38.6	71.1	86.9	196.6	2,569
1992年ねん（平成へいせい4年ねん）	35.8	69.0	87.6	192.4	2,494
1993年ねん（平成へいせい5年ねん）	35.9	64.9	90.0	190.8	2,432
1994年ねん（平成へいせい6年ねん）	34.0	64.1	87.3	185.4	2,371
1995年ねん（平成へいせい7年ねん）	30.7	70.2	89.4	190.3	2,415
1996年ねん（平成へいせい8年ねん）	30.8	70.2	90.2	191.2	2,455
1997年ねん（平成へいせい9年ねん）	31.0	68.0	84.7	183.7	2,350
1998年ねん（平成へいせい10年ねん）	27.1	62.0	79.6	168.7	2,205
1999年ねん（平成へいせい11年ねん）	24.1	55.6	78.7	158.4	2,002
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）	22.4	52.0	73.2	147.6	1,874
2001年ねん（平成へいせい13年ねん）	20.9	51.6	66.9	139.4	1,778
2002年ねん（平成へいせい14年ねん）	22.0	53.0	70.3	145.3	1,854
2003年ねん（平成へいせい15年ねん）	21.4	50.0	71.5	142.9	1,840
2004年ねん（平成へいせい16年ねん）	21.0	49.2	65.1	135.3	1,737
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）	20.0	48.7	64.1	132.8	1,681
2006年ねん（平成へいせい18年ねん）	21.3	45.0	61.8	128.1	1,622
2007年ねん（平成へいせい19年ねん）	23.3	43.2	60.3	126.8	1,621
2008年ねん（平成へいせい20年ねん）	24.2	44.2	58.8	127.2	1,609
2009年ねん（平成へいせい21年ねん）	23.1	39.7	58.4	121.2	1,624	鶴来つるぎ駅えき - 加賀かが一いちの宮みや駅えき間あいだを廃止はいし
2010年ねん（平成へいせい22年ねん）	23.0	42.0	56.5	121.4	1,728
2011年ねん（平成へいせい23年ねん）	21.9	40.7	54.8	117.4	1,659
2012年ねん（平成へいせい24年ねん）	21.9	43.4	51.3	116.6	1,713
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）	21.6	47.4	51.8	120.9	1,798
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）	22.3	44.9	49.7	116.9	1,756	陽ひ羽里はさと駅えき開業かいぎょう、北陸ほくりく新幹線しんかんせん金沢かなざわ開業かいぎょう
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）	22.7	44.3	54.4	121.4	1,838
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）	25.3	44.9	55.1	125.3	1,868
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）	25.1	47.1	57.5	129.7	1,930
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）	24.9	49.6	56.8	131.3	1,952
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）	25.5	44.4	55.1	125.0	1,877
2020年ねん（令れい和わ2年ねん）	19.3	27.2	38.6	85.1	1,314
2021年ねん（令れい和わ3年ねん）	19.2	30.4	39.4	89.0
2022年ねん（令れい和わ4年ねん）	19.1	36.2	42.5	97.8

管内かんない鉄てつ軌道きどう事業じぎょう者しゃ輸送ゆそう実績じっせき（国土こくど交通省こうつうしょう北陸ほくりく信越しんえつ運輸うんゆ局きょく）、鉄道てつどう統計とうけい年報ねんぽう運輸うんゆ成績せいせき表ひょう（国土こくど交通省こうつうしょう）より抜粋ばっすい。

収入しゅうにゅう実績じっせき

石川線いしかわせん（石川いしかわ総そう線せん）の近年きんねんの収入しゅうにゅう実績じっせきを下表かひょうに記しるす。旅客りょかく運賃うんちん収入しゅうにゅうは1996年ねん（平成へいせい8年ねん）以降いこう減少げんしょうしている。運輸うんゆ雑ざつ収おさむについては年度ねんどによる変動へんどうが大おおきい。 表ひょう中ちゅう、収入しゅうにゅうの単位たんいは千せん円えん。数値すうちは年度ねんどでの値ね。表ひょう中ちゅう、最さい高値たかねを赤色あかいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以降いこうの最低さいてい値ちを青色あおいろで、最さい高値たかねを記録きろくした年度ねんど以前いぜんの最低さいてい値ちを緑色みどりいろで表記ひょうきしている。

年度ねんど別べつ収入しゅうにゅう実績じっせき
年とし　　度ど	旅客りょかく運賃うんちん収入しゅうにゅう：千せん円えん/年度ねんど					運輸うんゆ雑ざつ収おさむ 千せん円えん/年度ねんど	総そう合計ごうけい 千せん円えん/年度ねんど
	通勤つうきん定期ていき	通学つうがく定期ていき	定じょう 期き 外がい	手て小荷物こにもつ	合ごう　　計けい
1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）	169,676	←←←←	219,637	5,197	394,511	7,877	402,388
1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）	186,152	←←←←	236,167	4,205	426,525	6,469	432,995
1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）	186,684	←←←←	248,816	3,354	438,854	8,012	446,867
1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）	181,131	←←←←	253,878	3,010	438,020	7,876	445,897
1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）	171,283	←←←←	236,236	2,313	409,833	8,339	418,173
1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）	166,321	←←←←	246,498	1,824	414,643	8,944	423,587
1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）	179,543	←←←←	259,897	1,520	440,960	8,326	449,286
1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）	179,877	←←←←	247,640	829	428,346	9,039	437,386
1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）	185,521	←←←←	252,855	666	439,042	9,676	448,718
1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）	190,391	←←←←	246,148	699	437,238	11,110	448,348
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）	71,659	106,422	232,011	479	410,571	9,884	420,455
1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）	80,292	115,448	236,461	521	432,722	8,553	441,275
1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）	78,842	113,146	230,245	542	422,775	9,047	431,822
1990年ねん（平成へいせい2年ねん）	81,147	122,968	238,167	546	442,828	11,460	454,288
1991年ねん（平成へいせい3年ねん）	79,022	132,356	234,712	556	446,646	9,500	456,146
1992年ねん（平成へいせい4年ねん）	73,665	128,487	235,625	489	438,266	11,038	449,304
1993年ねん（平成へいせい5年ねん）	72,695	119,358	241,428	482	433,963	13,150	447,113
1994年ねん（平成へいせい6年ねん）	69,360	117,337	232,624	416	419,737	13,374	433,111
1995年ねん（平成へいせい7年ねん）	61,983	127,179	238,775	423	428,360	14,168	442,528
1996年ねん（平成へいせい8年ねん）	62,227	127,509	242,191	410	432,337	12,723	445,060
1997年ねん（平成へいせい9年ねん）	61,999	123,063	226,778	19	411,859	12,286	424,145
1998年ねん（平成へいせい10年ねん）	55,347	113,815	213,132	19	382,313	13,430	395,743
1999年ねん（平成へいせい11年ねん）	48,985	101,952	209,705	19	360,661	12,664	373,325
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）	45,842	95,555	195,868	17	337,282	11,528	348,810
2001年ねん（平成へいせい13年ねん）	42,937	93,641	180,309	19	316,906	11,184	328,090
2002年ねん（平成へいせい14年ねん）	44,625	96,332	189,218	24	330,199	9,178	339,377
2003年ねん（平成へいせい15年ねん）	44,940	90,885	193,707	26	329,558	111,104	440,662
2004年ねん（平成へいせい16年ねん）	44,395	88,417	177,337	26	310,175	11,092	321,267
2005年ねん（平成へいせい17年ねん）	41,835	87,406	174,319	25	303,585	10,520	314,105
2006年ねん（平成へいせい18年ねん）	43,547	78,177	168,356	25	290,105	10,911	301,016
2007年ねん（平成へいせい19年ねん）
2008年ねん（平成へいせい20年ねん）

車両しゃりょう

現有げんゆう車両しゃりょう

電車でんしゃ

• 7000系けい（元もと東急とうきゅう7000系けい）
• 7700系けい（元もと京王けいおう3000系けい）

• 
  7000系けい（2022年ねん7月がつ 井口いぐち駅えき - 道法寺どうほうじ駅えき間あいだ）
• 
  7700系けい（2022年ねん7月がつ 井口いぐち駅えき - 道法寺どうほうじ駅えき間あいだ）

電気でんき機関きかん車しゃ

• ED20形かたち

ディーゼル機関きかん車しゃ

• DL7形かたち

  日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）から譲渡じょうとされたロータリー除雪じょせつ装置そうち付づけの軌道きどうモーターカー。2008年ねん（平成へいせい20年ねん）秋あきに搬入はんにゅうされ、DL11に代かわって鶴来つるぎ検車けんしゃ区くの入いれ換かえ用ようとして使用しようされている。

過去かこの車両しゃりょう

電車でんしゃ

• モハ1500形がた（モハ3710形かたち）
• モハ3000形かたち
• モハ5100形がた（モハ3760形かたち）
• サハ1000形がた（モハ3730形かたち）
• モハ3150形かたち・クハ1150形かたち

  元もとは現在げんざいのJR飯田線いいだせんの一部いちぶ区間くかんの前身ぜんしんである伊那いな電気でんき鉄道てつどうのデ120形かたちで、国有こくゆう化かを経へて末期まっきは富山港線とやまこうせんで使用しようされていたものを1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）に譲ゆずり受うけている。当初とうしょはモハ3100形かたちを名乗なのり、3101、3102が浅野川線あさのがわせんに、3103, 3104が石川いしかわ総そう線せんに配属はいぞくされていたが、浅野川線あさのがわせんでは出力しゅつりょくが強つよすぎるためモーターが4個こから2個こに減へらされていた。1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）に石川いしかわ総そう線せん所属しょぞくの2両りょうはモハ3150形かたち3151、3152と改称かいしょう・改あらため番ばんされ、浅野川線あさのがわせん所属しょぞくの2両りょうについては1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）から1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）にかけて石川いしかわ総そう線せんへ転属てんぞくしたが、その際さい電装でんそう解除かいじょ・制御せいぎょ車しゃ化かされてクハ1150形かたち1151、1152と改称かいしょう・改あらため番ばんされた。その後ご1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）から1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）にかけて廃車はいしゃされ、台車だいしゃや主要しゅよう機器ききはモハ3770形かたちとクハ1720形かたちに転用てんようされた。なお、モハ3151・クハ1151の車体しゃたいは魚礁ぎょしょうとして白山はくさん市し（当時とうじは松任まっとう市し）沖おきの日本海にほんかいに沈しずめられた。

• モハ3700形かたち
• モハ3750形かたち
• モハ3770形かたち・クハ1720形かたち
• モハ3740形かたち
• サハ2000形がた（サハ2001, 2002）

  乗客じょうきゃくの増加ぞうかに対応たいおうするために増ふえ備された付随ふずい車しゃで、経歴けいれきは能登のと鉄道てつどう木造もくぞう客車きゃくしゃホハ1, 2→北陸鉄道ほくりくてつどう能登線のとせんホハ1201、1202→石川線いしかわせんサハ611、612。木造もくぞう時代じだいはセミクロスシートを備そなえ、団体だんたい貸切かしきりなどに使用しようされた。サハ2001は1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）自社じしゃ工場こうじょう製せいでどういう訳わけか種たね車しゃの車くるま籍せきを継承けいしょうせず、車くるま籍せき上じょうは国鉄こくてつ木造もくぞう客車きゃくしゃホハ12000→サハ651（北陸鉄道ほくりくてつどうでの車くるま籍せきは与あたえられないまま使用しようされていた）を改造かいぞうしたことになっている。サハ2002は張はり上あげ屋根やねで1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）にサハ612の改造かいぞうとして東洋とうよう工こう機きおよび日本にっぽん車輌しゃりょうで製造せいぞうされた。付随ふずい車しゃであるが運転うんてん台だいと乗務じょうむ員いん扉とびらを持もち、後のちに正式せいしきに制御せいぎょ車しゃ化かされてクハ1711、1712となった。その後ご1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）に浅野川線あさのがわせんに転属てんぞく、その際さいに制御せいぎょ方式ほうしきが変更へんこうされたためクハ1210形かたちと改称かいしょうされている。

廃車はいしゃ表ひょう

年とし	記号きごう番号ばんごう
1986	クハ1724
1987	クハ1722、モハ3703・3704
1990	モハ3732、3741-3744、3772・3773、クハ1721・1723（モハ3762→クハ1301浅野川線あさのがわせんへ）
1996	モハ3731
2006	モハ3751、3761
2007	モハ3752

• 寺田てらだ裕一ひろいち『ローカル私鉄してつ車輌しゃりょう20年ねん 西日本にしにほん編へん』JTB、2002年ねん、『私鉄してつ車両しゃりょう編成へんせい表ひょう』各かく年とし版ばん、ジェーアールアール

電気でんき機関きかん車しゃ

• ED30形かたち

  

  ED301

• EB23形がた（EB231）

  元もと能美のみ電気でんき鉄道てつどうデ8→北陸鉄道ほくりくてつどうモハ621。2軸じく単車たんしゃで、機関きかん車しゃ代用だいようとして新西しんにし金沢かなざわ車庫しゃこや鶴来つるぎ車庫しゃこで構内こうない入いれ換かわに使用しようされた。後のちにボギぼぎー車しゃ化か、側面そくめん窓まどの大だい部分ぶぶんの埋うめ込こみ、前面ぜんめん窓まどのHゴム支持しじ化かなどの改造かいぞうを受うけED23形かたちと改称かいしょうされている。

• EB11形がた（EB111）

  元もと温泉おんせん電でん軌デハ2。2軸じく単車たんしゃで機関きかん車しゃ代用だいようとして新西しんにし金沢かなざわ工場こうじょうの構内こうない入いれ換かわに使用しようされ、モヤ551と称しょうされた時期じきもあった。

• ED20形がた（ED201）

  元もと能美のみ電気でんき鉄道てつどうデキ1で1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）、木南きなみ車両しゃりょう製せいの小型こがた凸とつ形がた電機でんき。主おもに石川線いしかわせんの貨物かもつ列車れっしゃの牽引けんいんに使用しようされた。

ディーゼル機関きかん車しゃ

• DL1形かたち

  1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）富士重工業ふじじゅうこうぎょう製せいの軌道きどうモーターカー。当初とうしょは保線ほせん列車れっしゃや除雪じょせつに使用しようされたが、2007年ねん10月がつ廃車はいしゃとなる。晩年ばんねんは構内こうない入いれ換かわ用ようとなっていた。

• DL3形かたち

  1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）に国鉄こくてつから払はらい下さげを受うけたロータリー式しき除雪じょせつ車しゃ。L型がたの車体しゃたいで、運転うんてん台だい側がわにロータリーヘッド、機器きき室しつ側がわにラッセルヘッドを装着そうちゃくしていた。2007年ねん10月がつ廃車はいしゃとなる。

貨車かしゃ

• ホム1形かたち

  

  ホム1

  1967年ねんに近江おうみ鉄道てつどうから譲受ゆずりうけたもので、書類しょるい上じょうは1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）西武せいぶ所沢ところざわ車両しゃりょう工場こうじょう製せいとされているが、実際じっさいには1914年ねん製せいの小倉おぐら鉄道てつどうセム1形かたちを出自しゅつじとする。バラスト撒布さんぷ用ように使用しようされていたが、2007年ねん10月がつ廃車はいしゃとなる。晩年ばんねんはほとんど使つかわれることなく鶴来つるぎ駅えき構内こうないに留置りゅうちされていた。廃車はいしゃ後ごは金沢かなざわ市し在住ざいじゅうの個人こじんが25万まん円えんで買かい取とり、富山とやま県けん高岡たかおか市しの工場こうじょうで保管ほかん。2015年ねん、能美のみ市立しりつ博物館はくぶつかん（当時とうじ）に隣接りんせつする「のみでん広場ひろば」での常設じょうせつ展示てんじ（静態せいたい保存ほぞん）を開始かいしした。

駅えき一覧いちらん

• 全ぜん駅えき石川いしかわ県けん内うちに所在しょざい。

営業えいぎょう中ちゅうの区間くかん

• すべて普通ふつう列車れっしゃで各駅かくえきに停車ていしゃ。

駅えき番号ばんごう	駅名えきめい	駅えき間あいだキロ	営業えいぎょうキロ	接続せつぞく路線ろせん・備考びこう	所在地しょざいち
I01	野の町まち駅えき	-	0.0		金沢かなざわ市し
I02	西泉にしいずみ駅えき	1.0	1.0
I03	新西しんにし金沢かなざわ駅えき	1.1	2.1	IRいしかわ鉄道てつどう：IRいしかわ鉄道てつどう線せん（西金沢にしかなざわ駅えき）
I04	押野おしの駅えき	1.3	3.4		野々市ののいち市し
I05	野々市ののいち駅えき	0.6	4.0
I06	野々市工大前ののいちこうだいまえ駅えき	0.5	4.5
I07	馬替まがえ駅えき	1.0	5.5		金沢かなざわ市し
I08	額住宅前ぬかじゅうたくまえ駅えき	0.6	6.1
I09	乙丸おとまる駅えき	0.7	6.8
I10	四よん十じゅう万まん駅えき	1.4	8.2
I11	陽ひ羽里はさと駅えき	0.6	8.8		白山はくさん市し
I12	曽谷そたに駅えき	0.5	9.3
I13	道法寺どうほうじ駅えき	0.6	9.9
I14	井口いぐち駅えき	0.8	10.7
I15	小柳こやなぎ駅えき	0.7	11.4
I16	日御子ひのみこ駅えき	0.7	12.1
I17	鶴来つるぎ駅えき	1.7	13.8

1972年ねん廃止はいし区間くかん

• 全ぜん駅えき金沢かなざわ市し内うちに所在しょざい。

駅名えきめい	営業えいぎょうキロ	接続せつぞく路線ろせん・備考びこう
白菊しらぎく町まち駅えき	0.0
野の町まち駅えき	0.8

2009年ねん廃止はいし区間くかん

• 全ぜん駅えき白山はくさん市し内うちに所在しょざい。
• 営業えいぎょうキロは野の町まち駅えきからのもの。

駅名えきめい	駅えき間あいだキロ	営業えいぎょうキロ	接続せつぞく路線ろせん・備考びこう
鶴来つるぎ駅えき	-	13.8
中鶴来なかつるぎ駅えき	0.8	14.6
加賀一かがいちの宮みや駅えき	1.3	15.9

廃止はいし駅えき

廃止はいし区間くかんの駅えきは上表じょうひょう参照さんしょう。

• 三十苅さんじゅうがり駅えき（乙丸おとまる - 四よん十じゅう万まん間あいだの乙丸おとまるから約やく0.3km鶴来つるぎ寄より、1946年ねん以降いこう廃止はいし）
• 月橋つきはし駅えき（日御子ひのみこ - 鶴来つるぎ間あいだの日御子ひのみこから約やく0.6km鶴来つるぎ寄より、1946年ねん以降いこう廃止はいし）

過去かこの接続せつぞく路線ろせん

• 野の町まち駅えき：北陸鉄道ほくりくてつどう金沢かなざわ市内しない線せん（1967年ねんまで）・松金線まつかねせん（1944年ねんまで）
• 野々市ののいち駅えき：北陸鉄道ほくりくてつどう松金線まつかねせん（1955年ねんまで）
• 鶴来つるぎ駅えき：北陸鉄道ほくりくてつどう能美線のみせん（1980年ねんまで）
• 加賀一かがいちの宮みや駅えき：北陸鉄道ほくりくてつどう金名線きんめいせん（1987年ねんまで）

現存げんそん区間くかんの存廃そんぱい問題もんだい

2023年ねん11月24日にちのNHKのニュースサイトによれば、北陸鉄道ほくりくてつどうが石川線いしかわせんの存続そんぞくについての協議きょうぎ会かいを開ひらき、廃はい線せんにして跡地あとちにBRTを運行うんこうする案あんが検討けんとうされたものの、バス運転うんてん手しゅ不足ふそくのために2023年ねん8月がつにBRT化かを断念だんねんし、今後こんごの支援しえんとして（みなし）上下じょうげ分離ぶんり方式ほうしきが検討けんとうされていると報ほうじられた。

参考さんこう文献ぶんけん

• 新本にいもと欣悟「金沢かなざわ市し郊外こうがい鉄道てつどう建設けんせつと地域ちいき社会しゃかい」『近代きんだい日本にっぽんの地方ちほう都市としー金沢かなざわ/城下町じょうかまちから近代きんだい都市としへ』橋本はしもと哲哉てつや編へん、日本にっぽん経済けいざい評論ひょうろん社しゃ、2006年ねん
• 今尾いまお恵めぐみ介かい（監修かんしゅう）『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう』6号ごう北信越ほくしんえつ、新潮社しんちょうしゃ、2008年ねん、28-29頁ぺーじ。 
• 岡本おかもと憲之のりゆき『軽便鉄道けいべんてつどう時代じだい』JTBパブリッシング、2010年ねん
• 和かず久田ひさた康雄やすお「北陸鉄道ほくりくてつどう前史ぜんし補ほ説せつ」『鉄道てつどうピクトリアル』No220 1969年ねん2月がつ号ごう、64-65頁ぺーじ
• 『北陸鉄道ほくりくてつどう50年ねん史し』北陸鉄道ほくりくてつどう、1993年ねん12月。 
• 『北國きたぐに新聞しんぶんに見みるふるさと110年ねん（上うえ）』北國きたぐに新聞しんぶん社しゃ、2003年ねん8月がつ5日にち。 
• 川島かわしま令三けいぞう『【図説ずせつ】日本にっぽんの鉄道てつどう 中部ちゅうぶライン 全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全ぜん配線はいせん 第だい6巻かん 加賀温泉かがおんせん駅えき-富山とやまエリア』講談社こうだんしゃ、2010年ねん9月がつ20日はつか。ISBN 978-4-06-270066-5。 
• 土屋つちや武之たけゆき・村上むらかみ悠太ゆうた「新幹線しんかんせんを迎むかえる石川いしかわ県けんに根付ねつく 北陸鉄道ほくりくてつどうの今昔こんじゃく物語ものがたり」『鉄道てつどうジャーナル』568号ごう、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、2014年ねん2月がつ、58 - 65頁ぺーじ。 
• 寺田てらだ裕一ひろいち『RM LIBRARY 230 北陸鉄道ほくりくてつどう能美線のみせん』ネコ・パブリッシング、2018年ねん10月がつ1日にち。ISBN 978-4-7770-5434-3。 
• 寺田てらだ裕一ひろいち『RM LIBRARY 231 北陸鉄道ほくりくてつどう金名線きんめいせん』ネコ・パブリッシング、2018年ねん11月1日にち。ISBN 978-4-7770-5435-0。 

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの鉄道てつどう路線ろせん一覧いちらん
• 北陸鉄道ほくりくてつどう浅野川線あさのがわせん

外部がいぶリンク

• 石川線いしかわせん - 北陸鉄道ほくりくてつどう
• 石川線いしかわせん情報じょうほう紙し「ちん電でん」 - 白山はくさん市し