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半はん魚さかな人じんの逆襲ぎゃくしゅう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
半はん魚さかな人じんの逆襲ぎゃくしゅう
Revenge of the Creature
監督かんとく ジャック・アーノルド
脚本きゃくほん マーティン・バークレイ（英語えいご版ばん）
原案げんあん ウィリアム・アランド
製作せいさく ウィリアム・アランド
出演しゅつえん者しゃ ジョン・エイガー
ロリ・ネルソン（英語えいご版ばん）
音楽おんがく ハーマン・スタイン（英語えいご版ばん）
ジョセフ・ガーシェンソン
撮影さつえい チャールズ・S・ウェルボーン
編集へんしゅう ポール・ウェザーマックス（英語えいご版ばん）
製作せいさく会社かいしゃ ユニバーサル・ピクチャーズ
配給はいきゅう ユニバーサル・ピクチャーズ
公開こうかい アメリカ合衆国の旗 1955年ねん3月23日にち（プレミア上映じょうえい）[1]
アメリカ合衆国の旗 1955年ねん5月13日にち（一般いっぱん公開こうかい）[2]
上映じょうえい時間じかん 82分ふん
製作せいさく国こく アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご 英語えいご
興行こうぎょう収入しゅうにゅう $1,100,000[3]
前作ぜんさく 大だいアマゾンの半はん魚さかな人じん
次つぎ作さく 半はん魚さかな人じん我われらの中なかを往ゆく（英語えいご版ばん）
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『半はん魚さかな人じんの逆襲ぎゃくしゅう』（はんぎょじんのぎゃくしゅう、原題げんだい：Revenge of the Creature）は、1955年ねんに公開こうかいされたアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのSFホラー映画えいが。前年ぜんねんに公開こうかいされた『大だいアマゾンの半はん魚さかな人じん』の続編ぞくへん。1955年ねんに公開こうかいされた中なかで唯一ゆいいつの3D映画えいが。ジャック・アーノルドが監督かんとくを務つとめ、ジョン・エイガーとロリ・ネルソン（英語えいご版ばん）が主演しゅえんを務つとめた。また、クリント・イーストウッドの俳優はいゆうデビュー作さくでもある。

1955年ねん3月がつ23日にちにデンバーでプレミア上映じょうえいが行おこなわれ[1]、1956年ねんには続編ぞくへん『半はん魚さかな人じん我われらの中なかを往ゆく（英語えいご版ばん）』が公開こうかいされた。

あらすじ

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オーシャン・ハーバー海洋かいよう研究所けんきゅうじょのヘイズは半はん魚さかな人じんギルマンを捕獲ほかくするためにアマゾン奥地おくちを訪おとずれ、水上すいじょうで爆発ばくはつを起おこして気絶きぜつしたギルマンを捕獲ほかくする。ヘイズはギルマンを研究所けんきゅうじょに移送いそうし、新聞しんぶん記者きしゃからニュースを聞きかされた動物どうぶつ心理しんり学者がくしゃファーガソン教授きょうじゅは研究所けんきゅうじょがあるフロリダ州しゅうに向むかう。ヘイズは気絶きぜつしたギルマンを目覚めざめさせて水槽すいそうに入いれ、一般いっぱん公開こうかいして一いち儲もうけしようと計画けいかくする。観客かんきゃくに公開こうかいされる合間あいま、ファーガソンは研究所けんきゅうじょの学生がくせいヘレンと共ともにギルマンを使つかった研究けんきゅうを行おこない、次第しだいに惹ひかれ合あうようになる。一方いっぽう、ギルマンもヘレンに好意こういを抱いだくようになり、危険きけんを感かんじたファーガソンは彼女かのじょをギルマンから引ひき離はなす。逆上ぎゃくじょうしたギルマンは鎖くさりを引ひき千切せんぎり水槽すいそうから脱走だっそうし、それに気付きづいたヘイズは殺ころされる。研究所けんきゅうじょを脱走だっそうしたギルマンは海うみに逃にげ込こみ、警察けいさつや海軍かいぐんが捜索そうさくを始はじめる。

逃亡とうぼうしたギルマンはヘレンを狙ねらい周囲しゅういに出没しゅつぼつし、ファーガソンとパーティーに来きていた彼女かのじょを連つれ去さってしまう。ファーガソンはギルマンを追おうが海うみに逃にげられ、合流ごうりゅうした警察けいさつと共ともにギルマンを捜索そうさくする。海岸かいがんに現あらわれたギルマンは出でくわした人間にんげんを殺ころしながら逃亡とうぼうを続つづけ、ファーガソンは警察けいさつや街まちの人々ひとびとと共ともにギルマンを発見はっけんする。ヘレンはファーガソンに助たすけ出だされ、警察けいさつや街まちの人々ひとびとはギルマンに発砲はっぽうする。ギルマンは海中かいちゅうに逃にげ込こむが、銃撃じゅうげきされて重傷じゅうしょうを負おったギルマンは海うみの底そこに沈しずんでいく。

キャスト

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製作せいさく

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映画えいがの舞台ぶたいとなるオーシャン・ハーバー海洋かいよう研究所けんきゅうじょのシーンはフロリダ水族館すいぞくかん（英語えいご版ばん）で撮影さつえいされ、アマゾンのシーンはフロリダ州しゅうのセント・ジョーンズ川かわで撮影さつえいされた[4]。ギルマンがヘレンを連つれ去さるロブスター・レストランのシーンはジャクソンビルで撮影さつえいされ、建物たてものは1962年ねんに火事かじで焼失しょうしつしている。また、映画えいがにはクリートの助手じょしゅジェニングス役やくとしてクリント・イーストウッドが俳優はいゆうデビューしている[2]。

評価ひょうか

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ニューヨーク・タイムズは四よん流りゅうの続編ぞくへん映画えいがと酷評こくひょうした。「恐おそらく世界せかいで最もっとも珍めずらしい水族館すいぞくかんは、本物ほんものの絵えのような美うつくしさです」と、設定せっていを含ふくむいくつかの興味深きょうみぶかいシークエンスを紹介しょうかいした以外いがいは、否定ひてい的てきな批評ひひょうだった[5][6]。

テレビ放送ほうそう

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1982年ねんにサンフランシスコ湾わん地域ちいきで赤あか青あおメガネを使用しようした3D立体りったい映像えいぞう形式けいしきで放送ほうそうされた。それは元々もともと劇場げきじょう上映じょうえいの際さいに用もちいられた形式けいしきであり、灰色はいいろの偏へん光こうメガネを通とおして見みられるものだった。その後ごは、3Dではない「フラット」バージョンも放送ほうそうされた[7]。

出典しゅってん

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  1. ^ a b Furmanek, Bob and Greg Kintz. "An In-Depth Look at Creature from the Black Lagoon." 3dfilmarchive.com, 2012. Retrieved: November 19, 2013.
  2. ^ a b Schickel 2012, p. 283.
  3. ^ 'The Top Box-Office Hits of 1955', Variety Weekly, January 25, 1956
  4. ^ "Locations: 'Revenge of the Creature' (1955)." The Internet Movie Database. Retrieved: July 4, 2015.
  5. ^ Thompson, Howard, H. "Movie review: 'Revenge of the Creature' (1955); Gill Is loose, again." The New York Times, May 14, 1955.
  6. ^ Weaver et al. 2014, p. 205.
  7. ^ Weaver et al. 2014, p. 203.

参考さんこう文献ぶんけん

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  • Schickel, Richard. Clint: A Retrospective. New York: Sterling, 2012. ISBN 978-1-4027-9704-0.
  • Warren, Bill. Keep Watching the Skies, American Science Fiction Movies of the 50s, Vol. I: 1950 - 1957. Jefferson, North Carolina: McFarland & Company, 1982. ISBN 0-89950-032-3.
  • Weaver, Tom, David Schecter and Steve Kronenberg. The Creature Chronicles: Exploring the Black Lagoon Trilogy. Jefferson, North Carolina: McFarland & Company Inc., 2014. ISBN 978-0-7864-9418-7.

外部がいぶリンク

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