和かず崎さきハル

日本にっぽんの政治せいじ家か 和かず崎さき ハル
生年月日せいねんがっぴ	(1885-02-01) 1885年ねん2月がつ1日にち
出生しゅっしょう地ち	日本にっぽん・秋田あきた県けん秋田あきた市し楢山本ならやまほん横町よこちょう
没ぼつ年月日ねんがっぴ	(1952-12-30) 1952年ねん12月30日にち（67歳さい没ぼつ）
死没しぼつ地ち	日本にっぽん・大阪おおさか府ふ
出身しゅっしん校こう	女子じょし音楽おんがく学校がっこう
所属しょぞく政党せいとう	無所属むしょぞく
衆議院しゅうぎいん議員ぎいん
選挙せんきょ区く	秋田あきた県けん全県ぜんけん区く
当選とうせん回数かいすう	1回かい
在任ざいにん期間きかん	1946年ねん4月がつ11日にち - 1947年ねん3月31日にち

和かず崎さき ハル（わざき ハル、1885年ねん2月がつ1日にち - 1952年ねん12月30日にち）は日本にっぽんの美容びよう師し、政治せいじ家か。衆議院しゅうぎいん議員ぎいん（1期き）を歴任れきにんした。旧姓きゅうせい、栗谷くりや。

来歴らいれき

秋田あきた県けん秋田あきた市し楢山南新ならやまみなみしん町まち出身しゅっしん。1904年ねん秋田あきた県立けんりつ秋田あきた高等こうとう女学校じょがっこう（現げん・秋田あきた県立けんりつ秋田あきた北きた高等こうとう学校がっこう）卒業そつぎょう。上京じょうきょうして女子じょし音楽おんがく学校がっこうで学まなぶ一方いっぽう、キリスト教きょう小学校しょうがっこうに勤務きんむする。在学ざいがく中ちゅうに陸軍りくぐん騎兵きへい将校しょうこう和わ崎さき豊ゆたか之これと結婚けっこんする。1921年ねんに美容びよう師しとなり、1922年ねんに夫おっとが死去しきょすると故郷こきょうの秋田あきたに戻もどる。秋田あきた初はつの美容びよう師しとして生計せいけいを立たてたと言いわれる。

和かず崎さきの美容びよう院いんは評判ひょうばんを呼よび、秋田魁新報社あきたさきがけしんぽうしゃの身みの上うえ相談そうだん欄らんの回答かいとう者しゃに和わ崎さきが選えらばれるほどであった。同年どうねん、早川はやかわかいらと日本にっぽん基督教きりすときょう婦人ふじん矯風きょうふう会かい秋田あきた支部しぶを設立せつりつし、公娼こうしょう廃止はいし運動うんどうに尽力じんりょくした。

1924年ねん、芸妓げいぎ学校がっこうのぞみの会かいを開校かいこうする。1930年ねん、田畑たばた染しみらと婦ふ選せん獲得かくとく同盟どうめい秋田あきた支部しぶを結成けっせいし、支部しぶ長ちょうに就任しゅうにん。1937年ねん、大阪おおさかへ転居てんきょ。名古屋なごやから秋田あきたに疎開そかいし、横手よこてで終戦しゅうせんを迎むかえる。終戦しゅうせん後ご、新しん日本にっぽん婦人ふじん同盟どうめい秋田あきた支部しぶを結成けっせい。1946年ねんの第だい22回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで秋田あきた県けんから無所属むしょぞくで立候補りっこうほし当選とうせん、秋田あきた県けん初はつの婦人ふじん代議士だいぎしとなる。翌年よくねんの第だい23回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで秋田あきた1区くから立候補りっこうほして落選らくせんした。続つづく1949年ねんの第だい24回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで民主党みんしゅとうから立候補りっこうほしたが落選らくせんした。1952年ねん、大阪おおさか府ふで死去しきょ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『議会ぎかい制度せいど百ひゃく年ねん史し 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく、1990年ねん11月。
• 岩尾いわお光代みつよ著ちょ『新あたらしき明日あしたの来くるを信しんじず－はじめての女性じょせい代議士だいぎしたち』（日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい、1999年ねん）ISBN 4140804394。
• 『国政こくせい選挙せんきょ総覧そうらん：1947-2016』日外にちがいアソシエーツ、2017年ねん。