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喜安きやす朗あきら

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喜安きやす 朗あきら（きやす あきら、1931年ねん8月がつ - ）は、日本にっぽんの西洋せいよう史し学者がくしゃ、日本女子大学にほんじょしだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ。専せん門もんは、フランス近代きんだい史し、都市とし社会しゃかい史し、民衆みんしゅう史し。

人物じんぶつ・経歴けいれき[編集へんしゅう]

東京とうきょう生うまれ。東京大学とうきょうだいがく文学部ぶんがくぶ西洋せいよう史し学科がっか1954年ねん卒業そつぎょう、同どう大学院だいがくいん人文じんぶん科学かがく研究けんきゅう科か博士はかせ課程かてい満期まんき退学たいがく。信州大学しんしゅうだいがく助教授じょきょうじゅ、日本女子大にほんじょしだい助教授じょきょうじゅ、教授きょうじゅ。2000年ねん退任たいにん、名誉めいよ教授きょうじゅ。

著書ちょしょ[編集へんしゅう]

  • 『革命かくめい的てきサンディカリズム――パリ・コミューン以後いごの行動こうどう的てき少数しょうすう派は』（河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ 1972年ねん／五ご月がつ社しゃ 1982年ねん）
  • 『民衆みんしゅう運動うんどうと社会しゃかい主義しゅぎ――ヨーロッパ現代げんだい史し研究けんきゅうへの一いち視角しかく』（勁草書房しょぼう 1977年ねん）
  • 『パリの聖せい月曜日げつようび――19世紀せいき都市とし騒乱そうらんの舞台裏ぶたいうら』（平凡社へいぼんしゃ 1982年ねん／岩波いわなみ現代げんだい文庫ぶんこ 2008年ねん）
  • 『近代きんだいフランス民衆みんしゅうの<個こと共同きょうどう性せい>』（平凡社へいぼんしゃ 1994年ねん）
  • 『夢ゆめと反乱はんらんのフォブール――1848年ねんパリの民衆みんしゅう運動うんどう』（山川やまかわ出版しゅっぱん社しゃ 1994年ねん）
  • 『これからの世界せかい史し（7）近代きんだいの深層しんそうを旅たびする』（平凡社へいぼんしゃ 1996年ねん）
  • 『天皇てんのうの影かげをめぐるある少年しょうねんの物語ものがたり――戦中せんちゅう戦後せんご私わたし史し』（刀かたな水すい書房しょぼう 2003年ねん）
  • 『パリ――都市とし統治とうちの近代きんだい』（岩波いわなみ新書しんしょ 2009年ねん）
  • 『民衆みんしゅう騒乱そうらんの歴史れきし人類じんるい学がく――街路がいろのユートピア』（せりか書房しょぼう 2011年ねん）
  • 『転成てんせいする歴史れきし家かたちの軌跡きせき―網野あみの善彦よしひこ、安丸やすまる良夫よしお、二宮にのみや宏之ひろゆき、そして私わたし』（せりか書房しょぼう 2014年ねん）

共著きょうちょ[編集へんしゅう]

編著へんちょ・共編きょうへん[編集へんしゅう]

訳書やくしょ[編集へんしゅう]

  • リサガレー『パリ・コミューン――1871年ねんコミューンの歴史れきし』（現代げんだい思潮しちょう社しゃ 1968年ねん）
  • トクヴィル『フランス二に月がつ革命かくめいの日々ひび――トクヴィル回想かいそう録ろく』（岩波いわなみ文庫ぶんこ 1988年ねん）
  • ルイ・シュヴァリエ『労働ろうどう階級かいきゅうと危険きけんな階級かいきゅう――19世紀せいき前半ぜんはんのパリ』（みすず書房しょぼう 1993年ねん）
  • マルタン・ナド『ある出稼でかせぎ石工せっこうの回想かいそう』（岩波いわなみ文庫ぶんこ 1997年ねん）
  • ジャック＝ルイ・メネトラ『わが人生じんせいの記き――18世紀せいきガラス職人しょくにんの自伝じでん』（白水しろみず社しゃ 2006年ねん）

参考さんこう[編集へんしゅう]

  • 喜安きやす朗あきら先生せんせい略りゃく年譜ねんぷ・著作ちょさく目録もくろく (喜安きやす朗あきら教授きょうじゅ退任たいにん記念きねん号ごう) 史し艸そうこう 2000-11
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