国民こくみん保健ほけんサービス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
ロゴ
ノーフォーク国民こくみん保健ほけんサービスとノリッチ大学だいがく病院びょういん

国民こくみん保健ほけんサービス（こくみんほけんサービス、英語えいご: National Health Service, NHS）または国民こくみん医療いりょうサービス、国立こくりつ医療いりょうサービス、国民こくみん医療いりょう制度せいど[1]とは、イギリスの国営こくえい医療いりょうサービス事業じぎょうをさし、患者かんじゃの医療いりょうニーズに対たいして公平こうへいなサービスを提供ていきょうすることを目的もくてきに1948年ねんに設立せつりつされ[2][3]、現在げんざいも運営うんえいされている。NHSにはイギリス国家こっか予算よさんの25.2%が投とうじられている[4]。

公費こうひ負担ふたん医療いりょうによるユニバーサルヘルスケアに位置いちづけられ、利用りよう者しゃの健康けんこうリスクや経済けいざい的てきな支払しはらい能力のうりょくにかかわらず、臨床りんしょう的てき必要ひつよう性せいに応おうじて利用りよう可能かのうであり、自己じこ負担ふたん金額きんがくは無料むりょうか極きわめて少額しょうがくである。また、外国がいこく人じんも合法ごうほう的てきにイギリスに滞在たいざいしていると認定にんていを受うけられれば、NHSのサービスを利用りようすることができる[5]。

「イギリスの医療いりょう」も参照さんしょう

運営うんえい[編集へんしゅう]

NHSは、地域ちいきごとに4つ（イングランド、スコットランド、ウェールズ、北きたアイルランド）に分割ぶんかつされ、医療いりょうサービスの内容ないようや予算よさん編成へんせい、治療ちりょうや管理かんりにおける指針ししんなどもそれぞれの地域ちいきごとに独立どくりつして設定せってい・運営うんえいされている。イングランドのNHSのみ、地域ちいき名めいをつけない「NHS」の名称めいしょうを使用しようしており、また北きたアイルランドではNHSの名称めいしょうを使用しようしていないが、制度せいど的てきにはNHSの原則げんそくに則のっとっている。

NHSはヨーロッパで最大さいだいの雇用こよう主ぬしであり、イングランドの成人せいじん25人にんに1人ひとりはNHSに勤務きんむしている[6]。

NHSに含ふくまれる機関きかん[編集へんしゅう]

歴史れきし[編集へんしゅう]

「イギリスの福祉ふくし」および「ベヴァリッジ報告ほうこく書しょ」も参照さんしょう

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後ごの1942年ねん、ベヴァリッジ報告ほうこく書しょにおいては社会しゃかい保障ほしょう構想こうそうが勧告かんこくされていた。1945年ねんの労働党ろうどうとうはNational Health Service設立せつりつをマニフェストで公約こうやくし、総そう選挙せんきょにおいて単独たんどく過半数かはんすうの議席ぎせきを獲得かくとくしたことで、この構想こうそうは実現じつげんされることになった[7]。

アナイリン・ベヴァン保健ほけん省しょう大臣だいじんが指揮しきを執とり、ベヴァリッジ報告ほうこく書しょで勧告かんこくされた「すべての人々ひとびとの疾病しっぺいを予防よぼうかつ治療ちりょうする、保健ほけん・リハビリサービスの設立せつりつ」[8]との趣旨しゅしは1948年ねんまでに実現じつげんされた。

当初とうしょのNHSは、政府せいふ一般いっぱん歳入さいにゅうと国民こくみん保険ほけん（英語えいご版ばん）を原資げんしとし、福祉ふくし国家こっかの一部いちぶ門もんとして運営うんえいされていた。当初とうしょは無料むりょうであったが、後のちに財政ざいせい的てき問題もんだいにより処方しょほう薬やく費用ひようは負担ふたんとなった。現在げんざいでもイングランドNHSでは自己じこ負担ふたんが生しょうじるが、他たの地域ちいきでは課かされない。

2012年ねんロンドンオリンピックの開会かいかい式しきの第だい2部ぶでは、NHS制度せいどをイギリスの功績こうせきのひとつとして称となえている。

NHSの社会しゃかい契約けいやく[編集へんしゅう]

イングランドとウェールズにおけるNHS制度せいどの広報こうほう文章ぶんしょう(1948年ねん)

NHSはThe NHS Constitutionにおいて、市民しみんおよび患者かんじゃの「権利けんりと義務ぎむ」を提示ていじしている[9][10]。

NHSは以下いか7つの憲章けんしょうを掲かかげている[11][9][10]。

  1. 万まん人にんへの普遍ふへん的てきなサービス提供ていきょう
  2. 利用りよう者しゃの支払しはらい能力のうりょくではなく、臨床りんしょう的てき必要ひつよう性せいに基もとづいた医療いりょう
  3. 技術ぎじゅつ・専門せんもん性せいにおいて高たかいスタンダードをめざす
  4. すべての患者かんじゃの心しんに届とどくサービスをめざす
  5. 関連かんれんする患者かんじゃ・地方ちほうコミュニティ・市民しみん全員ぜんいんらと、組織そしきを超こえて連携れんけいする
  6. 納税のうぜい者しゃから得えた原資げんしを、最もっとも高品たかしな質ただし・効率こうりつ的てき・公平こうへい・持続じぞく可能かのうに活用かつようする
  7. NHSのサービスは市民しみん・コミュニティ・患者かんじゃへの説明せつめい責任せきにんを果はたせるものであること

また市民しみんにも義務ぎむを課かし、以下いかを求もとめている[9][10]。

  1. 市民しみんは自分じぶん自身じしんおよび家族かぞくの健康けんこうに関心かんしんを持もち、責任せきにんを持もつべきである
  2. 市民しみんはNHS制度せいどへのアクセス拠点きょてんとなるGP医いに登録とうろくすべきである
  3. NHSスタッフおよび他たの患者かんじゃへ敬意けいいを払はらうべきである（暴力ぼうりょく行為こういは起訴きそ・診療しんりょう拒否きょひされる）
  4. 自己じこの状況じょうきょうや健康けんこう状態じょうたいは正確せいかくに申告しんこくすべきである
  5. アポイントメントを守まもり、キャンセルは常識じょうしき的てきに行おこなうべきである。そうでなければ最長さいちょうの待まち時間じかんにもなりえる
  6. 患者かんじゃは同意どういしたならば治療ちりょう手段しゅだんに従したがい、それが難むずかしい場合ばあいはそれをスタッフに告つげるべきである
  7. ワクチン接種せっしゅなどの公衆こうしゅう衛生えいせいプログラムに参加さんかすべきである
  8. 臓器ぞうき提供ていきょうに関かんする本人ほんにん意思いしを表示ひょうじするべきである
  9. 受うけた治療ちりょうや病状びょうじょう変化へんかについて、副作用ふくさようなどの良よい面めんも悪わるい面めんもフィードバックを行おこなうべきである（匿名とくめいのフィードバック手法しゅほうが提供ていきょうされる）

財政ざいせい・予算よさん[編集へんしゅう]

NHSイングランドのスタッフ数すう（2014年ねん）[12]
部門ぶもん フルタイム雇用こよう
換算かんさん人数にんずう
総合そうごう診療しんりょう医い(GP) 36,920
専門医せんもんい 40,443
臨床りんしょう技師ぎしなど 135,352
看護かんご師し 328,577
救急きゅうきゅう搬送はんそう部門ぶもん 17,700
臨床りんしょう支援しえん部門ぶもん 306,555
管理かんり部門ぶもん 184,486

2011年度ねんどでは、NHS予算よさんの98.8％は公費こうひにて賄まかなわれており、これはイギリス国家こっか予算よさんの25.2%に相当そうとうする[13][4]。内訳うちわけとして、税収ぜいしゅうによる一般いっぱん財源ざいげん（80％）、国民こくみん保険ほけん（英語えいご版ばん）（社会しゃかい保険ほけん, 約やく18％）、受益じゅえき者しゃ負担ふたん（1.2％）となっている[4]。

イギリス保健ほけん省しょうから、4つのNHSにそれぞれ予算よさんが配分はいぶんされ、地域ちいきに必要ひつような医療いりょうサービスに基もとづいてそれぞれの医療いりょう機関きかん（病院びょういん、診療しんりょう所しょ、ケア・ホームなど）に予算よさんが配分はいぶんされるという仕組しくみになっている。NHSイングランドでは、地域ちいきごとに152の Primary Care Trust (PCT) という組織そしきが編成へんせいされ、PCTが医療いりょう機関きかん（病院びょういん、診療しんりょう所しょ、ケア・ホームなど）と個別こべつに契約けいやくし、予算よさん配分はいぶんを行おこなっている。NHSイングランドの経営けいえい規模きぼは、2000年ねんでは総そう資産しさん27,627百ひゃく万まんポンド、自己じこ資本しほん18,386百ひゃく万まんポンドであった[14]。

サービスの一部いちぶには自己じこ負担ふたんも存在そんざいする。処方しょほう薬やく、眼鏡めがね、入いれ歯ば、歯科しか治療ちりょう、外科げか的てき固定こてい装置そうち、視力しりょく検査けんさなどがある[15]。歯科しかについては8割わりが自己じこ負担ふたん[15]。

受診じゅしんシステム[編集へんしゅう]

その人ひとが住すんでいる住所じゅうしょから徒歩とほ圏内けんないにあるGeneral Practitioner（GP:家庭かてい医い/一般いっぱん医い/総合そうごう診療しんりょう医い）をかかりつけ医いとして選択せんたくし、医師いしあるいは診療しんりょう所しょに登録とうろくを済すませる（General medical services契約けいやく）[2]。医療いりょうサービスを受うけたい場合ばあいには、まずGPに受診じゅしんするために予約よやくをし、診療しんりょうを受うけることになる。GPはプライマリ・ケア（よく見みられる症状しょうじょう・疾患しっかんの治療ちりょう・管理かんり・予防よぼう）を担当たんとうしており、必要ひつように応おうじて専門医せんもんい（Consultants)を紹介しょうかいする[2]。

イングランドの場合ばあいには、NHS Choiceから、郵便ゆうびん番号ばんごう（ポストコード）を入力にゅうりょくして、所轄しょかつGPを検索けんさくすることが可能かのうである。

NHSナンバー[編集へんしゅう]

NHSナンバー（NHS number）は、NHSイングランド、NHSウェールズ、NHSマン島とうの公的こうてき保健ほけんサービス登録とうろく者しゃに付与ふよされる個別こべつ番号ばんごうである[16]。これら3つのNHSは同一どういつの採と番ばん制度せいどを採用さいようしている。この番号ばんごうは電子でんしカルテで用もちいられ、全すべてのNHSソフトウエア利用りようにおいて必須ひっすである[17] 。

現行げんこうのNHSナンバーは1996年ねんごろに導入どうにゅうされ、1995年ねん7月がつ以降いこうの出生しゅっしょう者しゃには全すべて付与ふよされ[18]、1997年ねん4月がつ1日にちからは義務ぎむ化かされた[19]。フォーマットは全部ぜんぶで10桁けたの数字すうじであり、3桁けた-3桁けた-4桁けたとチェックデジットで構成こうせいされ、例たとえば943-476-5919[20]、943-476-5870と言いった形かたちになる。ナンバーは出生しゅっしょう時じ、またはGP契約けいやく登録とうろくの際さいに付与ふよされる。このデータは国家こっか患者かんじゃデータベースであるPersonal Demographics Serviceにも使用しようされる[21]。

歯科しか[編集へんしゅう]

歯科しか医療いりょうは有料ゆうりょうであり大だい部分ぶぶんが自己じこ負担ふたんである[22]。治療ちりょうレベル別べつに料金りょうきんが分わかれており、たとえばブリッジ義歯ぎしが必要ひつようとなる場合ばあいは233ポンドほどの自己じこ負担ふたんとなる[22]。美容びよう的てきな手技しゅぎ（たとえばホワイトニングなど）はNHS診療しんりょうでは提供ていきょうされない[23]。

英国えいこく国民こくみん医薬品いやくひん集しゅう[編集へんしゅう]

英国えいこく国民こくみん医薬品いやくひん集しゅう(British National Formulary, BNF)は、NHSにて利用りよう可能かのうな全すべての医薬品いやくひんについてのリファレンス書籍しょせきである。内容ないようは幅広はばひろい医薬品いやくひん情報じょうほう・処方しょほうアドバイス・薬理やくり作用さようなどが含ふくまれ、処方しょほう適用てきよう・作用さよう機き序じょ・副作用ふくさよう・処方しょほう手段しゅだん・法的ほうてき規制きせいなども記載きさいされている。後発こうはつ医薬品いやくひんの名称めいしょうと市販しはん価格かかく、その他たの特記とっき事項じこうも記載きさいされている[24]。

NHSブラックリスト[編集へんしゅう]

NHSにはブラックリスト（公式こうしきには National Health Service (General Medical Services Contracts) (Prescription of Drugs etc.) Regulations 2004 におけるスケジュール1と呼称こしょうされる）が存在そんざいし、NHS Drug Tariff において Part XVIIIA に指定していされた薬剤やくざいおよび市販しはん名めい薬やくについては、NHSでは処方しょほうすることができない[25]。もしこれらの医薬品いやくひんを処方しょほうしても、NHSは調剤ちょうざい費ひの支給しきゅうを拒否きょひする。

ブラックリスト指定していには、アルプラゾラムやミノキシジルやフルニトラゼパムがある[25]。

一部いちぶには、市販しはんブランド名めいではブラックリストに掲載けいさいされているが、ジェネリック薬やくでは処方しょほう可能かのうな薬くすりも存在そんざいする。たとえばアセトアミノフェンは処方しょほう可能かのうだが、Calpol はブラックリスト掲載けいさいされているなど。

評価ひょうか[編集へんしゅう]

NHSイングランドでの2004年ねんの外部がいぶ機関きかんによる調査ちょうさによれば、患者かんじゃのNHS医療いりょうサービスに対たいする満足まんぞく度どは非常ひじょうに高たかいとされ、入院にゅういん患者かんじゃの92%が治療ちりょうに満足まんぞく、GP受診じゅしん者しゃの87%がGP医療いりょうに満足まんぞく、外来がいらい患者かんじゃの87%が治療ちりょうに満足まんぞく、救急きゅうきゅう受診じゅしん者しゃの70%が満足まんぞくだと回答かいとうした[26]。「あなたの居住きょじゅう地ちのNHSは良好りょうこうなサービスを提供ていきょうしているか？」という設問せつもんにおいては67%が肯定こうていし、「NHS全体ぜんたいのサービスは良好りょうこうか？」という設問せつもんには51%が肯定こうていしていた[26]。

この回答かいとう差さの理由りゆうは不明ふめいであるが、キングス・カレッジ・ロンドンの研究けんきゅう者しゃは、NHSがメディアの批判ひはん材料ざいりょうとして多おおく取とり上あげられることに起因きいんするとしている[27][28] 。この傾向けいこうは満足まんぞく度ど調査ちょうさにおいても現あらわれており、多おおくの人々ひとびとは一般いっぱん的てきに全国ぜんこく紙しはNHSを批判ひはんしていると考かんがえており（全国ぜんこく紙しを好このむ13%の人ひとのうち、紙面しめんが批判ひはん的てきであると64%が回答かいとうした）、全国ぜんこく紙しは最もっとも信頼しんらい性せいが低ひくいと考かんがえる情報じょうほう源げん（50%が殆ほとんどもしくは全まったく信用しんようできないと回答かいとう、一方いっぽう新聞しんぶんは36%が信用しんようできると回答かいとう）だとし、新聞しんぶんメディアは放送ほうそうメディアよりも信頼しんらい性せいが低ひくいと回答かいとうしたと報告ほうこくされた[26]。調査ちょうさでは最もっとも信頼しんらいの高たかいと考かんがえる情報じょうほう源げんは、GP医いからのリーフレットと友人ゆうじんからの情報じょうほうであり（77%がこれらを信頼しんらいすると回答かいとう）、次つぎに医療いりょう専門せんもん家か（75%）であると回答かいとうした[26]。

NHSに対たいする批判ひはんは以下いかが見みられる。

  1. ある地域ちいきではいくつかの治療ちりょうが非常ひじょうに高価こうかとなるが、他たの地域ちいきではそうでないという「郵便ゆうびん番号ばんごうを使つかった宝たからくじ」[29]。
  2. NHSのIT計画けいかくでは電子でんし処方しょほうネットワークによる受診じゅしん予約よやく、手術しゅじゅつ予約よやく、電子でんしカルテ網もうなどを計画けいかくしていた。しかし計画けいかくは遅延ちえん・予算よさん超過ちょうかなどを経へて中止ちゅうしとなった。
  3. NHS歯科しか制度せいどは改革かいかくによって削減さくげんされ、NHS全体ぜんたいで一いち割わりの歯科しか医いがNHS契約けいやくから脱退だったいした[30]。歯科しか医いは自由じゆう診療しんりょうのみを営いとなむ傾向けいこうにある[31]。
  4. NHSに関かんするスキャンダルが多おおい。最近さいきんではen:Alder Hey organs scandal、en:Bristol heart scandal、Stafford Hospitalなどで、統計とうけい的てきに死亡しぼう率りつが高たかいとして調査ちょうさが進すすんでいる。
  5. デイリー・テレグラフ誌しの2008年ねん10月がつ14日にちの記事きじでは「NHS Trustでは待まち時間じかんが長ながすぎるために、私的してき診療しんりょうとして受診じゅしんするケースが12,000ポンド以上いじょう発生はっせいしている」[32]と報ほうじられている。
  6. 2010年ねん1月がつ、NHSは科学かがく的てき根拠こんきょがないホメオパシー医療いりょうに対たいして、年間ねんかん400万まんポンドを歳出さいしゅつしたとして非難ひなんされた[33]。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ 「英えいで猩紅熱しょうこうねつの感染かんせん拡大かくだい、今季こんき94人にんが死亡しぼう」『Reuters』、2022年ねん12月22日にち。2023年ねん1月がつ23日にち閲覧えつらん。
  2. ^ a b c 医療いりょう制度せいどの国際こくさい比較ひかく (Report). 財務ざいむ総合そうごう政策せいさく研究所けんきゅうじょ. 30 June 2010. Chapt.4.
  3. ^ 森もり宏一こういち郎ろう 2007, p. 1.
  4. ^ a b c OHE Guide to UK Health and Health Care Statistics (Report). Office of Health Economics. 2013年ねん8月がつ.
  5. ^ “生活せいかつ情報じょうほう＞医療いりょう”. 在ざい英国えいこく日本国にっぽんこく大使館たいしかん. 2012年ねん12月がつ10日とおか閲覧えつらん。
  6. ^ “Chapter 4: NHS staff will get the backing they need”. NHS Long Term Plan (2019年ねん8月がつ21日にち). 2023年ねん6月がつ4日にち閲覧えつらん。
  7. ^ “Let Us Face the Future: A Declaration of Labour Policy for the Consideration of the Nation”. Labour Party (1945年ねん). 2013年ねん3月がつ15日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2013年ねん3月がつ3日にち閲覧えつらん。
  8. ^ Beveridge, William (1942年ねん11月). “Social Insurance and Allied Services”. HM Stationery Office. http://news.bbc.co.uk/1/shared/bsp/hi/pdfs/19_07_05_beveridge.pdf 2013年ねん3月がつ3日にち閲覧えつらん。 
  9. ^ a b c "The NHS Constitution" (Press release). NHS. 2013年ねん3月がつ.
  10. ^ a b c 堀ほり真奈美まなみ『海外かいがい行政ぎょうせい実態じったい調査ちょうさ報告ほうこく書しょ 保健ほけん医療いりょう分野ぶんやにおけるVFMとアカウンタビリティの確保かくほに関かんする研究けんきゅう　イギリスのNHS・ソーシャルケア改革かいかくを事例じれいとして, (PDF)』（レポート）、会計検査院かいけいけんさいん、2011年ねん3月がつ。2013年ねん1月がつ5日にち時点じてんのオリジナル (PDF)よりアーカイブ。
  11. ^ “Principles and values that guide the NHS”. NHS. 2013年ねん10月がつ30日にち閲覧えつらん。
  12. ^ NHS Workforce Statistics in England, Summary of staff in the NHS - 2004-2014, Overview (Report). NHS. 25 March 2015.
  13. ^ The NHS in a nutshell (Report). The Kings Fund. 15 January 2016.
  14. ^ 森もり宏一こういち郎ろう、鶴田つるた由美子ゆみこ「イギリス医療いりょうレポート NHS病院びょういん会計かいけいの財務ざいむ分析ぶんせき」『日医にちい総研そうけん』第だい87巻かん、2003年ねん、3頁ぺーじ。 
  15. ^ a b 森もり宏一こういち郎ろう 2007, p. 18.
  16. ^ “Systems: NHS Number”. Health and Social Care Information Centre. 2014年ねん10月がつ28日にち閲覧えつらん。
  17. ^ “GP Systems GP Systems of Choice”. Health and Social Care Information Centre. 2014年ねん4月がつ18日にち閲覧えつらん。
  18. ^ Julian M. Jenkins (1996年ねん). “Application of Information Technology to Medicine: NHS-wide networking”. St. Michael's Hospital, Bristol: Department of Obstetrics & Gynaecology, University of Bristol. 2013年ねん8月がつ11日にち閲覧えつらん。
  19. ^ “08/2000 - Commissioning Data Sets (CDSs) i) Enhancement to functionality: HRGs and other changes ii) alignment with CMDSs” (PDF). Information Standards Board for Health and Social Care (2000年ねん10月がつ). 2013年ねん8月がつ11日にち閲覧えつらん。
  20. ^ “The NHS Number”. NHS Choices. 2012年ねん11月27日にち閲覧えつらん。
  21. ^ “NHS Number: Your Unique Patient Identifier Fact Sheet for NHS Staff”. NHS Connecting for Health. 2013年ねん5月がつ2日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2012年ねん11月27日にち閲覧えつらん。
  22. ^ a b “NHS dental services explained”. NHS. 2016年ねん8月がつ21日にち閲覧えつらん。
  23. ^ “Teeth whitening”. NHS. 2016年ねん8月がつ21日にち閲覧えつらん。
  24. ^ About the BNF
  25. ^ a b "The November 2013 Electronic Drug Tariff" (Press release). NHS. 2013年ねん11月. p. 681. Part XVIIIA Drugs, Medicines and Other Substances not to be ordered under a General Medical Services Contract
  26. ^ a b c d IPSOS-Mori. “NHS 2004 survey”. UK Department of Health. 2009年ねん6月がつ29日にち閲覧えつらん。
  27. ^ McGivern, Gerry; Michael D Fischer (2010). “Medical regulation, spectacular transparency and the blame business”. Journal of Health Organization and Management 24 (6): 597–610. http://www.academia.edu/1035403/Medical_regulation_spectacular_transparency_and_the_blame_business. 
  28. ^ McGivern, Gerry; Fischer, Michael D. (1 February 2012). “Reactivity and reactions to regulatory transparency in medicine, psychotherapy and counselling”. Social Science & Medicine 74 (3): 289–296. doi:10.1016/j.socscimed.2011.09.035. 
  29. ^ Triggle, Nick (2005年ねん11月9日にち). “Why some drugs are not worth it”. BBC News. http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4420584.stm 2010年ねん5月がつ19日にち閲覧えつらん。 
  30. ^ “Dentist shortage hits 'millions'”. BBC. (2008年ねん1月がつ16日にち). http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/7189448.stm 2008年ねん2月がつ28日にち閲覧えつらん。 
  31. ^ “NHS Dentist shortage”. GMTV (2006年ねん4月がつ26日にち). 2008年ねん2月がつ28日にち閲覧えつらん。
  32. ^ NHS trust spends £12,000 treating staff privately, The Daily Telegraph, 14 October 2008
  33. ^ Channel 4 News (which broke the story)

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

ウィキメディア・コモンズには、国民こくみん保健ほけんサービスに関連かんれんするカテゴリがあります。
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=国民こくみん保健ほけんサービス&oldid=98882229」から取得しゅとく