国見くにみおか

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国見くにみおか宮崎みやざきけん高千穂たかちほまち)からのながめ。とおくに阿蘇あそだけが、涅槃ねはんぞうみぎ根子ねこたけしあたま)のようにうすえる。
国見くにみおかで、高千穂たかちほまち方面ほうめん雲海うんかいる。

国見くにみおか(くにみがおか)は宮崎みやざきけん高千穂たかちほまちにあるおかで、四方しほうながめがいのでこのがある。ここはまた雲海うんかい名所めいしょでもある。

概要がいよう[編集へんしゅう]

国見くにみおか宮崎みやざきけん高千穂たかちほまちにあるおかで、標高ひょうこう513メートルである。四方しほうながめがよく、ひがし高千穂たかちほ盆地ぼんち朝日あさひのぼる)、西にしとお阿蘇あそ外輪山がいりんざんだけ涅槃ねはんぞうえる)、 きた祖母山そぼさんなど、みなみ二上山にじょうざんからつづ椎葉しいばさんなどをながめることがきる。名称めいしょう日本にっぽん神話しんわたていわおりゅういのち(たていわたつのみこと)が九州きゅうしゅう統治とうちさいに、このおかって国見くにみをしたという伝説でんせつがあるため。[1]

あきから初冬しょとうにかけて、条件じょうけんがよければ雲海うんかいることもあり、雲海うんかい名所めいしょのひとつ。また、高千穂たかちほ地方ちほう民謡みんようかりきりうた」の発祥はっしょうともされ、毎年まいとし10がつだい1日曜日にちようびに「正調せいちょうかりきりうた全国ぜんこく大会たいかい」が開催かいさいされる。

交通こうつう[編集へんしゅう]

国見くにみおか高千穂たかちほまち中心ちゅうしんから北東ほくとうやく2キロメートルのところにあり、県道けんどう203号線ごうせん沿っていて、バス停ばすていもある。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

参照さんしょう項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

座標ざひょう: 北緯ほくい3243ふん07びょう 東経とうけい13116ふん40びょう / 北緯ほくい32.71856179 東経とうけい131.27782335 / 32.71856179; 131.27782335