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市川いちかわだん十郎じゅうろう

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だん十郎じゅうろうから転送てんそう
さんしょう
あんず葉牡丹はぼたん
かま

市川いちかわ だん十郎じゅうろう(いちかわ だんじゅうろう、きゅう字体じたい市川いちかわ だん十郎じゅうろう)は、歌舞伎かぶき役者やくしゃ名跡みょうせき屋号やごう成田屋なりたや定紋じょうもんさんしょう(みます)、替紋かえもんあんず葉牡丹はぼたん(ぎょうよう ぼたん)。役者やくしゃ文様もんようかま(かまわぬ)。江戸えど時代じだい元禄げんろくより、当代とうだいじゅうさん代目だいめ市川いちかわだん十郎じゅうろうまで13だい[1]追贈ついぞう1めいかぞえる[2]

解説かいせつ

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市川いちかわだん十郎じゅうろう歌舞伎かぶき市川いちかわりゅう家元いえもとであり、歌舞伎かぶき市川いちかわ一門いちもん宗家そうけでもある。そのなが歴史れきし数々かずかず事績じせきから、市川いちかわだん十郎じゅうろう歌舞伎かぶき役者やくしゃ名跡みょうせきのなかでももっと権威けんいのあるとみなされている。

だん十郎じゅうろうかかわりのふか名跡みょうせき市川いちかわ海老蔵えびぞうがある。前期ぜんき市川いちかわだんじゅうろうにはだん十郎じゅうろう海老蔵えびぞう襲名しゅうめいするれい目立めだち、後期こうきにはこれが逆転ぎゃくてんして海老蔵えびぞうだん十郎じゅうろう襲名しゅうめいするれい目立めだつようになる。

先代せんだいじゅう代目だいめだんじゅうろう最初さいしょ襲名しゅうめいしたのが市川いちかわ新之助しんのすけ、その当代とうだい海老蔵えびぞう最初さいしょ襲名しゅうめいしたのも市川いちかわ新之助しんのすけだったため、市川いちかわ宗家そうけでは新之助しんのすけ海老蔵えびぞうだん十郎じゅうろう襲名しゅうめいするのが通例つうれいだと誤解ごかいされがちだが、実際じっさいにかつて新之助しんのすけ名乗なのったものがのちにだん十郎じゅうろう襲名しゅうめいしたのは、このじゅう代目だいめほかにはなな代目だいめはち代目だいめがあるのみである(詳細しょうさいは「市川いちかわ海老蔵えびぞう」のこう参照さんしょう)。

その圧倒的あっとうてき存在そんざいかん一方いっぽうだん十郎じゅうろう名跡みょうせき代々だいだいのうち半数はんすうなんらかのかたち非業ひごう最期さいごげていることでもられている。初代しょだい舞台ぶたいじょう共演きょうえん役者やくしゃによって刺殺しさつされ(まん44さい)、さん代目だいめ公演こうえんさき大坂おおさかやまい江戸えどにはもどったものの2かげつ死去しきょまん21さい)。ろく代目だいめ風邪かぜをこじらせて急死きゅうしまん21さい)、はち代目だいめ公演こうえんさきだいさかなぞ自殺じさつげ(まん31さい)、じゅういち代目だいめだん十郎じゅうろう襲名しゅうめいわずか3ねんはん病死びょうしまん56さい)。じゅう代目だいめ白血病はっけつびょうわずらい、9年間ねんかんにおよぶ闘病とうびょうすえ死去しきょした(まん66さい)。代々だいだいはか青山あおやま霊園れいえんにある。

市川いちかわだん十郎じゅうろうだい

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ギャラリー

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 【スキャナー】だん十郎じゅうろう 歌舞伎かぶき復興ふっこうにらみ/襲名しゅうめい公演こうえん2ねん■40だい役者やくしゃ主力しゅりょく読売新聞よみうりしんぶん朝刊ちょうかん2022ねん11月6にち3めん
  2. ^ 上田うえだただしあきらほか監修かんしゅう ちょ三省堂さんせいどう編修へんしゅうしょ へん『コンサイス日本人にっぽんじんめい事典じてん だい5はん三省堂さんせいどう、2009ねん、119ぺーじ 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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