塩崎しおざき祥平しょうへい

塩崎しおざき 祥平しょうへい（しおざき しょうへい、1979年ねん - ）は日本にっぽんの映画えいが監督かんとく、プロデューサー、脚本きゃくほん家か。奈良なら県けん大和郡山やまとこおりやま市し小泉こいずみ町まち出身しゅっしん。

来歴らいれき

大阪おおさか府ふ八尾やお市し出身しゅっしんの父ちちと大阪おおさか市し福島ふくしま区く出身しゅっしんの母ははの間あいだに生うまれる。

1994年ねん、大和郡山やまとこおりやま市立しりつ片桐かたぎり中学校ちゅうがっこうを卒業そつぎょう後ご、国際こくさい科かがある大阪おおさか府内ふないの私立しりつ高校こうこうに進学しんがくするも、大学だいがく受験じゅけん偏重へんちょうの教育きょういく方針ほうしんに反発はんぱつし退学たいがくした。高校こうこう中退ちゅうたい後ご、アルバイトで出会であった年上としうえの彼女かのじょの勧すすめから高校こうこうを再さい受験じゅけんすることを決きめ、奈良なら県立けんりつ富雄とみお高等こうとう学校がっこうに1年ねん遅おくれて進学しんがく。

高校こうこう卒業そつぎょう後ごにアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくに渡わたる。サンノゼ州立しゅうりつ大学だいがくで映画えいが制作せいさくについて学習がくしゅうした。

2004年ねんに帰国きこく後ご、百ひゃく米めーとる映画えいが社しゃに入社にゅうしゃし、通訳つうやくや演出えんしゅつ助手じょしゅなどを務つとめる。2007年ねんから短編たんぺん映画えいがの監督かんとくを始はじめ、初はつ監督かんとくの『おとうさんのたばこ』は2008年ねんにハリウッドで開催かいさいされたPictures Battlek×Show Biz Japanの最優秀さいゆうしゅう作品さくひん賞しょうに選えらばれた。一方いっぽうで川本かわもと喜八郎きはちろうの遺作いさくとなった『死者ししゃの書しょ』（折口おりぐち信夫しのぶの同名どうめい小説しょうせつが題材だいざい）の海外かいがい販促はんそくを担当たんとうし、川本かわもとともつながりを持もった。

長編ちょうへんの初はつ監督かんとく作さくとなった『茜色あかねいろの約束やくそく サンバ do 金魚きんぎょ』は出身しゅっしん地ちの大和郡山やまとこおりやま市しを舞台ぶたいとして2009年ねんから脚本きゃくほんに着手ちゃくしゅ、自みずから制作せいさく会社かいしゃを立たち上あげて2012年ねんに公開こうかいされ、関西かんさいでは2万まん人にん以上いじょうの観客かんきゃくを集あつめた。

『茜色あかねいろの約束やくそく』完成かんせい後ご、次つぎ作さくも奈良なら県けんを舞台ぶたいに作つくることを構想こうそうし、2012年ねんに帰郷ききょうする。元来がんらいは自分じぶんも妻つまも実家じっかを嫌きらって関西かんさいから離はなれ、映画えいが産業さんぎょうが東京とうきょうに集中しゅうちゅうしていたことからその後ごも戻もどらなかったが、妻つまの実家じっかに住すむことになり、そのときの体験たいけんがベースとなって長編ちょうへん2作さく目めとなる『かぞくわり』の企画きかくが生うまれたと述のべている。『かぞくわり』は川本かわもとの遺作いさくと同おなじく折口おりぐち信夫しのぶの『死者ししゃの書しょ』から着想ちゃくそうを得えているが、川本かわもととの出会であいが「僕ぼくの映画えいがの基礎きそ」と発言はつげんしている。

監督かんとく作品さくひん

長編ちょうへん映画えいが

• 『茜色あかねいろの約束やくそく サンバ do 金魚きんぎょ』 - 監督かんとく・脚本きゃくほん（2012年ねん）
• 『かぞくわり』 - 監督かんとく・脚本きゃくほん（2019年ねん）かぞくわりLLP

短編たんぺん映画えいが

• 『おとうさんのたばこ』17分ふん（2007年ねん）百ひゃく米めーとる映画えいが社しゃ
• 『にっちもさっちも』 30分ふん（2015年ねん）PKP

プロデュース作品さくひん

• 『佐渡さわたりテンペスト』（2011年ねん）百ひゃく米めーとる映画えいが社しゃ
• 『審判しんぱん』（2018年ねん）百ひゃく米めーとる映画えいが社しゃ

ドキュメンタリー

• 『神かみ々の談だん』（2024年ねん、奈良ならテレビ放送ほうそう）

外部がいぶリンク

• 塩崎しおざき祥平しょうへい - IMDb（英語えいご）