ムンテニア

ムンテニア（Muntenia）は、ルーマニアの南東なんとう部ぶ、ブルガリア国境こっきょうに近ちかい一いち地方ちほうである。

12世紀せいきから13世紀せいきごろのルーマニアは、西部せいぶのトランシルヴァニア、北部ほくぶのモルダヴィア、南部なんぶのワラキアの3国こくに分わかれていた。ワラキアは現在げんざいのルーマニア国土こくどの約やく1/3を占しめる。

ワラキア公こう、ミハイ勇敢ゆうかん公こう (en:Mihai Viteazul) は、1599年ねんにトランシルヴァニア公こうに、1600年ねんにはモルダヴィア公こうとなり、歴史れきし上じょう初はじめてルーマニアを統一とういつした。

ワラキアはさらに2つの地方ちほうに分わかれている。東部とうぶがムンテニア、ムンテニアより多少たしょう狭せまい西部せいぶのオルテニアである。両りょう地方ちほうの間あいだにオルト川がわが流ながれる。ムンテニアの南みなみと東ひがしはドナウ川がわ、北きたはトランシルヴァニアアルプス山脈さんみゃくによって囲かこまれている。

ムンテニアには以下いかの10県けんが含ふくまれる。

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