大だい嶌しま佐太郎さたろう

大だい嶌しま 佐太郎さたろう（おおしま さたろう、1897年ねん8月がつ5日にち - 1936年ねん6月8日にち）は、大阪おおさか府ふ堺さかい市し出身しゅっしんで小野川おのがわ部屋へや、出羽海でわのうみ部屋へやに所属しょぞくした力士りきし。本名ほんみょうは中ちゅう辻つじ 佐太郎さたろう。173cm、94kg。最高さいこう位いは西にし前頭まえがしら11枚まい目め（ただし番付ばんづけ削除さくじょの為ため、番付ばんづけ上じょうの最高さいこう位いは東ひがし前頭まえがしら12枚まい目め）

来歴らいれき

大坂おおさか相撲すもうの小野川おのがわ部屋へやに入門にゅうもん、途中とちゅう兵役へいえきもあったが、1923年ねん5月がつに大関おおぜきに昇進しょうしんした。しかし、その時ときに起おきた紛擾ふんじょう事件じけん（龍神りゅうじん事件じけん）に関与かんよして一時いちじ脱退だったい、その後ご一いち度ど十じゅう両りょう格かくで復帰ふっきするも再ふたたび脱退だったいし、そのまま東西とうざい合併がっぺいを迎むかえた。

その後ご東京とうきょうの出羽海でわのうみ部屋へやにうつり、1928年ねん1月がつ十じゅう両りょう格付かくづけ出でで東京とうきょうの初はつ土俵どひょうという形かたちで角界かくかいに復帰ふっきした。1930年ねん5月がつ新しん入幕にゅうまくするも、春秋しゅんじゅう園えん事件じけんに加担かたんし1932年ねん1月がつ脱退だったい（実質じっしつ的てき最終さいしゅう場所ばしょは1931年ねん10月がつ）した。

脱退だったい後ごは天竜てんりゅう三郎さぶろうたちの関西かんさい角力すもう協会きょうかいで現役げんえきを続つづけ、櫻さくら錦にしき利一としかずたち後進こうしんの指導しどうにもあたったが、現役げんえき中ちゅうに死去しきょした。

成績せいせき

• 幕内まくうち6場所ばしょ35勝しょう31敗はい
• 通算つうさん16場所ばしょ89勝しょう63敗はい11休きゅう2分ふん
• 十両じゅうりょう優勝ゆうしょう1回かい（1929年ねん9月がつ）

改名かいめい

なし

関連かんれん項目こうもく

• 大相撲おおずもう力士りきし一覧いちらん