大竹おおたけ十郎じゅうろう

大竹おおたけ 十郎じゅうろう（おおたけ じゅうろう、1888年ねん（明治めいじ21年ねん）7月がつ28日にち - 1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）8月がつ4日にち）は、日本にっぽんの内務ないむ官僚かんりょう。朝鮮ちょうせん総督そうとく府ふ官僚かんりょう。静岡しずおか県けん福田ふくだ町長ちょうちょう。

経歴けいれき

静岡しずおか県けん磐田いわた郡ぐん福田ふくだ町まち（現在げんざいの磐田いわた市し）に鈴木すずき治平じへいの五ご男おとことして生うまれ、大竹おおたけ清一郎せいいちろうの養子ようしとなった。1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）に高等こうとう文官ぶんかん試験しけんに合格ごうかくし、翌年よくねんに東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく法科ほうか大学だいがく政治せいじ科かを卒業そつぎょうした。文部もんぶ属ぞく、同どう普通ふつう学務がくむ局きょく勤務きんむを経へて、山口やまぐち県けん都濃つの郡ぐん長ちょう、同どう理事りじ官かん、福島ふくしま県けん理事りじ官かん、神奈川かながわ県けん理事りじ官かん、同どう学務がくむ部長ぶちょう、佐賀さが県けん警察けいさつ部長ぶちょう、宮崎みやざき県けん警察けいさつ部長ぶちょう、三重みえ県けん警察けいさつ部長ぶちょう、岡山おかやま県けん警察けいさつ部長ぶちょう、福岡ふくおか県けん警察けいさつ部長ぶちょう、大阪おおさか府ふ警察けいさつ部長ぶちょう、警視庁けいしちょう警務けいむ部長ぶちょうを歴任れきにんした。その後ご、朝鮮ちょうせん総督そうとく府ふに転てんじ、慶尚北道けいしょうほくどう内務ないむ部長ぶちょう、警務けいむ局きょく保安ほあん課長かちょう、平安へいあん北道ほくどう知事ちじを歴任れきにんし、1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）に内務ないむ局長きょくちょうに就任しゅうにんし、中枢ちゅうすう院いん書記官しょきかん長ちょうも兼かねた。

1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）に退官たいかんした後のちは、朝鮮ちょうせん奨学しょうがく会かい理事りじ長ちょうとなった。

戦後せんごは福田ふくだ町長ちょうちょうに選出せんしゅつされた。

参考さんこう文献ぶんけん

• 帝国ていこく秘密ひみつ探偵たんてい社しゃ編へん『大衆たいしゅう人事じんじ録ろく 第だい3版はん』帝国ていこく秘密ひみつ探偵たんてい社しゃ、1930年ねん。 
• 『輓近ばんきん大だい日本にっぽん拓殖たくしょく史し』日本にっぽん行政ぎょうせい学会がっかい、1934年ねん。 
• 日本にっぽん官界かんかい情報じょうほう社しゃ編へん『日本にっぽん官界かんかい名鑑めいかん 昭和しょうわ十じゅう五ご年版ねんばん』日本にっぽん官界かんかい情報じょうほう社しゃ、1940年ねん。 
• 人事じんじ興信所こうしんじょ編へん『人事じんじ興信録こうしんろく 第だい13版はん（上うえ）』人事じんじ興信所こうしんじょ、1941年ねん。