大藤おおふじ高だか彦

大藤おおふじ 高だか彦（おおふじ たかひこ、1867年ねん12月19日にち（慶応けいおう3年ねん11月24日にち） - 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）12月7日にち）は、日本にっぽんの土木どぼく工学こうがく者もの。京都きょうと帝国ていこく大学だいがく名誉めいよ教授きょうじゅ。工学こうがく博士はかせ。専せん門もんは構造こうぞう工学こうがく。

1911年ねん（明治めいじ44年ねん）、名古屋なごや電灯でんとうによる大だい容量ようりょう水力すいりょく発電はつでん所しょとして竣工しゅんこうした八百津やおつ発電はつでん所しょにおいて技術ぎじゅつ顧問こもんとして設計せっけい施工しこう全般ぜんぱんの監督かんとくを行おこなった。

来歴らいれき

京都きょうと出身しゅっしん。1894年ねん（明治めいじ27年ねん）帝国ていこく大学だいがく工科こうか大学だいがく卒業そつぎょう。1896年ねん10月第だい三さん高等こうとう学校がっこう教授きょうじゅ。1897年ねん8月がつ、京都きょうと帝国ていこく大学だいがく理工りこう科か大学だいがく助教授じょきょうじゅ。1899年ねん5月土木どぼく学がく研究けんきゅうのため2年間ねんかんドイツ留学りゅうがくを命めいじせられる。1901年ねん10月、帰国きこくし京大きょうだい教授きょうじゅとなる。1903年ねん8月がつ工学こうがく博士はかせ。1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）7月がつ京都きょうと帝国ていこく大学だいがく理工りこう科か大学だいがくから工科こうか大学だいがくが分離ぶんりされるに伴ともない、京都きょうと帝みかど大工だいく科か大学だいがく学長がくちょうに就任しゅうにん。材料ざいりょう強弱きょうじゃく学がく講座こうざ（後ごの構造こうぞう強弱きょうじゃく学がく講座こうざ）を担当たんとうした。1916年ねん欧米おうべい各国かっこくに出張しゅっちょうを命めいぜられている。

正せい三さん位い、勲くん二に等とう。

著書ちょしょ

• 『構造こうぞう強弱きょうじゃく学がく』（上下じょうげ巻まき、近藤こんどう泰夫やすおとの共著きょうちょ）丸善まるぜん、1930年ねん

外部がいぶリンク

• 大藤おおふじ高だか彦（工こう) - 京都きょうと大学だいがく大学だいがく文書ぶんしょ館かん所蔵しょぞう資料しりょう検索けんさくシステム
• “尼崎あまがさきの都市とし計画けいかく 調査ちょうさ機関きかん設置せっちが急務きゅうむ 京大きょうだい教授きょうじゅ 大藤おおふじ博士はかせ談だん”. 大阪毎日新聞おおさかまいにちしんぶん（神戸大学こうべだいがく附属ふぞく図書館としょかん新聞しんぶん記事きじ文庫ぶんこのアーカイブ）. (1919年ねん4月がつ13日にち). https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100066862 2021年ねん2月がつ6日にち閲覧えつらん。