太田 三郎 (芸術 家 )
作品 概要
[版画 的 なもの 切手 と消印 との出会 い
[- 1950
年 、山形 県 温海 町 (現在 の鶴岡 市 )大岩川 に生 まれた。1971年 4月 、鶴岡工業高等専門学校 卒業 後 に上京 。デザイン事務所 に勤務 しながら、写真 に撮 った身近 な人々 を鉛筆 で細密 に描 く肖像 画 を描 き始 め、1980年 の初 めての個展 で発表 。個展 をきっかけに銀座 の画廊 巡 りをはじめた太田 は、ニュー・ペインティングやコンセプチュアル・アート、ミニマル・アートなどの現代 美術 に遭遇 し大 きな衝撃 を受 ける。東京 版画 研究所 で版画 を学 ぶ中 で、普段 の暮 らしの中 から生 まれる「版画 的 なもの」に着目 する。例 えば、買 い物 をした時 のレシート、キャッシュカードの利用 明細 書 、郵便 の消印 、電車 の切符 など、いずれも時間 と場所 の要素 を含 み、紙 などの媒体 に文字 やイメージが再現 されたものへの着目 である。そこで行 き着 いたのが切手 と消印 であり、切手 と消印 の組 み合 わせによるさまざまな表現 の可能 性 を発見 することになる[1]。
切手 と消印 存在
[切手 と消印 を用 いた最初 の作品 は、100枚 綴 りの通常 郵便 切手 の周辺 部分 を残 してバラバラにした切手 を自分 宛 の葉書 に貼 って投函 し、後日 届 いた切手 を葉書 から剥 がして再 びもとのシートに配列 した作品 『Print Work』である。切手 と消印 は「版画 的 なもの」であり、かつ消印 の「時間 」と「場所 」の要素 が自分 自身 の存在 を作品 の中 で確認 できる素材 となっている。さらに『Print Work』では明確 に意識 されていなかった押印 された消印 の日付 が、切手 1シート(100枚 )の中 で一 日 ずつ変 わっていく作品 『Date Stamps』へと展開 する。『Date Stamps』の素材 は切手 と郵便 局 で押印 してもらった消印 のみで、100日 分 がもとのシートの状態 にもどしてある。太田 が版画 的 なものとみなした切手 と消印 には、そこに作家 の熟練 した手技 の痕跡 は認 められない。コンセプチュアルな作品 でありながら、元来 伝達 の手段 である切手 と消印 や郵便 制度 と一体化 しつつも、意味 の伝達 の道具 にとどまらない点 がユニークである。なお1985年 7月 5日 から開始 された『Date Stamps』は、開始 から10,000日 (シート100枚 )を数 える2020年 8月 17日 をもって完了 した。太田 が郵便 局 に直接 赴 いて消印 を押 してもらうほかの作品 として、個人 的 な時間 と場所 が記録 された日 記帳 に1年間 かけて訪 ねた郵便 局 の消印 が押 された『Diary』(1986-1987)、そして曜日 ごとに7枚 のシートをばらし、あたかも昆虫 採集 のように曜日 を集 めた『Every Seven Days』(1987)などがある。また『Camellia Circle』(1985-2000)は、椿 の絵柄 の30円 切手 2枚 を実際 の椿 の葉 に貼 って押印 してもらった約 4,500枚 の椿 の葉 によるインスタレーション作品 である。
「郵頼」と消印
[太田 の切手 と消印 を素材 とする作品 には、太田 が郵便 局 で押印 してもらう方法 のほか、郵便 の「郵頼」制度 を利用 し、希望 日 の押印 を郵便 局 に依頼 して返送 された押印 切手 による作品 がある。『Stamp-Map of Japan and Korea』(1990)、『奥 の細道 1997』(1997)、『鉄腕 アトム』(2003)などである。- 『Stamp-Map of Japan and Korea』は「1990
年 8月 6日 午前 」の消印 を各地 の郵便 局 に依頼 して集 め、押 された切手 が郵便 局 の所在 の位置 関係 に配置 され、日本 列島 と韓国 を地図 状 に形 づくるインスタレーション作品 である。この日付 は広島 に原爆 が投下 されてから45年 後 にあたる。その意味 でこの作品 は後述 する〈Post War〉のシリーズと見 なすことも可能 である。45年 後 の郵便 局 の存在 が、逆 に45年 前 の不在 (消滅 した広島 の町 、人 、そしてその営 み)を浮 かびあがらせる。 - 『
鉄腕 アトム』は、アトムの誕生 日 2003年 4月 7日 の消印 が押印 されたアトムの記念 切手 によって、アトムの頭部 および全身 像 が形 づくられる作品 である。遠 い未来 だと思 われた21世紀 が現実 のものとなった現在 、過 ぎ去 った未来 を考 えさせる作品 である。 - 『
奥 の細道 1997』は、約 300年 前 に松尾 芭蕉 が『奥 の細道 』で辿 った旅程 を、1997年 の郵便 の消印 で構成 した作品 である。芭蕉 が辿 ったルートにあたる各地 の郵便 局 に依頼 して、彼 が滞在 した日 の消印 を切手 に押印 ・返送 してもらい、それらを地図 上 の位置 関係 に配列 している。当初 壁面 へのインスタレーション作品 として発表 されたが[2]、山形 美術館 が所蔵 する与謝 蕪村 『奥 の細道 図 屏風 』(1779年 紙 本 ・墨画 淡彩 六 曲 屏風 (山 )長谷川 コレクション)と同一 サイズの屏風 形式 の作品 が制作 された。太田 が「旅 の追 体験 」と述 べるように、「消印 」は存在 証明 としての意味 に加 え、もう一 つの郵便 の特質 である空間 と時間 の移動 を示唆 している。
オリジナル切手
[- 1987
年 に『Camellia Circle』を発表 した際 に、椿 の葉 をカラー・コピーした初 のオリジナル切手 作品 『Camellia Leaf』を発表 した。その後 、海辺 で太田 が拾 った貝 、缶 飲料 のプルリング、磁器 の破片 、瓶 の蓋 、さびた釘 、ウニの殻 などの漂着 物 を立体 のままカラー・コピーし、ミシン目 を施 して20枚 の切手 シート状 とした作品 『On the Beach』シリーズ(88年 発表 )のほか、植物 の種子 、兵士 の肖像 などをモチーフとしたオリジナルの切手 作品 を制作 している。「時間 」と「場所 」という基本 的 な概念 は共通 しながら、オリジナル切手 では、版画 のもつ複製 性 や反復 性 が造形 的 に試 みられている。
『Post War』シリーズ:戦争
[- 1992
年 から開始 され、太田 が岡山 県 津山 市 に移住 した1994年 以降 発表 されている『Post War』シリーズは、2021年 現在 、以下 の13シリーズが制作 されている。
- 『Post War 46-47
兵士 の肖像 』:「太平洋戦争 で行方 不明 になった兵士 の像 」(朝日新聞 掲載 の肖像 /出征 前 に撮 られた写真 ) - 『Post War 50
私 は誰 ですか』:「中国 残留 日本人 孤児 」(新正 卓 写真 集 ) - 『Post War 54
被爆 地蔵 』:「広島 の被爆 した地蔵 」 - 『Post War 55
被爆 樹 』:「広島 の被爆 した樹木 」 - 『Post War 56
無言 館 』:「戦没 画 学生 」(太平洋戦争 で亡 くなった画 学生 の遺作 ) - 『Post War 60
被爆 者 』:「津山 市 在住 の被爆 者 」 - 『Post War 62
軍人 像 』:「無縁 塚 となった軍人 像 」 - 『Post War 66
戦災 痕 』:「岡山 市内 に残 る戦災 の遺跡 」 - 『Post War 68
戦 ノ碑 』:「広島 -長崎 -沖縄 -鹿児島 -東京 に残 る戦争 の「碑 (いしぶみ)」を題材 にした作品 」 - 『Post War 69』
戦争 遺児 :「岡山 県 在住 の戦争 遺児 」 - 『Post War 72
世紀 の遺書 』:「『世紀 の遺書 』の言葉 」 - 『Post War 74
折鶴 焼 』:「長崎 県 波佐見 での折鶴 を焼 いた灰 を用 いたワークショップ」 - 『Post War 75
広島 の種子 』:原爆 投下 によって草木 も生 えないと言 われた広島 で採集 した種子 」
戦争 をテーマとした作品 は、ほかに『軍事 加 刷 切手 』(1995)、『最後 に勝 つものはまごころである』(1996)、『広島 のかけら』(2007)がある。この中 で切手 の形式 をとらない唯一 の作品 である『最後 に勝 つものはまごころである』は、シベリアの収容 所 での捕虜 生活 の中 で亡 くなった山本 幡 男 の遺書 を、文字 による記録 を持 ち帰 ることを禁 じられた仲間 の捕虜 たちが暗記 して遺族 に届 けたという事実 にもとづいている。『最後 の手紙 』(立川 昭二 著 、筑摩書房 )でこのことを知 った太田 が、この他者 の筆跡 によって妻 に届 けられた手紙 をそのまま書 き写 した作品 である。
『Seed Project』シリーズ :生命 /種子
[作家 が特定 の時間 と場所 で採集 したものと郵便 の機能 とを密接 に結 びつけたオリジナルの切手 シリーズが、1991年 から開始 された〈Seed Project〉である。採集 地 と採集 日 、植物 名 があらかじめプリントされた和紙 の上 に種子 が規則 的 に配置 され、雁皮紙 で封 じ込 められている。種子 自身 がもつ繁殖 の一 機能 としての移動 と手紙 の移動 、また版画 としての複数 性 と種子 の無数 性 とを、作家 は作品 上 に重 ね合 わせる。さらに太田 は、種子 が実 る時期 や育 つ環境 が限定 されることから、種子 自身 が時間 と場所 を表 しているとする[4]。1995年 1月 1日 以降 、郵便 局 で切手 に消印 を押 してもらう太田 の日課 に、毎日 欠 かさず1種類 の種子 を採集 することが加 わった。2000年 の西宮 市 大谷 記念 美術館 での個展 では、採取 当日 の新聞 一 面 と切手 シートを重 ね合 わせ、2000点 以上 のシートで美術館 の壁 を埋 め尽 くしたインスタレーション作品 を発表 している。種子 に関連 するオリジナル切手 作品 には、ほかに『パリの種子 袋 1998』(1999)、『Seedy Clothes』(2001)、『果実 と種子 』(2002)、『September─未 ダ熟 サズ』(2003)、『冬 の色 』(2005)などのシリーズがある。
アート・プロジェクト
[- 2004
年 、太田 と東北 公益 文科 大学 (山形 県 鶴岡 市 )の半田 結 を中心 に、学生 や市民 が参加 して実施 されたワークショップと展覧 会 からなる活動 「バードネット・プロジェクト」を実施 した[5]。このアート・プロジェクトにおいて、太田 個人 の自己 完結 的 な作品 の単 なる展示 ではなく、多 くの人 びとが作品 の成立 プロセスに関 わることによってそのコンセプトを形 にすることが試 みられた。使用 済 みの切手 で農業 用 防 鳥網 の断片 を挟 んだ切手 パーツを大量 に作 り、防 鳥網 の紐 にからませて空間 を構成 するバードネットの作品 は、酒田 市 の街 なかキャンパスと鶴岡 市 の丙 申 堂 で展示 された。以後 、京都 、津山 、山形 と、時間 と場所 、そしてそこに関 わる人 びととの関係 を変 えながら、作家 個人 を超 えたプロジェクトとして続 けられている。また太田 は2006年 6月 、東北芸術工科大学 の学生 を中心 に山形大学 の学生 や市民 によって企画 ・運営 されている「ヤマガタ蔵 プロジェクト」のレジデンス事業 の一環 として、山形 市内 の蔵 に滞在 し作品 を制作 、発表 した。 - ほかに
太田 三郎 の展示 スペース全体 を活用 したインスタレーションとして、2008年 の大原 美術館 有隣 荘 (岡山 県 倉敷 市 )、2010年 アートスペース油 亀 での「太田 三郎 「出石 町 の家 」」、「六甲 ミーツアート芸術 散歩 2010」に出品 した「六甲山 ハウス」などがある。
「子供 の時代 」
[- 2010
年 3月 大阪 市 での個展 「太田 三郎 新作 展 「子供 の時代 」」(3月 19日 —4月 10日 、アートコートギャラリー)で『あひるの子供 たち』(2009)と『石 の小 箱 』(2009)を発表 した。前者 は、ハンディキャップを背負 いながらも、親 の愛情 に包 まれて前向 きに生 きるダウン症 のこどもたちと太田 三郎 との交流 の中 から生 まれた肖像 切手 。後者 は、健常 児 として生 まれながらも身近 な大人 の手 によって命 を奪 われた子供 の名前 を新聞 記事 から採集 し、名前 を切手 にして石 を納 めた小 箱 に貼 った作品 である。現代 社会 で弱 い立場 にある小 さな命 という社会 的 な重 いテーマに、太田 三郎 が正面 から取 り組 んだ意欲 作 である。
文中 出典
[- ^ 『アーティテスト
解體 新書 ─太田 三郎 ─』(富士 ゼロックス株式会社 ART BY XEROX、2006年 )、太田 三郎 「アーティスト・インタヴュー太田 三郎 」『美術 手帖 』(美術 出版 社 、1992年 11月 号 143-144頁 )。 - ^ 1997
年 10月 、「太田 三郎 個展 」ぎゃるり葦 /山形 市 。 - ^ 『
太田 三郎 日々 』(山形 美術館 、2008年 ). - ^
太田 三郎 「アーティスト・インタヴュー太田 三郎 」前掲 書 141頁 。 - ^
半田 結 「アートプロジェクトによるアートの発信 とまちづくり」(伊藤 眞知子 ・小松 隆二 編著 『大学 地域 論 ─大学 まちづくりの理論 と実践 』論 創 社 、2006年 、178-204頁 )。
略歴
[- 1950
年 (昭和 25年 )、山形 県 西田川 郡 温海 町 (現 ・鶴岡 市 )に生 れる。 - 1971
年 (昭和 46年 )、鶴岡工業高等専門学校 機械 工学科 卒業 後 、上京 。東京 の写真 製版 会社 に就職 、レタッチの業務 に携 わる。
- 1972
年 (昭和 47年 )、写真 製版 会社 を退職 。美学 校 で細密 画 を学 ぶ。 - 1973
年 (昭和 48年 )、原宿 のグラフィックデザイン事務所 に勤務 する。 - 1975
年 (昭和 50年 )、銀座 のグラフィックデザイン事務所 に移 る。(〜1994年 まで勤務 ) - 1977
年 (昭和 52年 )、家族 や友人 の肖像 画 を描 き始 める。 - 1980
年 (昭和 55年 )、初 の個展 「太田 三郎 個展 」(シロタ画廊 /東京 ) - 1981
年 (昭和 56年 )、東京 版画 研究所 にて版画 制作 を学 ぶ。 - 1985
年 (昭和 60年 )、〈Diary〉〈Date Stamps〉『Camellia Circie』の制作 を開始 、毎日 郵便 局 に通 う。個展 「太田 三郎 展 」(コバヤシ画廊 /東京 )切手 と消印 の作品 を発表 。
- 1990
年 (平成 2年 )、個展 「太田 三郎 展 」(ギャラリーなつか/東京 ) 「Date Stamps」1000日 分 を発表 。 - 1991
年 (平成 3年 )、〈Seed Project〉の制作 を開始 。 - 1992
年 (平成 4年 )、個展 「太田 三郎 展 」(ギャラリー現 /東京 ) 〈Seed Project〉を発表 。 - 1993
年 (平成 5年 )、岡山 県 津山 市 に有限 会社 シード・プロジェクト設立 。 - 1994
年 (平成 6年 )、〈Post War 50私 は誰 ですか〉〈Stamp-map of Okayama〉を制作 。 - 1995
年 (平成 7年 )、個展 「Post War 50私 は誰 ですか」(コバヤシ画廊 )- 「50
年 後 ―彼 らはなぜ戦争 を表現 するのか―」(徳島 県立 近代 美術館 /徳島 )
- 「50
- 1996
年 (平成 8年 )、個展 「太田 三郎 展 Seed Project 1995」(コバヤシ画廊 ) 〈Seed Project 1995〉1995年 1年 分 の種子 作品 を発表 。- 「
写楽 再 見 」(国際 交流 フォーラム/東京 、以後 世界 各地 を巡回 )
- 「
- 1998
年 (平成 10年 )、「メディアローグ—日本 の現代 写真 ’98」(東京 都 写真 美術館 /東京 )- 「どないやねん!」(
国立 高等 美術 学校 /パリ、フランス)
- 「どないやねん!」(
- 1999
年 (平成 11年 )、個展 「Post War 54被爆 地蔵 」(コバヤシ画廊 )- 「
日本 の現代 写真 Zeitgenossische Fotokunst aus Japan“Contemporary Photographic Art from Japan”」(Neuer Berliner Kunstverein/ベルリン、Staatllche Kunsthalle/バーデン、ドイツ)
- 「
- 2000
年 (平成 12年 )、個展 「Nagi Project 2000」(奈義 町 現代 美術館 /岡山 )個展 「太田 三郎 存在 と日常 」(CCGA現代 グラフィックアートセンター/福島 )初 の回顧 展 「太田 三郎 2000-2001」(西宮 市 大谷 記念 美術館 /兵庫 )- 「
夏 草 や兵 どもが夢 の跡 :日本 の現代 美術 Yume no Ato - What remained of the dream...: - Contemporary art from Japan -」(Haus am Waldsee/ベルリン、他 ドイツ国内 を巡回 )
- 2001
年 (平成 13年 )、個展 「Post War 56無言 館 」(コバヤシ画廊 ) - 2002
年 (平成 14年 )、個展 「戦争 の世紀 」(コバヤシ画廊 )戦争 に題材 を得 た作品 全 シリーズを発表 。- 「イレブン&イレブン コリア・ジャパン・コンテンポラリー・アート2002」(
省 谷 美術館 /ソウル、韓国 ) - 「20
世紀 。美術 は虚像 を認知 した―モナ・リサとマンモンのあいだで―」(平塚 市 美術館 /神奈川 ) 津山 市 を会場 にしたイベント「つやま芸術 祭 」立 上 げに参加 。
- 「イレブン&イレブン コリア・ジャパン・コンテンポラリー・アート2002」(
- 2003
年 (平成 15年 )、「熊野 の森 アート&ミュージックプロジェクト」(和歌山 県 那智山 一帯 [那智勝浦 町 ]/和歌山 )- 「
大地 の芸術 祭 越後 妻有 アートトリエンナーレ2003」(越後 妻有 6市町村 /新潟 ) - 「いのちを
考 える太田 三郎 と中学生 たち」(伊丹 市立 美術館 /兵庫 )
- 「
- 2004
年 (平成 16年 )、個展 「バードネット—世界 はつながっている」(丙 申 堂 /山形 ) - 2005
年 (平成 17年 )、個展 「Post War 60被爆 者 」(コバヤシ画廊 /東京 )- 「
空 と大地 を旅 する太田 三郎 ・栗田 宏一 展 」(京都 芸術 センター/京都 ) - 「The 1st Pocheon Asian Art Festival」(Pochon Art Hall/ポチョン
市 、韓国 )
- 「
- 2006
年 (平成 18年 )、「四国 遍路 「お接待 プロジェクト循環 と再生 」(アート蔵 /愛媛 ) - 2007
年 (平成 19年 )、個展 「太田 三郎 On the Beach 1987-2007」(奈義 町 現代 美術館 /岡山 )個展 「太田 三郎 展 Post War 62軍人 像 」(コバヤシ画廊 /東京 )- 「
金庫 室 のゲルトシャイサー」(旧 日本銀行 広島 支店 /広島 ) - 「ヘイリ・アジアプロジェクト2
日本 現代 芸術 祭 」(ヘイリ芸術 村 /パジュ市 、韓国 )
- 2008
年 (平成 20年 )、「太田 三郎 HIROSHIMA 1990-2008」(大原 美術館 ) - 2009
年 (平成 21年 )、「市民 交流 プログラム集 めることはアートになる!」(鶴岡 アートフォーラム/山形 )- 「
太田 三郎 ─蔵 ニ居 マス」(勝山 文化 往来 館 ひしお/岡山 ) - 「
自宅 から美術館 へ田中 恒子 コレクション展 」(和歌山 県立 近代 美術館 /和歌山 ) - 「KAMI―
静 と動 現代 日本 の美術 」(ザクセン州立 美術館 版画 素描 館 /ドレスデン、ドイツ)
- 「
- 2010
年 (平成 22年 )、太田 三郎 新作 展 「子供 の時代 」(アートコート・ギャラリー/大阪 ) - 2011
年 (平成 23年 )、太田 三郎 「出石 町 の家 ―戦後 66年 岡山 空襲 に寄 せて―」(アートスペース油 亀 /岡山 )個展 「太田 三郎 Post War 66戦災 痕 」(コバヤシ画廊 /東京 )太田 三郎 「放蕩 息 の店 」(ピアットノノ/岡山 )- 「
戦争 と日本 近代 美術 」(板橋 区立 美術館 /東京 ) - 「2011
中 ・韓 ・日 現代 美術 交流 展 ―不 期 而遇―」(798芸術 区 四 面 空間 画廊 /北京 ・中国 ) - 「なつやすみの
美術館 「みること」「うつすこと」」(和歌山 県立 美術館 /和歌山 ) - 「Living in Arts project」(
真庭 市 勝山 エリア/岡山 ) - 「City-net Asia 2011」(Seoul Museum of Art/ソウル・
韓国 )
- 2012
年 (平成 24年 )、個展 「太田 三郎 2012年 春 」(江 寿 コンテンポラリーアート、瑞雲 庵 /京都 )太田 三郎 「Driftcards」−漂着 絵葉書 −(MIU ART BOX/岡山 )太田 三郎 「出石 町 の家 ―岡山 空襲 に寄 せて―」(アートスペース油 亀 /岡山 )
- 2013
年 (平成 25年 )、個展 「太田 三郎 北京 散策 」(ギャラリーなつか/東京 )個展 「太田 三郎 2012年 6月 6日 宮城 県 石巻 市 」(ギャラリーなつかC-View/東京 )個展 「太田 三郎 Post War 68戦 ノ碑 」(コバヤシ画廊 /東京 )
- 2014
年 (平成 26年 )、個展 「太田 三郎 Post War 69戦 争 遺児 」(コバヤシ画廊 /東京 )個展 「Seed Plant-種子 植物 Seed Project from Kyoto」(コウジュコンテンポラリーアート/京都 )個展 「太田 三郎 2010-2014」(奈義 町 現代 美術館 ギャラリー/岡山 )- 「Daylily Art Circus」(
喜多方 市 美術館 /福島 ) - 「
中 今 茶会 」(明治 神宮 隔 雲 亭 /東京 ) - 「ROKKO MEETS ART
芸術 散歩 2014」(六甲山 一帯 /兵庫 )
- 2015
年 (平成 27年 )、個展 「太田 三郎 ー横野 和紙 プロジェクト」(Space Seed/岡山 )- 「
未見 の星座 つながり/発見 のプラクティス」(東京 都 現代 美術館 /東京 ) - 「
目 の目 手 の目 心 の目 体感 の向 こうに広 がる世界 」(岡山 県立 美術館 /岡山 ) - 「
静岡 市 美術館 開館 5周年 記念 大原 美術館 展 名画 への旅 」(静岡 市 美術館 /静岡 ) - 「
開館 25周年 記念 人間 表現 を楽 しむ25のとびら」展 (徳島 県立 近代 美術館 /徳島 ) 多摩美術大学 展覧 会 設計 ゼミ企画 「航路 の途上 」(NAAアートギャラリー/千葉 )津山 お城 まつり「現代 アート in津山 城 」(津山 城 /岡山 )
- 「
- 2016
年 (平成 28年 )、個展 「太田 三郎 ー丙 申 堂 二 居 リマス」(国 指定 重要 文化財 丙 申 堂 /山形 )開館 記念 展 (S-HOUSE ユージアム/岡山 )新 収蔵 品 展 「コレクション・オンゴーイング」(東京 都 現代 美術館 /東京 )美作 三湯 「芸術 温度 」(湯原 温泉 ・八景 /岡山 )(岡山 県 北 22の温泉 宿 に16名 のアーティストが展示 )岡山 の美術 展 第 2期 太田 三郎 「Post War 66戦災 痕 」(岡山 県立 美術館 /岡山 )- 「
植物 区 」(ギャラリーなつか/東京 ) - 「きろくときおく
夏休 みの美術館 6」(和歌山 県立 近代 美術館 /和歌山 ) 龍野 アートプロジェクト2016「国際 芸術 祭 時空 の共振 」(たつの市 龍野 町 旧 市街 /兵庫 )- 「
美 つくりの里 ・旅 するアート」(津山 城跡 、津山 文化 センター/岡山 )
- 2017
年 (平成 29年 )、個展 「Print Works」(ギャラリーなつか&クロスビューアーツ/東京 )個展 「三鬼 と三郎 」(SpaceSeed/岡山 )個展 「Post War 72世紀 の遺書 」(コバヤシ画廊 /東京 )- 「
太田 三郎 展 seed project」(GALLERY CLEF/岐阜 ) - 「アートで
植物 採集 」(西宮 市 大谷 記念 美術館 /兵庫 ) - 「
柊 展 」(GALLERUCLEF/岐阜 )
- 2018
年 (平成 30年 )、個展 「太田 三郎 2018年 春 」(ギャラリーあしやシューレ/兵庫 )個展 「太田 三郎 移 りゆくもの」(PORT ART&DESIGN TSUYAMA/岡山 )特集 展示 「自然 について」(美濃加茂 市民 ミュージアム/岐阜 )- 「
越境 するミュージアム」(クシノテラス/広島 、S-HOUSEミュージアム/岡山 ) 特別 展 「託 したもの届 かぬ思 い」(岡山 空襲 展示 室 /岡山 )
- 2019
年 (平成 31/令 和 元年 )、個展 「Post War 74折鶴 焼 」(コバヤシ画廊 /東京 )個展 「太田 三郎 ー此処 にいます」(岡山 県立 美術館 /岡山 )- 「oh!マツリ☆ゴト
昭和 ・平成 のヒーロー&ピーポー」(兵庫 県立 美術館 /兵庫 ) - 「あかいわART RALLY 2019 OLD-NEWを
紡 ぐ」(若草 プラザ/岡山 ) 美作 三湯 「芸術 温度 」(奥津 温泉 ・奥津 荘 /岡山 )(岡山 県 北 25ヶ所 に24名 のアーティストが展示 )
- 2020
年 (令 和 2年 )、個展 「Post War 75広島 の種子 」(コバヤシ画廊 /東京 )- 「
西東三鬼 生誕 120年 記念 「三鬼 と三郎 」」(津山 市立 図書館 /岡山 - コレクションにみる「
拡 がる現代 アート眼 で聴 き、耳 で視 る」(BBプラザ美術館 /兵庫 ) - もうひとつの
日本 美術 史 「近 現代 版画 の名作 2020」(福島 県立 美術館 /福島 ) - 「ひろがる
美術館 ヒストリー」西宮 市 大谷 記念 美術館 の展覧 会 とコレクション2 (西宮 市 大谷 記念 美術館 /兵庫 ) - もうひとつの
日本 美術 史 「近 現代 版画 の名作 2020」(和歌山 県立 近代 美術館 /和歌山 ) - 「
山形 美 の鉱脈 明治 から令 和 へ」山形 美術館 /山形
- 「
- 2021
年 (令 和 3年 )- 「
花 と樹 の王国 」(北海道 立 釧路 芸術 館 /北海道 )
- 「
- 2022
年 (令 和 4年 )- 「
太田 三郎 切手 に種 をのせて」(熊本 市 現代 美術館 /熊本 ) - 「
太田 三郎 展 人 と災 いとのありよう」(BBプラザ美術館 /兵庫 )
- 「
出典 - 『
太田 三郎 存在 と日常 』(CCGA現代 グラフィックアートセンター、2000) - 『2000-2001
太田 三郎 』(西宮 市 大谷 記念 美術館 、2000) - 『
有隣 荘 ・太田 三郎 /HIROSHIMA 1990-2008』(大原 美術館 、2008) - 『
太田 三郎 日々 』(山形 美術館 、2008) - 『
太田 三郎 此処 にいます』(岡山 県立 美術館 、2019)
- 『
受賞 歴
[- 2000
年 平成 12年 岡山 県 芸術 文化 賞 凖グランプリ - 2009
年 第 10回 福武 文化 奨励 賞 - 2013
年 第 4回 創造 する伝統 賞 -公益 財団 法人 日本 文化 藝術 財団 - 2016
年 第 74回 「山陽 新聞 賞 /文化 功労 」第 17回 「福武 文化 賞 」
- 2018
年 平成 30年度 地域 文化 功労 者 文部 科学 大臣 表彰
公的 コレクション
[参考 文献
[- 『
太田 三郎 :切手 が運 ぶもの』アート・サイト/福井 、1993年 - 『
太田 三郎 展 Nagi Project 2000: Document』奈義 町 現代 美術館 /岡山 、2000年 - 『
太田 三郎 存在 と日常 』CCGA現代 グラフィックアートセンター/福島 、2000年 - 『
太田 三郎 展 2000-2001』西宮 市 大谷 記念 美術館 、2000年 - 『アートプロジェクト
太田 三郎 「バードネット─世界 はつながっている」記録 集 』太田 三郎 ワークショップ&個展 実行 委員 会 、2005年 - 『アーティテスト
解體 新書 ─太田 三郎 ─』富士 ゼロックス株式会社 ART BY XEROX、2006年 - 『
太田 三郎 OTA SABURO/平成 20年 春 の有隣 荘 特別 公開 有隣 荘 ・太田 三郎 ・大原 美術館 ;太田 三郎 HIROSHIMA 1990-2008』大原 美術館 、2008年 - 『
太田 三郎 日々 』山形 美術館 、2008年 - 『
太田 三郎 此処 にいます』岡山 県立 美術館 、2019年