家計かけい

家計かけい（かけい）とは、一家いっかにおける経済けいざい生活せいかつのやりくりの総称そうしょうである。

概要がいよう

夫おっとや妻つまの月々つきづきの収入しゅうにゅうから、家族かぞくの1ヵ月かげつの生活せいかつの諸々もろもろの支出ししゅつ、貯蓄ちょちく、ローンの支払しはらいなど。

経済けいざい学がくにおいての家計かけい

経済けいざい学がくにおいては、需要じゅよう（消費しょうひ）側がわの最小さいしょう単位たんいとして、消費しょうひ者しゃではなく家計かけいという言葉ことばを用もちいる。家計かけいの単位たんいとしては、個人こじんではなく世帯せたいが使つかわれることが多おおい。これは、家賃やちんや光熱こうねつ費ひなど世帯せたい員いんに共通きょうつうの支出ししゅつがあるなど、家計かけいの支出ししゅつや貯蓄ちょちく、投資とうしなどの決定けっていが、個々ここの世帯せたい員いん単位たんいではなく世帯せたい単位たんいで行おこなわれると考かんがえられるからである。 しかし、近年きんねんでは結婚けっこん年齢ねんれいの上昇じょうしょうにともなって、教育きょういくを終おえて職業しょくぎょうに就つき、収入しゅうにゅうのある子供こどもが親しん夫婦ふうふと同居どうきょしているケースが増ふえ、個人こじんの意思いし決定けっていによって決きまる支出ししゅつ部分ぶぶんが増加ぞうかしている。また、こうした子供こどもの支出ししゅつなど世帯せたい単位たんいの調査ちょうさでは把握はあくが困難こんなんな支出ししゅつが増加ぞうかしていることは、家計かけい支出ししゅつを調査ちょうさしている家計調査かけいちょうさなど統計とうけい調査ちょうさで、日本にっぽんの家計かけいが行おこなっている消費しょうひの総額そうがくや内容ないようの把握はあくが難むずかしくなっていることを意味いみしており、大おおきな問題もんだいとなっている。

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