市村いちむら (兵庫ひょうご県けん)

いちむら 市村いちむら
廃止はいし日び	1955年ねん4月がつ3日にち
廃止はいし理由りゆう	新設しんせつ合併がっぺい 榎列えなみ村むら、八木やぎ村むら、市村いちむら、神代かくみ村むら → 三原みはら町まち
現在げんざいの自治体じちたい	南みなみあわじ市し
廃止はいし時点じてんのデータ
国くに	日本にっぽん
地方ちほう	近畿きんき地方ちほう
都道府県とどうふけん	兵庫ひょうご県けん
郡ぐん	三原みはら郡ぐん
市町村しちょうそんコード	なし（導入どうにゅう前まえに廃止はいし）
総そう人口じんこう	4,210人ひと （国勢調査こくせいちょうさ、1950年ねん）
隣接りんせつ自治体じちたい	榎列えなみ村むら、八木やぎ村むら、神代かくみ村むら、志知しち村むら
市村いちむら役場やくば
所在地しょざいち	兵庫ひょうご県けん三原みはら郡ぐん市村いちむら
座標ざひょう	北緯ほくい34度ど17分ふん45秒びょう 東経とうけい134度ど46分ふん45秒びょう
ウィキプロジェクト

市村いちむら（いちむら）は、兵庫ひょうご県けん三原みはら郡ぐんにあった村むら。現在げんざいの南みなみあわじ市し市し各かく町まちにあたる。

南みなみあわじ市しでは発足ほっそく前まえの旧きゅう町名ちょうめい（三原みはら町まち・西淡せいだん町まち・南淡なんだん町まち・緑町みどりちょう）は残のこっていないが、町村ちょうそん制せい施行しこう時じの町村ちょうそん名めい・旧きゅう村むら名めいが大字だいじ・小字こあざとして残のこっているため、町村ちょうそん制せい施行しこう前まえの市村いちむらの区域くいきは「南みなみあわじ市し 市いち市し（いちいち）」と市しが3つ並ならぶ珍めずらしい住所じゅうしょ表記ひょうきとなっている。

地理ちり

• 河川かせん：三原川みはらがわ

歴史れきし

村むら名めいの由来ゆらい

中世ちゅうせいの頃ころ、国府こくふ市しと呼よばれる物々交換ぶつぶつこうかんの市しがあり、その名残なごりでつけられたとする説せつが有力ゆうりょくである。

沿革えんかく

• 1889年ねん（明治めいじ22年ねん）4月がつ1日にち - 町村ちょうそん制せいの施行しこうにより、市村いちむら・三条さんじょう村むら・十じゅう一いちヶ所かしょ村むらの区域くいきをもって発足ほっそく。
• 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）11月26日にち - 淡路あわじ鉄道てつどうの洲本すもと口こう（後のちに宇山うやま）・市村いちむら間あいだが開業かいぎょう。
• 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）4月がつ3日にち - 榎列えなみ村むら・八木やぎ村むら・神代かくみ村むらと合併がっぺいして三原みはら町まちが発足ほっそく。同日どうじつ市村いちむら廃止はいし。

交通こうつう

鉄道てつどう路線ろせん

• 淡路あわじ交通こうつう
  • 淡路あわじ交通こうつう線せん
    • 市村いちむら駅えき

道路どうろ

• 国道こくどう28号ごう

参考さんこう文献ぶんけん

• 角川かどかわ日本にっぽん地名ちめい大だい辞典じてん 28 兵庫ひょうご県けん
• 今尾いまお恵めぐみ介かい『明治めいじ・昭和しょうわ・平成へいせいの大だい合併がっぺいで激変げきへんした日本にっぽん地図ちず 市町村しちょうそん名めいのつくり方かた』日本加除出版にほんかじょしゅっぱん、2020年ねん11月30日にち、212頁ぺーじ。ISBN 978-4-8178-4693-8。 

関連かんれん項目こうもく

• 広岡ひろおか宇一郎ういちろう
• 兵庫ひょうご県けんの廃止はいし市町村しちょうそん一覧いちらん