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しんとも (五輪ごりん真弓まゆみきょく)

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しんとも
五輪いつわ真弓まゆみ楽曲がっきょく
収録しゅうろくアルバム潮騒しおさい
リリース1982ねん10がつ21にち
規格きかくLP
レーベルUMI
作詞さくししゃ五輪いつわ真弓まゆみ
作曲さっきょくしゃ五輪いつわ真弓まゆみ
潮騒しおさい収録しゅうろくじゅん
潮騒しおさい
(1)
しんとも
(2)
素直すなおになれなくて
(3)

しんとも」(こころのとも)は、五輪いつわ真弓まゆみが1982ねん発表はっぴょうしたアルバム『潮騒しおさい』に収録しゅうろくされた楽曲がっきょくである。シングルカットされず、テレビ・ラジオでの楽曲がっきょく披露ひろうがなかったため日本にっぽんでは一般いっぱんられることがなかったが、1980年代ねんだい中頃なかごろインドネシア普及ふきゅうし、だい2の国歌こっかわれるほど世代せだいえて日本語にほんごうたがれている。

インドネシアでの人気にんき

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1983ねん[1]五輪ごりんコンサートどうきょく感銘かんめいけたインドネシアのラジオ関係かんけいしゃが、アルバムをかえ現地げんち放送ほうそうしたのをきっかけにひろまり、1985ねんごろにはだいヒットきょくとなった。その中学校ちゅうがっこう音楽おんがく授業じゅぎょう課題かだいきょくにもなった[2][3]

評判ひょうばんけた1986ねん五輪ごりんジャカルタでコンサートを開催かいさいし、1987ねんには日本にっぽんでの知名度ちめいどひくいままだったが、だい38かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん歌唱かしょうしている。

2004ねんスマトラおき地震じしん被災ひさいしゃたちがくちずさみ、しんささえになったとわれる[4]

2005ねんには、スマトラおき地震じしんチャリティ・シングルとして、五輪ごりんDELONインドネシアばん がデュエットし日本にっぽん発売はつばいされた。

2014ねんちゅうにちインドネシア共和きょうわこく大使館たいしかん公邸こうていにてひらかれたTV番組ばんぐみ「Kokoro No Tomo POP!」の記者きしゃ発表はっぴょうかい五輪ごりんとCHEMISTRY川畑かわはたかなめがデュエットで披露ひろうした[5]どう発表はっぴょうかいには安倍あべ昭恵あきえ総理そうり大臣だいじん夫人ふじん来賓らいひんとして出席しゅっせきした。

2015ねんには、ジャカルタでおこなわれただい7かいジャカルタ日本にっぽんまつ閉幕へいまくしきで、五輪ごりんとロックバンドJ-Rocksインドネシアばん学生がくせいによる日本語にほんごミュージカル劇団げきだん「enじゅく」の共演きょうえん披露ひろうされた[6]

2023ねん6がつ天皇てんのう皇后こうごう即位そくいはつとなる国際こくさい親善しんぜん訪問ほうもんとしてインドネシアに国賓こくひん訪問ほうもんしたさい、6月19にち午後ごごボゴール宮殿きゅうでんひらかれたジョコ大統領だいとうりょう夫妻ふさい主催しゅさい昼食ちゅうしょくかいにおいて、インドネシア伝統でんとう弦楽器げんがっきササンドゥによる演奏えんそう披露ひろうされた。

同名どうめいのTVシリーズ

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2013ねんにキュリオ・アジアの制作せいさくでインドネシアのテレビ局てれびきょくメトロTVインドネシアばん放送ほうそう開始かいしされた日本にっぽん文化ぶんか紹介しょうかい番組ばんぐみ『Kokoro No Tomo – Sahabat Sehati』シリーズにその使つかわれ、歴代れきだいオープニングテーマとしてもカバーされている。

クールジャパン戦略せんりゃく一環いっかんソニー・ミュージックエンタテインメントとの共同きょうどう制作せいさくとなった2014ねんの『Kokoro No Tomo POP! インドネシアばん』エンディングテーマには川畑かわはたかなめバージョンが採用さいようされた[7]

2018ねん1がつ日本にっぽんインドネシア国交こっこう樹立じゅりつ60周年しゅうねん記念きねんして、片平かたひら里菜りなバージョンにりをけた『KokoroNoTomo Dance(しんともダンス)』をしんシリーズ出演しゅつえんしゃ佐生さそゆきのダンスで発表はっぴょうした。映像えいぞう - YouTube

歴代れきだいオープニングテーマ歌手かしゅ

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  • てい吟秋ぎんしゅう 1983ねん。シンガポール出身しゅっしん台湾たいわん女性じょせい歌手かしゅ。タイトル『きわぐう』、アルバム「雨中うちゅうぎょう収録しゅうろく
  • おうえい 1986ねん。シンガポールの女性じょせい歌手かしゅ。タイトル『奇妙きみょうてき力量りきりょう』、カセットアルバム『紅綠こうろくとう収録しゅうろく
  • 五輪ごりん真弓まゆみ duet with DELONインドネシアばん 2005ねん。スマトラおき地震じしんチャリティ・シングル。
  • 川畑かわはたかなめCHEMISTRY)2014ねん2がつ21にち配信はいしんシングルとして発表はっぴょう。カバーアルバム『ON THE WAY HOME通常つうじょうばん収録しゅうろく
  • 川畑かわはたかなめNovita Dewi Marpaungインドネシアばん 川畑かわはた出演しゅつえんした2014ねん5がつ公開こうかいのインドネシア映画えいがSang Pemberaniインドネシアばん」の主題歌しゅだいか採用さいようされたデュエット。
  • Zivilia(ジフィリア)インドネシアばん 2009ねん。アルバム『Aishiteruインドネシアばん収録しゅうろく日本にっぽんでの職業しょくぎょう研修けんしゅう時代じだいにギターをおぼえた[8]ズルキフリがボーカルをつとめるインドネシアの4人組にんぐみロックバンドによるインドネシア日本語にほんごによるカバー。
  • アモウ ミコ 2015ねん。2ndミニアルバム『BRAND NEW ME』収録しゅうろく。インドネシアじん両親りょうしんち、日本にっぽんまれそだった女性じょせい歌手かしゅによるカバー。

また、インドネシアの伝統でんとう音楽おんがくクロンチョンうたマレーシア女性じょせい歌手かしゅジャミラー・アブ・バカル(Jamilah Abu Bakar)がうたのようにステージで度々たびたび披露ひろうしている。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ しんとも」の背景はいけいさぐる ドキュメンタリーを製作せいさくあいしてる」のDNAじゃかるた新聞しんぶん 2015ねん8がつ19にち
  2. ^ 2008ねん2がつ4にち東京とうきょう新聞しんぶん夕刊ゆうかん連載れんさい音楽おんがくつれづれ」五輪ごりん真弓まゆみ official Site エッセイ “こころのうた”の原点げんてん
  3. ^ [ https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20150913/Weeklyjn_9214.html ドキュメント映画えいが決定けってい インドネシアでの五輪ごりん真弓まゆみしんとも』の人気にんきぶり]週刊しゅうかん実話じつわ 2015ねん9がつ13にち
  4. ^ ハーベイロード・ウィークリー 699ごう (PDF) 財部たからべ誠一せいいち
  5. ^ 川畑かわはたかなめ(CHEMISTRY)、インドネシア大使館たいしかん公邸こうてい五輪ごりん真弓まゆみと「しんともはつデュエットMusicman-NET 2014ねん3がつ19にち
  6. ^ しんとも ひとつに ジャカルタ日本にっぽんまつ閉幕へいまく 五輪ごりん真弓まゆみさん共演きょうえんじゃかるた新聞しんぶん 2015ねん9がつ14にち
  7. ^ 川畑かわはたかなめ五輪ごりん真弓まゆみはつデュエット インドネシア「だい国歌こっか熱唱ねっしょうORICON NEWS 2014ねん3がつ19にち
  8. ^ もと研修生けんしゅうせいバンド「ジフィリア」「工場こうじょううた特訓とっくんした」日本語にほんごめる友好ゆうこうきずなじゃかるた新聞しんぶん 2013ねん3がつ15にち

関連かんれん項目こうもく

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