明あかるい表通おもてどおりで

「明あかるい表通おもてどおりで」（あかるいおもてどおりで）あるいは「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」 (英えい: On the Sunny Side of the Street) は、ジミー・マクヒュー作曲さっきょく、ドロシー・フィールズ作詞さくしの1930年ねんの曲きょくで、ハリー・リッチマンとガートルード・ローレンスが主演しゅえんしたブロードウェイのミュージカル『ルー・レスリーのインターナショナル・レビュー (Lew Leslie's International Revue)』で最初さいしょに紹介しょうかいされた。

その後ごこの曲きょくは、ジャズのスタンダード・ナンバーとなり、多おおくの場合ばあいは器楽きがく演奏えんそうで、テッド・ルイス、デイヴ・ブルーベック、アール・ハインズ 、ルイ・アームストロング、ベニー・グッドマン、ライオネル・ハンプトン、エロル・ガーナー、ディジー・ガレスピー、アート・テイタム、カウント・ベイシーといったジャズの巨人きょじんたちによって録音ろくおんが残のこされた。

1938年ねん10月には、ファッツ・ウォーラーと彼かれのリズム (Fats Waller and His Rhythm) が、ルイ・アームストロング、ジャック・ティーガーデンと一緒いっしょに、マーティン・ブロックのラジオ番組ばんぐみ『メイク・ビリーヴ・ボールルーム (Make Believe Ballroom)』でこの曲きょくを演奏えんそうした。このバージョンは、1981年ねんにスミソニアン・フォークウェイズから発売はつばいされたアルバム『Striding in Dixieland』(FW02816) に収録しゅうろくされている。

フランキー・レインはこの曲きょくを録音ろくおんしてヒットさせたが、ほかにもダイナ・ワシントン、エラ・フィッツジェラルド、ジュディ・ガーランド、キーリー・スミス、ナット・キング・コール、ジョー・スタッフィード、フランク・シナトラら名なだたる歌手かしゅがこの曲きょくを録音ろくおんしている。異論いろんもあるものの、最もっとも優すぐれた編曲へんきょくは、1945年ねんのトミー・ドーシーとザ・センチメンタリスツによる録音ろくおんのものとされている。

関連かんれん項目こうもく

• en:List of 1920s jazz standards
• カムカムエヴリバディ（連続れんぞくテレビ小説しょうせつ） - 物語ものがたりの主軸しゅじくとしてルイ・アームストロングが歌唱かしょうする本ほん曲きょくが登場とうじょうする。当とう作さくでは「ひなたの道みち」の和訳わやくが使用しようされている。

外部がいぶリンク

• "On the Sunny Side of the Street" at Jazz Standards
• Glenn's Swing Orchestra MP3 On the Sunny Side of the Street