明あかり教きょう館かん

明あかり教きょう館かん（めいきょうかん）は1828年ねんから1874年ねんまでかつてあった伊い予よ松山まつやま藩はんの藩校はんこう（1828年ねん-1874年ねん）。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

1805年ねん（文化ぶんか2年ねん）、松山まつやま藩はん第だい10代藩主はんしゅ・松平まつだいら定則さだのりが文教ぶんきょう興隆こうりゅうの基もととして松山まつやま城下じょうか二番にばん町まち横町よこちょうに興きょう徳とく館かんを創立そうりつ。

定則ていそくはまた1809年ねん（文化ぶんか6年ねん）、江戸えど愛宕あたごの松山まつやま藩はん下屋敷しもやしき内ないに三省みつよし館かん（命名めいめいは松平まつだいら定信さだのぶ）を設立せつりつ。

1821年ねん（文政ぶんせい4年ねん）、第だい11代だい藩主はんしゅ・松平まつだいら定じょう通どおりが興きょう徳とく館かんを東門ひがしもん屋敷やしき跡あとに移転いてんし、修おさむ来館らいかんと改名かいめい。

1828年ねん（文政ぶんせい11年ねん）2月がつ3日にち、定じょう通どおりが修おさむ来館らいかんを拡充かくじゅうし明あかり教きょう館かんを設立せつりつ。文武両道ぶんぶりょうどうの振興しんこうを図はかった。

1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）、旧制きゅうせい松山まつやま中学校ちゅうがっこう（現在げんざいの愛媛えひめ県立けんりつ松山東まつやまひがし高等こうとう学校がっこう）の敷地しきち内ないに建物たてものが移築いちくされた。

1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）、空襲くうしゅうにより松山まつやま中学校ちゅうがっこうの校舎こうしゃが全焼ぜんしょうしたが、明あきら教きょう館かんは類焼るいしょうを免まぬかれた。

1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）2月がつ12日にち、愛媛えひめ県けん指定してい文化財ぶんかざい建造けんぞう物ぶつに指定していされた。

現在げんざいは主おもに松山東まつやまひがし高だか茶道さどう部ぶの前期ぜんきの活動かつどう場所ばしょとなっている。

『明あきら教きょう館かん』由来ゆらい、愛媛えひめ県立けんりつ松山まつやま中学ちゅうがく・松山東まつやまひがし高だか同窓会どうそうかい編へん^{[要よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]}