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板橋郡(パンギョぐん)は朝鮮民主主義人民共和国江原道に属する郡。
北朝鮮統治下の江原道西部に位置する。郡の大部分が山地で、臨津江が郡内を貫いて流れる。
北に法洞郡、東に洗浦郡、東南に平康郡、南に伊川郡と境を接する。また、西は黄海北道谷山郡・新坪郡と接する。
1邑・22里を管轄する。
- 板橋邑
- 開蓮里
- 京都里
- 亀塘里
- 九峯里
- 君漢里
- 金坪里
- 龍塘里
- 龍池里
- 龍川里
- 龍浦里
- 龍興里
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- 梨上里
- 梨下里
- 明徳里
- 寺洞里
- 上頭里
- 上麟原里
- 支上里
- 支下里
- 泉巌里
- 楓峴里
- 下麟原里
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1945年8月時点で江原道伊川郡の北部を占めていた。1952年12月、板橋面・楽壌面・方丈面を中心に山内面・龍浦面の各一部、黄海道谷山郡東村面の一部が板橋郡として編成された。
この節の出典[1]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、江原道伊川郡楽壌面・板橋面・方丈面および山内面・龍浦面の各一部、黄海道谷山郡東村面の一部地域をもって、板橋郡を設置。板橋郡に以下の邑・里が成立。(1邑19里)
- 板橋邑・龍塘里・支上里・九峯里・支下里・楓峴里・君漢里・龍浦里・開蓮里・佳麗州里・寺洞里・龍池里・亀塘里・下麟原里・上麟原里・京都里・龍川里・上頭里・龍興里・三城里
- 1953年 (1邑21里) - 役場庁舎を現在地に移転。
- 板橋邑が明徳里に降格。
- 佳麗州里が板橋邑に昇格。
- 三城里が分割され、梨上里・梨下里が発足。
- 洗浦郡金坪里を編入。
- 1954年 (1邑22里)
- 板橋邑・寺洞里の各一部が合併し、泉巌里が発足。
- 龍塘里の一部が明徳里に編入。
- 明徳里の一部が楓峴里に編入。
- 亀塘里の一部が龍池里に編入。