森本もりもと茂樹しげき (ゲームクリエイター)

森本もりもと 茂樹しげき（もりもと しげき、1967年ねん10月1日にち - ）は、日本にっぽんのゲームクリエイター、キャラクターデザイナー。ポケットモンスターシリーズに初代しょだいから関与かんよしている。

来歴らいれき

藤原ふじわら基はじめ史しと同どう時期じきに入社にゅうしゃし、ゲームフリークやポケモンの黎明れいめい期きを構築こうちくすることに貢献こうけんした。元々もともとはライターを生業せいぎょうとしていた人物じんぶつであり、田尻たじり智さとしの友人ゆうじんが経営けいえいしていた編集へんしゅうプロダクションに所属しょぞくしていた。

ライターを業務ぎょうむとしていたため、当初とうしょは攻略こうりゃく本ほんの編集へんしゅうを主おもな仕事しごととしていたが、入社にゅうしゃ1年ねん後ごに森本もりもとは田尻たじりにプログラマーへと転身てんしんしたいと相談そうだんを持もちかけ、受諾じゅだくされてプログラマーとなる。森本もりもとはプログラマーになった経緯けいいについて「なんとなくやりたくなった」と語かたっており、明細めいさいな理由りゆうは述のべていない。とみさわ昭仁あきひとは、森本もりもとがプログラマーへの道みちを選えらんだ背景はいけいには、ゲームフリークには当時とうじプログラマーが不足ふそくしており、プログラミングの経験けいけんがある自分じぶんがプログラマーとなることで経営けいえいの不安ふあんなゲームフリークを立たて直なおせると考かんがえたからではないかと推測すいそくしている。

プログラマーへ転身てんしんした森本もりもとは、増田ますだ順一じゅんいちからプログラミングに関かんする指導しどうを施ほどこされ、1年ねん後ごには優秀ゆうしゅうなプログラマーに成長せいちょうした。杉森すぎもり建けんらがデザインしたポケモンを見みて、能力のうりょくや技わざについて決きめていくのも森本もりもとの役割やくわりであった。主おもにポケモンの戦闘せんとう面めんにおけるプログラミングを担当たんとうし、またミュウなど、一部いちぶポケモンのデザインも請うけ負おった。任天堂にんてんどうに内緒ないしょのまま独断どくだんでミュウのデータを入力にゅうりょくしたことに関かんしては2019年ねんのゲームフリーク公式こうしき動画どうがで「多分たぶん任天堂にんてんどうの人ひとに怒おこられたけど、今いまとなっては良よい思おもい出でしか残のこっていない」と笑わらっていた。

『ポケットモンスター 金きん・銀ぎん』では技わざの種類しゅるいが多様たよう化かした事ことに伴ともない、バグの修正しゅうせいに半年はんとし以上いじょうの月日つきひを費ついやしたと語かたっている。修正しゅうせい・調整ちょうせいに一番いちばん苦労くろうした技わざは「まもる」であると語かたっている。

好すきなポケモンはミュウである。

『ポケットモンスター ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』、『ポケットモンスター サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン』、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』、『ポケットモンスター ソード・シールド』、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではゲーム内ないにトレーナーとして登場とうじょうしている。

参考さんこう文献ぶんけん

• 小学館しょうがくかん『任天堂にんてんどう公式こうしきガイドブック マリオとワリオ めざせ!5冠かん王おう』ISBN 4-09-102455-6
• 小学しょうがく館かん『任天堂にんてんどう公式こうしきガイドブック ポケットモンスター金きん・銀ぎん ポケモンずかん』ISBN 4-09-102834-9
• とみさわ昭仁あきひと『ゲームフリーク 遊あそびの世界せかい標準ひょうじゅんを塗ぬり替かえるクリエイティブ集団しゅうだん』ISBN 4-8401-0118-3