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浅草あさくさため

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

浅草あさくさため(あさくさだめ)は、江戸えど浅草あさくさにあった、ろうない重病じゅうびょうになったもの、15さい未満みまんものなどを収容しゅうようした施設しせつ品川しながわにも同様どうよう施設しせつがあった。

概略がいりゃく

[編集へんしゅう]

象形しょうけいまち西にし浅草寺せんそうじから田畑たはた日本にっぽんつつみにいたる路辺ろへんにあった。 貞享ていきょう4ねん3がつ北条ほうじょう安房あわもり悪党あくとう2にん人頭じんとうにあずけ、5月、甲斐かいしょう飛騨ひだもり罪人ざいにんをあずけたことにはじまり、非人ひにん小屋こや罪人ざいにんをあずけおくのがえたので、元禄げんろく12ねん7がつ畑地はたちに2むね長屋ながやをたててためとし、そう板敷いたじきにたたみをしき、かまどをおいて煮炊にたきを自由じゆうにさせ、やまいしゅうようしゅう収容しゅうようし、人頭じんとうくるまぜんなながこれをかんした。 ためない上座かみざ下座げざをへだてず、朝夕あさゆう食事しょくじ重病じゅうびょうしゃにはかゆをだした。 ため上番じょうばんじん毎日まいにちゆうななためないにはいって状態じょうたいけんした。 薬用やくよう囚人しゅうじんいえからせんじとどけるさだめで、したがって上番じょうばんじん宿やどもの顔見知かおみしりとなるから、囚人しゅうじん宿やど々へ内通ないつうがましいことをしないおきてがあった。