浜口はまぐち京子きょうこ

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浜口はまぐち京子きょうこ
2015ねん浅草寺せんそうじ節分せつぶんかいにて
個人こじん情報じょうほう
生誕せいたんめい浜口はまぐち 京子きょうこ
国籍こくせき日本の旗 日本にっぽん
生誕せいたん (1978-01-11) 1978ねん1がつ11にち(46さい
東京とうきょう台東たいとう
家族かぞくアニマル浜口はまぐちちち
浜口はまぐち剛史たけしおとうと
スポーツ
競技きょうぎレスリング
クラブジャパンビバレッジホールディングス
獲得かくとくメダル
日本の旗 日本にっぽん
女子じょし レスリング・フリースタイル
オリンピック
どう 2004 アテネ 72 kgきゅう
どう 2008 北京ぺきん 72 kgきゅう
レスリング世界せかい選手権せんしゅけん
きむ 1997 クレルモン
=フェラン
75 kgきゅう
きむ 1998 ポズナン 75 kgきゅう
きむ 1999 ボーデン 75 kgきゅう
どう 2000 ソフィア 75 kgきゅう
きむ 2002 ハルキス 72 kgきゅう
きむ 2003 ニューヨーク 72 kgきゅう
ぎん 2005 ブダペスト 72 kgきゅう
ぎん 2006 広州こうしゅう 72 kgきゅう
どう 2008 東京とうきょう 72 kgきゅう
アジア大会たいかい
きむ 2002 釜山ぷさん 72 kgきゅう
きむ 2006 ドーハ 72 kgきゅう
どう 2010 広州こうしゅう 72 kgきゅう
レスリングアジア選手権せんしゅけん
きむ 1996 しょうやま 75 kgきゅう
きむ 2004 東京とうきょう 72 kgきゅう
きむ 2006 アルマアタ 72 kgきゅう
きむ 2007 ビシュケク 72 kgきゅう
きむ 2008 済州さいしゅう 72 kgきゅう

浜口はまぐち 京子きょうこ(はまぐち きょうこ、1978ねん昭和しょうわ53ねん1がつ11にち - )は、日本にっぽん女子じょしレスリング選手せんしゅ武蔵野むさしの学院がくいん大学だいがく日本にっぽん総合そうごう研究所けんきゅうじょ客員きゃくいん教授きょうじゅジャパンビバレッジホールディングス所属しょぞく日本にっぽんオリンピック委員いいんかい選手せんしゅ強化きょうかキャンペーン・シンボルアスリート制度せいど適用てきよう選手せんしゅ身長しんちょう170 cm。血液けつえきがたAがた独身どくしん

東京とうきょう台東たいとう出身しゅっしん武蔵野むさしの中学校ちゅうがっこう卒業そつぎょう武蔵野むさしの高校こうこう中退ちゅうたいちちプロレスラーアニマル浜口はまぐち浜口はまぐち平吾へいご)。べつ表記ひょうき戸籍こせきじょう表記ひょうき)は濱口はまぐち 京子きょうこ。オリンピックに3大会たいかい連続れんぞく出場しゅつじょうした記録きろく[1]

来歴らいれき

中学ちゅうがく時代じだい水泳すいえいをやっていたが、ある時期じきより女子じょしプロレスラーになることを志望しぼうちちアニマル浜口はまぐち経営けいえいするアニマル浜口はまぐちレスリング道場どうじょうちち指導しどうのもとボディビルのトレーニングをするようになり、プロレスラー志望しぼう男性だんせい選手せんしゅざって14さいからレスリングをはじめる[2]

1993ねん代々木よよぎクラブ所属しょぞくでレスリング全国ぜんこく大会たいかいデビュー[3]全日本ぜんにほん女子じょしレスリング選手権せんしゅけん61 kgきゅう全日本ぜんにほん女子じょしレスリングオープントーナメント61 kgきゅう柔道じゅうどう宮崎みやざき未樹みき住友海上火災保険すみともかいじょうかさいほけん)の足技あしわざ苦戦くせん連続れんぞくフォールけ。号泣ごうきゅう1996ねん全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん70 kgきゅう優勝ゆうしょうすると、よく1997ねんには世界せかい選手権せんしゅけん制覇せいは実績じっせきかさね、2004ねんアテネオリンピックには女子じょしレスリング72 kgきゅう日本にっぽん代表だいひょうとして出場しゅつじょうし、どうメダルを獲得かくとく準決勝じゅんけっしょうおうあさひ中国ちゅうごく)に敗退はいたい)。また、開会かいかいしきでは日本にっぽん選手せんしゅだん旗手きしゅつとめた。

2006ねん世界せかい選手権せんしゅけん女子じょし72 kgきゅう決勝けっしょうで、スタンカ・ズラテバブルガリア)のバッティング(あたまとっき)を顔面がんめん負傷ふしょう審判しんぱんだんたいちち抗議こうぎをするが、ズラテバの当該とうがい行為こういにはペナルティがせられないまま試合しあい続行ぞっこう浜口はまぐち敗戦はいせんし、どう選手権せんしゅけん72 kgきゅう2となった。試合しあい浜口はまぐち負傷ふしょう全治ぜんち4かげつ鼻骨びこつ骨折こっせつ(4ヶ所かしょ)と判明はんめい日本にっぽんレスリング協会きょうかいは、ズラテバの危険きけん行為こういかんする抗議こうぎ文書ぶんしょ国際こくさいレスリング連盟れんめいおよびブルガリアレスリング協会きょうかい送付そうふした[4]のち当該とうがい審判しんぱん降格こうかく処分しょぶん決定けってい)。

2005ねんおよび2006ねん世界せかいレスリング選手権せんしゅけん決勝けっしょう敗退はいたい最終さいしゅう順位じゅんいは2ねん連続れんぞくで22007ねん5月にビシケクおこなわれたアジア選手権せんしゅけん72 kgきゅう準決勝じゅんけっしょうにて、アテネオリンピックでやぶれたおうあさひを2たい1でくだし、つづく決勝けっしょうではオリガ・ジャニベコバ(カザフスタン)を2たい1でくだして優勝ゆうしょうした。同年どうねん9がつ世界せかいレスリング選手権せんしゅけん2回戦かいせんで、因縁いんねんとなるズラテバと対戦たいせん今度こんどわざい(攻防こうぼう)のさい微妙びみょう状況じょうきょうでズラテバにのみポイントが加算かさんされるという事態じたい発生はっせいした。これにたいしスコアボードをたたいて抗議こうぎする浜口はまぐちであったがビデオ映像えいぞうのチェックはおこなわれないまま試合しあい続行ぞっこう結果けっかはズラテバの勝利しょうりわり、敗戦はいせんした浜口はまぐちはこの大会たいかいでは北京ぺきんオリンピック出場しゅつじょうけんることはできなかった。これについて、日本にっぽんレスリング協会きょうかい誤審ごしんだとして、国際こくさいレスリング連盟れんめいたい審判しんぱん制裁せいさいすよう抗議こうぎした(のちに、当該とうがいチェアマンが処分しょぶんされている)。

2008ねんのアジア選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょうして出場しゅつじょうけん北京ぺきんオリンピックでは、準決勝じゅんけっしょう中国ちゅうごくおうやぶれたものの、2大会たいかい連続れんぞくどうメダルを獲得かくとくした。

2011ねんには、全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん男女だんじょつう歴代れきだい最多さいたとなる15度目どめ優勝ゆうしょうかざった[5]

エピソード

  • ちち・アニマル浜口はまぐちについては「年齢ねんれいかさねても純粋じゅんすいで、あたたかいしやさしい。でもずかしがり本当ほんとう尊敬そんけいできる存在そんざい」とべている[6]。テレビ番組ばんぐみ共演きょうえんしたこともあるほか父親ちちおや定番ていばん応援おうえんごえである「気合きあいだー!!」を披露ひろうすることもある。また、1993ねん5がつ全日本ぜんにほん女子じょしレスリング選手権せんしゅけんでアニマル浜口はまぐちかえしたごえは「えろー!!」だった。
  • ねずみ先輩せんぱいだいファンである[7]
  • おとうと剛史たけしもレスリングの選手せんしゅとして全国ぜんこく大会たいかい活躍かつやくし、のちに浜口はまぐち道場どうじょうちょう(トレーナー)をつとめている。
  • 2009ねんには、Japan Premium Project主催しゅさいするイベントにロシア新体操しんたいそう北京ぺきんオリンピックきんメダリストのエフゲニア・カナエワ、モデルの滝沢たきざわカレンらとともに着物きもののファッションショーに出演しゅつえん
  • ベースボールマガジンしゃ月刊げっかんプロレス1979ねん5がつごうで、プロレスラーの素顔すがお紹介しょうかいする「人物じんぶつスポット」らん国際こくさいプロレス時代じだいのアニマル浜口はまぐち登場とうじょうし、1さい当時とうじ浜口はまぐちいだきかかえた写真しゃしん掲載けいさいされている。

出演しゅつえん番組ばんぐみ

テレビ番組ばんぐみ

テレビアニメ

  • ちびまるちゃん(2023ねん3がつ19にち、フジテレビ)- レスリングをしているおねえさんやく(ゲスト声優せいゆうまつり)

インターネット配信はいしん

出演しゅつえんドラマ

出演しゅつえん映画えいが

戦績せんせき

  • 1993ねん 全日本ぜんにほん女子じょし選手権せんしゅけん大会たいかい61 kgきゅう4[9]
  • 1993ねん 全日本ぜんにほん女子じょしオープントーナメント61 kgきゅう2
  • 1994ねん JOCはいジュニアオリンピック61 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 1994ねん 全日本ぜんにほん女子じょしレスリング選手権せんしゅけん大会たいかい61 kgきゅう2
  • 1994ねん 全日本ぜんにほん女子じょしオープントーナメント65 kgきゅう3
  • 1995ねん 全日本ぜんにほん女子じょしオープントーナメント65 kgきゅう2
  • 1996ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん70 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 1997ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 1997ねん 世界せかい選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 1998ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 1998ねん 世界せかい選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 1998ねん 国際こくさい連盟れんめい女子じょし最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ
  • 1999ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 1999ねん 世界せかい選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2000ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2001ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2001ねん 大阪おおさかひがしアジア大会たいかい75 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2002ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2002ねん 世界せかい選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2002ねん 釜山ぷさん・アジア大会たいかい72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2003ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2003ねん 世界せかい選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2004ねん アテネオリンピックテスト大会たいかい72 kgきゅうじゅん優勝ゆうしょう
  • 2004ねん アテネオリンピック72 kgきゅう3
  • 2005ねん 世界せかい選手権せんしゅけん72 kgきゅう2
  • 2005ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん72 kgきゅう10連覇れんぱ天皇杯てんのうはい受賞じゅしょう
  • 2006ねん ジャパンクイーンズカップ72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2006ねん ワールドカップ72 kgきゅうじゅん優勝ゆうしょう
  • 2006ねん ドーハ・アジア大会たいかい72 kgきゅうじゅん優勝ゆうしょう
  • 2007ねん アジア選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2007ねん 世界せかい選手権せんしゅけん72 kgきゅう2回戦かいせん敗退はいたい
  • 2008ねん アジア選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょう
  • 2008ねん 北京ぺきんオリンピック72 kgきゅう3
  • 2011ねん 全日本ぜんにほん選手権せんしゅけん72 kgきゅう優勝ゆうしょう歴代れきだい最多さいた15度目どめ
  • 2012ねん ロンドンオリンピック72 kgきゅう1回戦かいせん敗退はいたい

脚注きゃくちゅう

  1. ^ レスリングでの「階級かいきゅう」とは?”. 【SPAIA】スパイア (2016ねん10がつ12にち). 2020ねん11月15にち閲覧えつらん
  2. ^ http://hamaguchi-kyoko.com/profile/index.html
  3. ^ Japan Wrestling Federation - 日本にっぽんレスリング協会きょうかい公式こうしきサイト - JWF 浜口はまぐち京子きょうこ ぜん成績せいせき(1993ねん~)”. 日本にっぽんレスリング協会きょうかい. 2020ねん8がつ27にち閲覧えつらん
  4. ^ 日本にっぽん協会きょうかいがFILAとブルガリア協会きょうかいへバイオレンス・ファイトを抗議こうぎ”. 日本にっぽんレスリング協会きょうかい公式こうしきホームページ. 2006ねん10がつ6にち閲覧えつらん
  5. ^ 浜口はまぐち歴代れきだい最多さいた15度目どめV「自分じぶん自身じしんった」…レスリング
  6. ^ 浜口はまぐち京子きょうこさん つらいときも「大丈夫だいじょうぶわたしにはえられる」”. 大手おおて小町こまちYOMIURI ONLINE) (2018ねん5がつ2にち). 2018ねん9がつ24にち閲覧えつらん
  7. ^ GROOVE LINE Z「QUIZ MASTER」2012ねん7がつ30にち”. J-WAVE公式こうしきサイト (2012ねん7がつ30にち). 2013ねん12月13にち閲覧えつらん
  8. ^ 浜口はまぐち京子きょうこ:「捜査そうさいち課長かちょう新作しんさくSPに出演しゅつえん 相田あいだ蓮子はすこ(きあいだ・れんこ)やくで「気合きあいだ!」連呼れんこ”. まんたんウェブ. 20191014閲覧えつらん
  9. ^ Japan Wrestling Federation - 日本にっぽんレスリング協会きょうかい公式こうしきサイト - JWF 浜口はまぐち京子きょうこ ぜん成績せいせき(1993ねん~)”. 日本にっぽんレスリング協会きょうかい. 2020ねん8がつ27にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク