淳じゅん于

淳じゅん于
各種かくしゅ表記ひょうき
繁体字はんたいじ：	淳じゅん于
簡体字かんたいじ：	淳じゅん于
拼音：	Chúnyú
注ちゅう音符おんぷ号ごう：	ㄔㄨㄣˊㄩˊ
ラテン字じ：	Chuenyu
広東かんとん語ご発音はつおん：	Seon4jyu4
上海しゃんはい語ご発音はつおん：	Zen1yu1
台湾たいわん語ご白話はくわ字じ：	Sûn-î, Sûn-û

淳じゅん于（じゅんう）は、漢かん姓せいのひとつ。『百ひゃく家いえ姓せい』の425番目ばんめ。

由来ゆらい

春秋しゅんじゅう時代じだいに州しゅう国こくまたは淳じゅん于国という小国しょうこくがあった（現在げんざいの山東さんとう省しょう安あん丘たかし市し）。のちに国名こくめいを氏しとした。

のち、唐とうの憲けん宗むねの諱いみなが「淳あつし→純じゅん」であったため、同音どうおんの「淳あつし」を避さけて「于」一いち字じのみにしたという。

著名ちょめいな人物じんぶつ

• 淳じゅん于髠 - 戦国せんごく時代じだいの斉ひとしの学者がくしゃ。
• 淳じゅん于越 - 秦はたの学者がくしゃ。
• 淳じゅん于意 - 前漢ぜんかんの医者いしゃ。
• 淳じゅん于長 - 前漢ぜんかんの役人やくにん。
• 淳じゅん于瓊 - 後こう漢かんの武将ぶしょう。
• 淳じゅん于誕 - 北きた魏たかしの軍人ぐんじん。
• 淳じゅん于量 - 南北なんぼく朝あさ時代じだいの梁りょう・陳ひねの軍人ぐんじん。
• 鑑真がんじん - 唐とうの僧そう。俗姓ぞくせいは淳じゅん于。日本にっぽんに渡わたった。

架空かくうの人物じんぶつ

• 淳じゅん于導 - 『三国志さんごくし演義えんぎ』に登場とうじょうする武将ぶしょう。
• 淳じゅん于棼 - 『太平たいへい広こう記き』に収おさめる伝奇でんき小説しょうせつ「南みなみ柯太守もり伝でん」の主人公しゅじんこう。