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どう

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(1) 噴煙ふんえん, (2) 溶岩ようがん噴泉ふんせん, (3) 火口かこう, (4) 溶岩ようがん, (5) 噴気ふんきこう, (6) 溶岩ようがんりゅう, (7) 溶岩ようがんはいそう, (8) 地層ちそう, (9) 岩床がんしょう, (10) どう, (11) マグマだま, (12) いわみゃく

どう(かどう、volcanic vent)はマグマ地中ちちゅう貫入かんにゅうするときのとおみちのこと。

概要がいよう

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火山かざんにおける最初さいしょどうは、マグマまりうち圧力あつりょく上昇じょうしょうともない、マグマまり上部じょうぶ岩石がんせき破砕はさいされ、マグマが上昇じょうしょうすることによって形成けいせいされる。どう形態けいたいは、ふくなり火山かざん火口かこう付近ふきんではつつじょう形状けいじょうをしていることがおおいが、これはかえどうとして利用りようされたことによるものがおおきいとかんがえられており、深部しんぶにおけるどう形態けいたいははっきりしていない。相似そうじ実験じっけんでは、とりはねじょういたじょうのマグマが上昇じょうしょうしていくという結果けっか観察かんさつされていることから、深部しんぶどう実験じっけん結果けっかたようないたじょうしているとかんがえられている。

地上ちじょう到達とうたつしたマグマはいたじょうどう沿って火口かこう火口かこうれつになることがあるが、その配列はいれつ地殻ちかく上部じょうぶ応力おうりょく影響えいきょうけているとかんがえられている。

地下ちかいわたい貫入かんにゅうしたマグマはどう中心ちゅうしんいたじょうひろがる。

侵食しんしょく作用さようにより地上ちじょうあらわれたどうのことをいわいわみゃく(ダイク)などとう。伊豆諸島いずしょとう孀婦岩そうふがん岩手いわてけん南昌山なんしょうざん代表だいひょうれい

関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • けんおか一郎いちろう へん火山かざんとマグマ』井田いだ嘉明よしあき東京とうきょう大学だいがく出版しゅっぱんかい、1997ねんISBN 4-13-060716-2