(Translated by https://www.hiragana.jp/)
火口 - Wikipedia コンテンツにスキップ

火口かこう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
富士山ふじさん火口かこう(1975ねん9がつ
国土こくど交通省こうつうしょう 国土こくど地理ちりいん 地図ちず空中くうちゅう写真しゃしん閲覧えつらんサービス空中くうちゅう写真しゃしんもと作成さくせい
浅間山あさまやま火口かこう(2007ねん2がつ
阿蘇山あそさん火口かこう(2014ねん5がつ
2000ねん噴火ふんか活動かつどう出来でき有珠山うすざん寄生きせい火口かこう火口かこうれつをなす(2001ねん8がつ撮影さつえい
カメルーンさん火口かこう

火口かこう(かこう、えい: crater)とは、地下ちかマグマや、火山かざんガスはこばれたいわかたまりなど、固体こたい液体えきたい地表ちひょう噴出ふんしゅつする(または過去かこ噴出ふんしゅつした)あな噴出ふんしゅつするものがどろであっても規模きぼによっては火口かこうばれることがある。噴火口ふんかこうえい: eruptive crater)ともいう。

ガス気体きたい)のみを噴出ふんしゅつするあな噴気ふんきこうぶことがおおいが、実際じっさいのところサイズによっておおまかに区別くべつされ、ガスのみであっても直径ちょっけいすうメートルともなると火口かこうばれることがおおい。過去かこ現在げんざい噴火ふんか有無うむわれない(大分おおいたけん伽藍岳がらんだけどろ火口かこうれいなど)。

火口かこう形成けいせい形状けいじょう

[編集へんしゅう]

火口かこうはマグマやねつどろ温泉おんせんすいが、地下ちか深部しんぶから上昇じょうしょうしてきて地表ちひょうやぶることで形成けいせいされる。

火口かこうみずまったものを火口湖かこうこという。

火口かこう配列はいれつ

[編集へんしゅう]

火口かこう直線ちょくせんじょうならんで火口かこうれつをなすこともよくある。

マグマがほそ柱状ちゅうじょうではなくいたじょうかたち上昇じょうしょうしてきた場合ばあい噴火ふんかこすが、地表ちひょうでは連続れんぞくしたではなく楕円だえんがた火口かこう直線ちょくせんじょうならんだ火口かこうれつとなる。
  • 広域こういき応力おうりょくじょう影響えいきょうされている場合ばあい
地殻ちかくプレートうごきによって応力おうりょくけているため、最大さいだい圧縮あっしゅくぬし応力おうりょくじく並行へいこう最小さいしょう圧縮あっしゅくぬし応力おうりょくじく直交ちょっこう)する方向ほうこうれやすく、火口かこうもこれにしたがってれやすい方向ほうこうなら傾向けいこうがある。この場合ばあい火口かこうどうしの間隔かんかく噴火ふんか火口かこうれつよりもかなりとおい。

危険きけんせい

[編集へんしゅう]

地震じしん活動かつどうなどで近々ちかぢか噴火ふんか火砕流かさいりゅう発生はっせい危険きけんせいがあったり、硫黄いおう由来ゆらい火山かざんせいガス噴出ふんしゅつ中毒ちゅうどくするおそれがあるので制限せいげんをしている自治体じちたいもある。

ギャラリー

[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]