無線むせん機き

無線むせん機き（むせんき）とは、無線むせん通信つうしんを行おこなうための機器ききのことである。アンテナが別べつになっている場合ばあいはアンテナを含ふくまない。手てで持もてるハンディタイプはアンテナ（空中線くうちゅうせん）と一体いったいになっておりアンテナも含ふくむ。

機能きのうにより、次つぎのように分類ぶんるいされる。

• 受信じゅしん機き
• 送信そうしん機き
• トランシーバー…受信じゅしん機きと送信そうしん機きを一体化いったいかしたもの

電波でんぱ法ほうにおいては無線むせん局きょくについて「受信じゅしんのみを目的もくてきとするものを含ふくまない」と定義ていぎされている（第だい2条じょう第だい5号ごう但ただし書がき）。ラジオ・テレビという電波でんぱを受信じゅしんのみで利用りようしている物ものを除外じょがいしている。テレビに双方向そうほうこう機能きのうが付ついている物ものが有あるが、電話でんわ回線かいせんやケーブルテレビ、インターネットなど電波でんぱを送出おくりだしているわけでは無ないので通常つうじょう無線むせん機きとは呼よばない。　また、無線むせんLANやBluetoothの通信つうしんを行おこなうための無線むせん機きが内蔵ないぞうされているテレビがあるが、全体ぜんたいを無線むせん機きとは呼よばない。

一般いっぱん的てきには、単たんに無線むせん機きと言いえば送信そうしんの機能きのうを有ゆうするトランシーバーのことを指さす。