異域 之 鬼
『
あらすじ
[登場 人物
[主要 人物
[木城 ソラト(きしろ ソラト)本 作 の主人公 。震災 発生 から2週間 経 った日 に奇跡 的 に救出 され、神近 男爵 家 に使用人 として引 き取 られる。救出 された時 、手枷 と足枷 を嵌 められ、顔 には鬼 の面 を被 せられ、諸刃 の短刀 を懐 に入 れていた。右 手 の平 に奇妙 な痣 がある。この痣 はノヱラ曰 く『鬼 の印 で闇 の王 の印 』らしい。ノヱラに初対面 で「鬼 、異域 の子 ども」と言 われた。太陽 の印 「タウ」。「サメク」の他 に「レシュ」、「ヴァウ」の『印 』を持 った仲間 がいる(榊 曰 く)。- 「ワルプルギスの
夜 」発動 後 に右手 の封印 が解 け、父親 を庇 って重傷 を負 った我 藍 を誤 って殺 してしまう。我 藍 と清 らの仇 を討 つために現代 に逃 げ込 んでからは(跡取 りがいなくなった為 )実質 没落 した神近 家 の屋敷 と財産 を受 け継 ぎ、「神近 ソラト」を名乗 る。 神近 我 藍 (かみちか がらん)神近 男爵 家 の跡継 ぎ。家 の下敷 きになっていたソラトを見 つけ出 し、父 に引 き取 るよう懇願 した。清 らと同 じでかなりの鈍感 で、小百合 が自分 のことを好 きなことさえソラトに言 われるまで気付 かなかった。想 い人 で婚約 者 の清 らが自分 でなくソラトを好 きなこと、ソラトが自分 との武道 の稽古 でわざと負 けていたことを知 って深 く傷 つき、逃 げ込 んだ先 でレイスと出会 い、行 きずりから関係 を持 った事 で乃々羽 を授 かった。その後 ソラトへの誤解 を引 きずったまま死亡 。現代 では「エツロウ」という名 で芸能 プロダクションの社長 となり、自 らが第 3の「ワルプルギスの夜 」を発動 させて清 らを蘇 らせ、ソラトへの復讐 を目論 む。神近 清 ら(かみちか きよら)我 藍 の許嫁 。神近 家 のしきたりに則 り、長男 の嫁 として育 てられるために巫女 の家系 から神近 家 の養女 になった。大食 いな上 にマイペースで鈍感 、他人 とズレている。アンパンとプリンアラモードが好物 。ソラトに恋心 を抱 いているが、彼 にはあまり相手 にされていないことを知 り傷 つく。陰 の巫女 。ノヱラのために神近 男爵 にさまざまな女性 を殺 させられていた。- レイス
外見 は異国 の売春 婦 ・レイス、中身 は「ワルプルギスの夜 」のために神近 男爵 によって召喚 された地獄 の公爵 ・メフィストフェレス。表 上 は神近 男爵 の愛人 を名乗 っている。身体 の持 ち主 はもう死 んでいるのにもかかわらず我 藍 の子供 が出来 た。後 に指輪 を手 に入 れたソラトと契約 するが、裏 では契約 破棄 のために反抗 を繰 り返 す。当初 娘 の乃々羽 に対 しては無 関心 だったが、彼女 の無邪気 さに触 れ後 に愛情 を抱 き始 める。- 乃々
羽 (ののは) 我 藍 とレイスの子供 。レイスが死 んでいるので魂 を持 っていない。ソラトがノヱラの体 に残 っていた魂 をいれたが、同時 に我 藍 が清 らの魂 を入 れようとしたため、どちらの魂 が封 じられているのかは不明 。記憶 もなく感情 の理解 も出来 ない。頭 に小 さな2本 の角 があるためいつも帽子 をかぶっている。ソラトと現代 に逃 げる際 、時空 の力 に耐 えきれるように6、7歳 の姿 に成長 した。魂 がないため、現代 に降臨 せんとする悪魔 達 の『仮 の器 』としてその身 を狙 われている。純粋 で真 っ直 ぐな性格 であり、ソラトやレイスの心 に変化 をもたらしていた。
帝都 編 からの登場 人物
[神近 久彌 (かみちか ひさや)我 藍 の父親 。製薬 会社 の社長 。震災 の混乱 に乗 じて財 を成 し、男爵 家 を復興 させたため、非情 な鬼 男爵 と評 され、一年中 曼珠沙華 が咲 く屋敷 は「血 華 邸 (ちばなてい)」の異名 を持 つ。息子 の我 藍 はもちろん、ソラトや清 らにはあまりいい感情 を持 たれていなかった。左 眼 に眼帯 をしている。永遠 の命 と地位 、そして必要 だったとはいえ自 らの手 で殺 してしまった妹 ・ノヱラを蘇 らせる事 を欲 する。そのために地獄 から魔物 を召喚 したが1度目 は失敗 。2度目 のために『聖 なる巫女 』である異母 妹 ノヱラの魂 を呼 び寄 せ、『獣 の指輪 』を使 って地獄 からメフィストフェレスを召喚 しレイスに封 じこめた。一条 小百合 (いちじょう さゆり)伯爵 家 令嬢 。成金 の神近 家 を良 く思 っておらず、清 らにも冷 たく当 たるが、鈍感 で他人 とズレている清 らにはその真意 が伝 わらない。「ワルプルギスの夜 」に清 らに足 を切断 されて死 んだ。我 藍 のことが好 き。- ノヱラ
神近 家 の指 籠 (座敷牢 )にいる少女 。「ワルプルギスの夜 」のために聖 なる巫女 として隔離 されていた。目 が見 えず足 も動 かないが、ソラトの『印 』は見 えている。「ワルプルギスの夜 」に清 らの体 に魂 が乗 り移 った。ソラトのことが好 き。その正体 は、先代 当主 (久彌 の父親 )が異国 から連 れ帰 ったとされる女 に生 ませた娘 で、神近 男爵 の異母 妹 。当人 は数 十 年 前 に彼 の手 で殺 されている。榊 (さかき)神近 家 の書生 。気配 を感 じさせない。神 秘密 教学 の権威 だったおじが神近 の野望 「ワルプルギスの夜 」を阻止 するために自殺 し、その代 わりにと雇 われた。その正体 は悪魔 研究 をしている西洋 の教会 系 教団 「叡智 の蛇 教団 」のスパイにして「サメク」。「ワルプルギスの夜 」にノヱラの指 籠 にきたソラトを助 け、彼 と乃々羽 の逃亡 を助 けた。その後 レイスを封印 する際 彼 に殺 される。
現代 編 からの登場 人物
[中 ノ陽 十 愛 (なかのひ とあ)巷 で有名 な人気 アイドル。高飛車 だが努力 を惜 しまず卑怯 なことが大嫌 い。エツロウに想 いを寄 せる。実 は小 百 合 の生 まれ変 わり。
書誌 情報
[由貴香織里 『異域 之 鬼 』講談社 〈ARIAコミックス〉全 6巻 - 2011
年 3月 7日 発売 、ISBN 978-4-06-380502-4 - 2011
年 7月 7日 発売 、ISBN 978-4-06-380520-8 - 2011
年 12月7日 発売 、ISBN 978-4-06-380550-5 - 2012
年 6月 7日 発売 、ISBN 978-4-06-380572-7 - 2012
年 12月7日 発売 、ISBN 978-4-06-380603-8 - 2013
年 5月 7日 発売 、ISBN 978-4-06-380627-4
- 2011
出典
[外部 リンク
[- ARIA|
異域 之 鬼 |作品 紹介 |講談社 コミックプラス - ウェイバックマシン(2011年 4月 5日 アーカイブ分 )