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石澤いしざわひらく

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
石澤いしざわ ひらく
基本きほん情報じょうほう
通称つうしょう マイクロ・タイソン[1]
階級かいきゅう ミニマムきゅう
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
誕生たんじょう (1996-11-23) 1996ねん11月23にち(27さい
出身しゅっしん 神奈川かながわけん相模原さがみはら[2]
スタイル オーソドックス[3]
プロボクシング戦績せんせき
そう試合しあいすう 15
11
KO 10
4
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石澤いしざわ ひらく(いしざわ かい、1996ねん11月23にち - )は、日本にっぽんプロボクサー神奈川かながわけん相模原さがみはら出身しゅっしん初代しょだい日本にっぽんミニマムきゅうユース王者おうじゃだい32だい日本にっぽんミニマムきゅう王者おうじゃM.Tボクシングジム所属しょぞく

来歴らいれき

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小中学校しょうちゅうがっこうではサッカーと空手からてをやっていて、中学ちゅうがく1年生ねんせいからボクシングをはじめた[4]

たけしょう高校こうこう時代じだいはボクシング主将しゅしょうつと[5]卒業そつぎょう日本体育大学にほんたいいくだいがく体育たいいく学部がくぶ進学しんがくし、スポーツ科学かがくなどまな教員きょういん免許めんきょ取得しゅとく[6]学友がくゆうかいボクシングに所属しょぞくし、関東かんとう大学だいがくリーグせんなどで活躍かつやくした。

2017ねん6月3にち後楽園こうらくえんホールでポンサポン・シットサイトーンと48.5キロ契約けいやく4回戦かいせんたたかい、2かい1ふん3びょうKOちをおさめてデビューせん白星しろぼしかざった[7]

2018ねん7がつ24にち冨田とみた大樹だいき初代しょだい日本にっぽんミニマムきゅうユース王座おうざ決定けっていせんおこな予定よていだったが自身じしん怪我けがのため中止ちゅうしとなった[8]

2018ねん11がつ10日とおか後楽園こうらくえんホールでおこなわれた「DANGAN216」にて日本にっぽんミニマムきゅう10井上いのうえゆうみやび初代しょだい日本にっぽんミニマムきゅうユース王座おうざ決定けっていせんおこない、6かい46びょうTKOちをおさめて初代しょだい日本にっぽんミニマムきゅうユース王者おうじゃになった[9][10]。なおこの勝利しょうりJBC発表はっぴょうした最新さいしんランキングではじめてミニマムきゅう日本にっぽんランクりをたす[11]

2019ねん6がつ1にち後楽園こうらくえんホールでインドネシアライトフライきゅう王者おうじゃのシレム・セランと対戦たいせんし、4かい2ふん52びょうTKOちをおさめた[12]

2019ねん9がつ21にち後楽園こうらくえんホールで日本にっぽんミニマムきゅう2谷口たにぐちすすむたかし日本にっぽんミニマムきゅう王座おうざ挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせんおこなう。5かい終了しゅうりょう間際まぎわみぎフックでダウンをうばうも終始しゅうしスピードとテクニックのせつけられ、8かい0-3(74-77×2、74-78)で判定はんていけをきっし、挑戦ちょうせんけん獲得かくとくすることは出来できなかった[13]

2020ねん10がつ13にち後楽園こうらくえんホールで日本にっぽんライトフライきゅう9炸獅と対戦たいせんし、6かい1ふん41びょうTKOちをおさめた[14]

2021ねん4がつ21にち後楽園こうらくえんホールで高田たかだいさむひとし対戦たいせんし、8かい2-0(78-74、79-73、76-76)で判定はんていちをおさめ、はつ防衛ぼうえい成功せいこうした[15]

その、24さいとなったため、ユース王座おうざから卒業そつぎょうというかたちになった。

2021ねん10がつ8にち後楽園こうらくえんホールで日本にっぽんミニマムきゅう王座おうざ挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせんとして日本にっぽん同級どうきゅう2はるこう直也なおや対戦たいせんし、4かい1ふん21びょうTKOちをおさめ、谷口たにぐちすすむたかしへの挑戦ちょうせんけん獲得かくとくした[16]

そして2022ねん1がつ11にち後楽園こうらくえんホールにておこなわれた「フェニックスバトル83」のメインイベントで日本にっぽんミニマムきゅう王座おうざ決定けっていせんとして日本にっぽん同級どうきゅう3もり且貴対戦たいせんし、8かい2ふん50びょうTKOちをおさめ、日本にっぽん王座おうざ獲得かくとくした[17]

2022ねん4がつ22にち後楽園こうらくえんホールにておこなわれた「PXBフェニックスバトル87」でWBO世界せかいミニマムきゅう王者おうじゃ谷口たにぐちすすむたかしと2ねん7ヶ月かげつりの再戦さいせんおこなうが、前日ぜんじつ計量けいりょう石澤いしざわがミニマムきゅうのリミットである47.6kgを2.5kg体重たいじゅう超過ちょうか、2あいださい計量けいりょうでも200gしかちず49.9kgと2.3kg体重たいじゅう超過ちょうか計量けいりょう失格しっかくとなり、りょう陣営じんえい協議きょうぎすえ試合しあい当日とうじつ午後ごご5時半じはん計量けいりょうおこな石沢いしざわ体重たいじゅうがミニマムきゅうのリミットより3kgぞう以内いないのの50.6kg以下いかであれば試合しあい実施じっしし、谷口たにぐちてば防衛ぼうえい石澤いしざわてば空位くういとなる変則へんそく条件じょうけん試合しあいおこなうことになり[18][19][20]石澤いしざわは11かい2ふん29びょうTKOけをきっした[21]。これにより、7がつ19にち日本にっぽんボクシングコミッション(JBC)から6カ月かげつのライセンス停止ていし処分しょぶんされた[22]

2023ねん10がつ12にち有明ありあけアリーナ開催かいさいされた「FEDELTA presents TREASURE BOXING PROMOTION 4」にてWBOライトフライきゅう13のビンス・パラスとフライきゅう8回戦かいせん対戦たいせんし、8かい1-2判定はんていやぶれた[23]

2024ねん4がつ30にちフィリピンボホールとうでWBOグローバルライトフライきゅう王者おうじゃのレジー・スガノブとWBOグローバル同級どうきゅうタイトルマッチをおこなうも、8かい2ふん38びょうTKOけで王座おうざ獲得かくとく失敗しっぱいした。

2024ねん6がつ17にち自身じしんインスタグラムで、おも理由りゆうとして「2022ねん手術しゅじゅつした左目ひだりめ症状しょうじょう悪化あっか」と「身体しんたいのダメージ」の2つをげ、現役げんえき引退いんたい表明ひょうめいした[24]

獲得かくとくタイトル

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  • 初代しょだい日本にっぽんミニマムきゅうユース王座おうざ防衛ぼうえい1=返上へんじょう
  • だい32だい日本にっぽんミニマムきゅう王座おうざ防衛ぼうえい0=返上へんじょう

戦績せんせき

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  • アマチュアボクシング - 42せん28しょう14はい
  • プロボクシング - 15せん11しょう4はい0ふん(10KO)
せん 日付ひづけ 勝敗しょうはい 時間じかん 内容ないよう 対戦たいせん相手あいて 国籍こくせき 備考びこう
1 2017ねん6がつ3にち 2R 1:03 KO ポンサポン・シットサイトーン タイ王国の旗 タイ プロデビューせん
2 2017ねん8がつ4にち 2R 0:44 TKO 櫛部くしべこうたかし(K&W) 日本の旗 日本にっぽん
3 2018ねん1がつ30にち 1R 2:36 KO ナーヨレック・シットサイトーン タイ王国の旗 タイ
4 2018ねん4がつ8にち 5R 1:35 TKO 仲島なかじま辰郎たつろうたいらなかBS) 日本の旗 日本にっぽん
5 2018ねん11がつ10日とおか 6R 0:46 TKO 井上いのうえゆうみやび尼崎あまがさき亀谷かめたに 日本の旗 日本にっぽん 初代しょだい日本にっぽんミニマムきゅうユース王座おうざ決定けっていせん
6 2019ねん6がつ1にち 4R 2:52 TKO シレム・セラン インドネシアの旗 インドネシア
7 2019ねん9がつ21にち 8R 判定はんてい0-3 谷口たにぐちすすむたかしワタナベ 日本の旗 日本にっぽん 日本にっぽんミニマムきゅう王座おうざ挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせん
8 2020ねん10がつ13にち 6R 1:41 TKO 炸獅(TI山形やまがた 日本の旗 日本にっぽん
9 2021ねん4がつ21にち 8R 判定はんてい2-0 高田たかだいさむひとし(ライオンズ) 日本の旗 日本にっぽん 日本にっぽんユース王座おうざ防衛ぼうえい1
10 2021ねん10がつ8にち 4R 1:21 TKO はるこう直也なおや橋本はしもと 日本の旗 日本にっぽん 日本にっぽんミニマムきゅう王座おうざ挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせん
11 2022ねん1がつ11にち 8R 2:50 TKO もり且貴大橋おおはし 日本の旗 日本にっぽん 日本にっぽんミニマムきゅう王座おうざ決定けっていせん
12 2022ねん4がつ22にち 11R 2:29 TKO 谷口たにぐちすすむたかし(ワタナベ) 日本の旗 日本にっぽん WBO世界せかいミニマムきゅうタイトルマッチ
13 2023ねん6がつ12にち 5R 2:37 TKO ジェイセヴェー・アブシード フィリピンの旗 フィリピン
14 2023ねん10がつ12にち 8R 判定はんてい1-2 ビンス・パラス フィリピンの旗 フィリピン
15 2024ねん4がつ30にち 8R 2:38 TKO レジー・スガノブ フィリピンの旗 フィリピン WBOグローバルライトフライきゅうタイトルマッチ
テンプレート

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ “KOりつわりちょうの「マイクロ・タイソン」石沢いしざわひらく愛称あいしょうじない試合しあいを」22にち世界せかい王座おうざ挑戦ちょうせん. 日刊にっかんスポーツ. (2022ねん4がつ14にち). https://www.nikkansports.com/battle/news/202204140000640.html 2022ねん4がつ15にち閲覧えつらん 
  2. ^ DANGAN217 Danganboxing
  3. ^ BoxRecレーティング 【国内こくない男子だんし】ミニマムきゅう (47.62 kg以下いか BOXINGアンテナ
  4. ^ ボクシングの日本にっぽんユース・ミニマムきゅう王座おうざ獲得かくとくした 石澤いしざわ ひらく(かい)さん タウンニュース 2018ねん11月29にち
  5. ^ たけしょう高校こうこうボクシングかいきゅうけん王者おうじゃ タウンニュース 2014ねん7がつ3にち
  6. ^ 日体大にったいだい慶大けいだい勝利しょうり KO、TKOで4しょうBOXぼっくす サンスポ 2016ねん5がつ14にち
  7. ^ 2017ねん6がつ試合しあい結果けっか 日本にっぽんボクシングコミッション
  8. ^ 久我くがvs和氣わき公開こうかい計量けいりょう同日どうじつ日本にっぽんユースせん中止ちゅうし Boxing News(ボクシングニュース) 2018ねん7がつ24にち
  9. ^ 船井ふない龍一りゅういちみぎいちげき IBF・S・フライきゅう挑戦ちょうせんけん獲得かくとく Boxing News(ボクシングニュース) 2018ねん11がつ10日とおか
  10. ^ 【ボクシング】日本にっぽんユース・ミニマムきゅう王座おうざ決定けっていせん無敗むはい対決たいけつを、オールKOの石澤いしざわせい スボすぼル・マガジン社るまがじんしゃ 2018ねん11月11にち
  11. ^ 2018ねん11月ランキング 日本にっぽんボクシングコミッション
  12. ^ 中谷なかたにじゅんじん初回しょかいKOち 無傷むきず19連勝れんしょう世界せかいアピール Boxing News(ボクシングニュース)2019ねん6がつ1にち
  13. ^ 谷口たにぐちすすむたかし世界せかいせん敗退はいたいから再起さいき 日本にっぽん挑戦ちょうせんけん獲得かくとく オールKOちの石澤いしざわはダウンうばうもおよばず Boxing News(ボクシングニュース)2019ねん9がつ21にち
  14. ^ IBFフェザーきゅう10阿部あべうらら也が再起さいきせん勝利しょうり 天才てんさいから凡人ぼんじん降格こうかくさい昇格しょうかくはおあづ Boxing News(ボクシングニュース)2020ねん10がつ13にち
  15. ^ 松永まつなが宏信ひろのぶ日本にっぽんS・ウェルターきゅうV3 新鋭しんえい中島なかじまれい判定はんてい Boxing News(ボクシングニュース)2021ねん4がつ21にち
  16. ^ 石澤いしざわひらく日本にっぽんミニマムきゅう挑戦ちょうせんけん獲得かくとく はるこう直也なおやを4かいTKOで圧倒あっとう Boxing News(ボクシングニュース)2021ねん10がつ8にち
  17. ^ 日本にっぽんミニマムきゅうしん王者おうじゃ石澤いしざわひらく 2022ねんしんチャンピオンだい1ごう もり且貴に8かいTKO Boxing News(ボクシングニュース)2022ねん1がつ11にち
  18. ^ 石沢いしざわさい計量けいりょう失敗しっぱい試合しあい強行きょうこう 陣営じんえい谷口たにぐちを“説得せっとく” 当日とうじつ計量けいりょうはリミット+3キロが上限じょうげん”. スポニチ (2022ねん4がつ21にち). 2022ねん6がつ16にち閲覧えつらん
  19. ^ 減量げんりょうダメージのおおきい王者おうじゃ谷口たにぐち慎重しんちょう判断はんだん”. スポニチ (2022ねん4がつ22にち). 2022ねん6がつ19にち閲覧えつらん
  20. ^ 体重たいじゅう超過ちょうか相手あいてたたか谷口たにぐちすすむたかし 計量けいりょう舞台裏ぶたいうらさけび「こわい。けたらどうなるんですか」”. THE ANSWER (2022ねん4がつ22にち). 2022ねん6がつ19にち閲覧えつらん
  21. ^ はつ防衛ぼうえい成功せいこう谷口たにぐちすすむたかしV2ぶいにせんは「間隔かんかくけたい」過酷かこく減量げんりょうから「ちか将来しょうらいてんきゅうも」渡辺わたなべ会長かいちょう”. 日刊にっかんスポーツ (2022ねん4がつ23にち). 2022ねん4がつ23にち閲覧えつらん
  22. ^ 世界せかいせん体重たいじゅう超過ちょうか失格しっかく石沢いしざわひらくカ月かげつライセンス停止ていし処分しょぶん「ボクシングの権威けんい信用しんよう毀損きそんする行為こうい”. 日刊にっかんスポーツ (2022ねん7がつ19にち). 2022ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん
  23. ^ 東洋とうよう太平洋たいへいようバンタムきゅう王者おうじゃ 栗原くりはら慶太けいたまさかの60びょうTKOけ「をつけていたみぎをしょっぱなに…」 Boxing News(ボクシングニュース)2023ねん10がつ12にち
  24. ^ 【ボクシング】「マイクロ・タイソン」石澤いしざわひらく現役げんえき引退いんたい表明ひょうめい もと日本にっぽんミニマムきゅう王者おうじゃ”. サンスポ (2024ねん6がつ17にち). 2024ねん6がつ19にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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空位くうい
ぜんタイトル保持ほじしゃ
谷口たにぐちすすむたかし
だい32だい日本にっぽんミニマムきゅう王者おうじゃ

2022ねん1がつ11にち - 2022ねん3がつ1にち(返上へんじょう)

空位くうい
タイトル獲得かくとくしゃ
重岡しげおか銀次ぎんじろう