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磁気じきコンパス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

磁気じきコンパス(じきこんぱす)とは、地磁気ちじき利用りようして、方位ほういしめ計器けいき航海こうかい計器けいき航空こうくう計器けいきのひとつ。開発かいはつにおいてウィリアム・トムソン最大さいだい貢献こうけんをした(詳細しょうさい方位ほうい磁針じしんこう参照さんしょう)。

故障こしょう誤差ごさがつきまとったので、振動しんどう摩擦まさつらす必要ひつようがあった。そこで1862ねん液体えきたいけた湿式しっしきエドワード・サミュエル・リッチーにより完成かんせいされた。湿式しっしきべい海軍かいぐんはやくから採用さいようしたが、えい海軍かいぐんはトムソンしきをとり、湿式しっしき採用さいようは1906ねんおそかった。

磁気じきコンパスは偏差へんさ地球ちきゅう規模きぼでいう磁界じかい地域ちいき)の影響えいきょうけるが、ジャイロコンパスけない。ナビゲーションの現場げんばではどちらのタイプのコンパスなのかを明示めいじする必要ひつようがあるため、「磁気じきコンパス」という用語ようごもちいられる。