福田ふくだ重しげる清きよし

福田ふくだ重しげる清きよし

福田ふくだ 重しげる清きよし（ふくだ しげきよ、1889年ねん〈明治めいじ22年ねん〉4月がつ4日にち - 1964年ねん〈昭和しょうわ39年ねん〉7月がつ19日にち）は、日本にっぽんの政治せいじ家か、実業じつぎょう家か。衆議院しゅうぎいん議員ぎいん（1期き）。初代しょだい日立ひたち市し長ちょう（1期き）。

経歴けいれき

富山とやま県けん出身しゅっしん。1909年ねん（明治めいじ42年ねん）中央大学ちゅうおうだいがく法律ほうりつ科か卒そつ。日本にっぽん鉱業こうぎょう（日鉱にっこう）に入はいり、日立ひたち鉱業こうぎょう所しょ庶務しょむ課長かちょうを経へて、1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）副ふく所長しょちょうも兼任けんにんする。1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）日立ひたち市しが発足ほっそくすると同所どうしょ副ふく所長しょちょうのまま市長しちょうに就任しゅうにんした。市長しちょうは翌年よくねんまで務つとめ、1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）4月がつの第だい21回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょでは茨城いばらき2区く（当時とうじ）から翼賛よくさん政治せいじ体制たいせい協議きょうぎ会かいの推薦すいせんを受うけ立候補りっこうほして当選とうせんする。衆議院しゅうぎいん議員ぎいん在職ざいしょく中ちゅうに日立ひたち鉱業こうぎょう所しょの所長しょちょうに就任しゅうにんする。戦後せんごの1946年ねんの総そう選挙せんきょには公職こうしょく追放ついほうされたため出馬しゅつばせず、1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）2月がつには日立ひたち鉱業こうぎょう所しょの所長しょちょうも辞任じにんした。

戦後せんごは国光こっこう製作所せいさくしょ、富栄とみえい商事しょうじの各かく社長しゃちょうを歴任れきにんし、1959年ねんの日立ひたち市長しちょう選せんに日鉱にっこうの支援しえんで立候補りっこうほ、日立製作所ひたちせいさくしょ（日にち製せい）の支援しえんを受うけた高嶋たかしま秀吉ひでよし市長しちょうと一いち騎き討うちを演えんじるも一いち敗はい地ちに塗ぬれた。1964年ねん死去しきょ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 歴代れきだい知事ちじ編纂へんさん会かい編へん『日本にっぽんの歴代れきだい市長しちょう 第だい1巻かん』歴代れきだい知事ちじ編纂へんさん会かい、1983年ねん。
• 衆議院しゅうぎいん・参議院さんぎいん編へん『議会ぎかい制度せいど百ひゃく年ねん史し - 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく、1990年ねん。