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たけひご

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

たけひご(たけひご、たけ簽・たけくじ)は、たけくきこまかくってつくられたほそぼうである。

たけざいとしては中空ちゅうくうつつであり、繊維せんいたて方向ほうこうつよ配列はいれつする。そのため、たてれると簡単かんたんれる。れたものはよこ方向ほうこうによくしなるが、柔軟じゅうなんれにくく、弾力だんりょくせいむ。また、りにたいしてとてもつよい。

たけひごは、この性質せいしつ利用りようし、たけこまかくって細長ほそなが棒状ぼうじょう加工かこうしたものである。ふとすうmmになっても丈夫じょうぶで、げても簡単かんたんれないことは、普通ふつう材木ざいもくではられないことである。ぎゃくに、ゆっくりげればおおきく変形へんけいすることも利用りよう価値かちたかめている。加熱かねつすればUがたげることもできる。それにたけほそることもけずることも比較的ひかくてき簡単かんたんなために量産りょうさんができる。ついでに先端せんたんとがらせると刃物はものみのあじせるので、そのように加工かこうしたものたけくしである。

たけひごは、この性質せいしつ利用りようして、たんなるまっすぐなぼうとしても、げてむすわせるなどして様々さまざまなものをつくるのにも使つかわれる。たけから自作じさくしてもよいが、既製きせいひんもある。

たけひごでよくつくられるものには、以下いかのようなものがある。

  • ざるかごなどの竹細工たけざいく製品せいひん
  • たこ(たこ):おおきい日本にっぽんたこたけそのものを使つかうが、子供こどもようたけひごをわせてむすわせてひもむすび、かみけてつくるのが普通ふつうであった。
  • 模型もけい飛行機ひこうきたけひごでつく模型もけい飛行機ひこうきのセットが販売はんばいされている。つばさ部分ぶぶんわくにはたけひごを使つかったれいおおい。
  • 提灯ちょうちんたけひごをまるんだものにかみってつくる。
  • ロケット花火はなびじくには大抵たいていちくひごが使つかわれる。

関連かんれん項目こうもく

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