花山 薫
プロフィール[編集 ]
年齢 :15歳 (幼年 編 )、19歳 (最大 トーナメント編 )- ファイトスタイル:
素手 喧嘩 (ステゴロ) 身長 :190.5cm(最大 トーナメント編 )、191cm(バキ外伝 -疵 面 スカーフェイス- )体重 :166kg(最大 トーナメント編 )
担当 声優 [編集 ]
概要 [編集 ]
趣味 ・嗜好 [編集 ]
しばしば
また、『モンスターハンター3G』とのコラボ
キャラクターモデル[編集 ]
モデルは
ファイトスタイル[編集 ]
また
なお『バキ
握 撃 (あくげき)喧嘩 師 ・花山 薫 の代名詞 といえる絶技 。相手 の腕 や足 を両手 で掴 み、強大 な握力 によって筋肉 を挟 み込 むように圧縮 することで皮膚 ・血管 ・筋肉 を破裂 させる。技 の特性 上 、仕掛 けから完成 までがほんの一瞬 であり、さらに打撃 より遥 かに確実 かつ致命 的 なダメージを相手 に与 えることが可能 。また、これを利用 して普通 なら抜 け出 せない寝技 、組 技 から相手 にダメージを与 えつつ脱出 できる。握 撃 のアイディアは板垣 の友人 の発案 。「両方 から挟 むように握 ったら破裂 するんじゃないか?」という考 えに実際 にはありえないと思 いながらも、漫画 的 には面白 いと考 え採用 した[1]。- ヤクザパンチ
円盤投 げなどの投擲 競技 のフォームを連想 させるような、異常 に大 きなテイクバックをとってのパンチ。「握力 ×体重 ×スピード=破壊 力 」という(マスター國松 に言 わせれば全 くデタラメな)方程式 から、強力 な一 撃 を生 み出 す。その威力 は刃 牙 を数 十 m先 まで殴 り飛 ばし、最大 トーナメント編 でも愚 地 克巳 を防御 ごと吹 き飛 ばした。勇次郎 との再戦 では、顔面 への一 撃 で勇次郎 に鼻血 を出 させ、勇次郎 を感心 させた。- アッパー
花山 が繰 り出 す技 の例 に漏 れず、非常 に大振 りなアッパーパンチ。破壊 力 も絶大 であり、最大 トーナメント編 で対戦 した稲城 文 之 信 は両 腕 ごと背骨 を粉砕 され、愚 地 克巳 もダウンした状態 から中空 に跳 ね上 げられている。- ヤクザキック
体重 を乗 せて足 裏 を相手 の顔面 や腹部 に叩 き込 む。広義 における前 蹴 りだが、花山 が放 つそれは雑 で力任 せながら凄 まじい力強 さを誇 る。観客 の弁 では「ホンモノのヤクザキック」。胴 廻 し回転 蹴 り- 166kgの
花山 の全 体重 が乗 る飛 び蹴 り。愚 地 克巳 戦 の初 撃 で使用 し周囲 を驚 かせた。 - アイアンクロー
手 のひらで相手 の顔面 を握 りつけて締 め上 げるプロレス技 。プロレスの試合 でのみ使用 できる技 であり、実戦 で使用 した例 は皆無 と解説 されているが、花山 のアイアンクローは実際 に相手 の頭蓋骨 を粉砕 する威力 がある。武蔵 からも自身 の頭蓋 が破壊 する威力 があると認 め脅威 を感 じるほど。
作中 での活躍 [編集 ]
『グラップラー刃 牙 』[編集 ]
日本 最強 のケンカヤクザの名 をほしいままにしていたところ、範 馬 刃 牙 の母 である朱 沢 江珠 の希望 により、江珠 の部下 ・栗谷川 から刃 牙 との対決 を依頼 される。初 めは相手 にしなかったが、刃 牙 の父 が範 馬 勇次郎 だと知 り、さらに刃 牙 を倒 せば勇次郎 が現 れると告 げられ興味 を持 った。しかし状況 が変 わり、刃 牙 との対決 は花山 よりもユリー・チャコフスキーを優先 されたため、ヘヴィ級 タイトルマッチ直前 のユリーを襲撃 し、腕 を握 撃 で破壊 した。その後 、逆 に刃 牙 に事務所 に乗 り込 まれ挑発 を受 け激怒 。高層 ビルにあるゲームセンター(アニメ版 ではライブハウス)で刃 牙 を襲撃 した。互 いに死力 を尽 くす激闘 を繰 り広 げるが惜敗 し、刃 牙 との間 には友情 が生 まれるが、直後 に勇次郎 が乱入 。満身 創痍 で勇次郎 に挑 むも返 り討 ちに遭 い、両手 、両足 の骨 を複雑 骨折 する重傷 を負 った。この出来事 は花山 にとって生 まれて初 めて覚 えた恐怖 で以後 トラウマとなり、窮地 に陥 る度 に記憶 がよぎるようになる。回復 後 は勇次郎 との決戦 に臨 む刃 牙 のためにユリーらと共 にトレーニングに付 き合 い、戦 いを見守 る。
全 ての格闘 家 に喧嘩 を売 るため、地下 闘技 場 の最大 トーナメントに参加 。幼年 編 以降 、幾度 も抗 争 を行 なったようで疵 や弾痕 が増 え、体格 も一際 大 きくなっている。Bブロック第 1回戦 で稲城 文 之 信 に前歯 を叩 き折 られるが、意 に介 さず圧倒的 破壊 力 で勝利 。第 2回戦 で愚 地 克巳 を一方 的 に叩 きのめすが、倒 れている相手 には手 を出 さないという美学 に囚 われ最後 は克巳 のマッハ突 きを背中 に受 けて敗 れる。その後 、控 え室 でアレクサンダー・ガーレンと一 悶着 を起 こすが、ガーレンに軽 くあしらわれた柴 千春 に気 を取 られた一瞬 の隙 をつかれフロントスープレックスをくらい倒 される。(お互 いが万全 の状態 なら花山 が圧勝 してるが、この時 の花山 は克巳 戦 のダメージが残 っていて、ガーレンだけがベストコンディションだった。)
『バキ』[編集 ]
刃 牙 、愚 地 独歩 、渋川 剛 気 、烈 海王 と共 に地下 闘技 場 の代表 の一人 として死刑 囚 との戦 いに参加 。最大 トーナメントでの成績 は5人 の中 で最 も劣 るが、極道 という身分 からノールールマッチに対 する適性 を買 われての選出 であり、対決 した死刑 囚 の一人 、スペックも5人 の中 で一番 自分 たちに近 いと認 めている。公園 で梢 江 とデート中 だった刃 牙 に襲撃 を仕掛 けてきたスペックを逆 に捕 らえ対決 。銃弾 を口 に押 し込 まれたうえで、爆破 され頬 が破 れる、ピストルで膝 を打 ち抜 かれる、耳 (外耳 道 )を中指 で貫 かれるなど重傷 を負 うが、それでも倒 れることなくスペックの喉 を握 り潰 して勝利 する。その後 に登場 した際 は、破 れた頬 のケガを隠 すために覆面 をしていた。一度 スペックを倒 して警察 署 に引 き渡 した後 スペックが脱走 し、再戦 の末 スペックを再度 警察 署 に引 きずってきた際 (上記 の重症 もこのときのもの)には、ヤクザの身分 であるにもかかわらず「超 VIP」待遇 の治療 を打診 され、治療 は断 ったものの警察 が用意 した送迎 用 の車 で帰 っていった。
『範 馬 刃 牙 』[編集 ]
花山 はピクルが水商売 店 の前 で複数 名 の神 心 会 空手 の道場 生 に絡 まれている時 に彼 と邂逅 し、交戦 。力 において互角 の勝負 を見 せる。ピクルは自分 よりも小 さな身体 しか持 たない花山 がかつての彼 の好敵手 達 である恐竜 と同等 の力 を有 しているとして、待 ち侘 びていた己 の全 てをぶつけられる実力 者 との出会 いに喜 ぶも、実 は花山 の目的 は刃 牙 が来 るまでの足止 めであり、刃 牙 が到着 したことによって勝負 は中断 した。この時 、ピクルと接 したことで彼 が自分 が持 つような「義理 や人情 といった、現代 社会 の人間 が抱 えるものを持 っていない」と看破 し、刃 牙 に「何 もわからねえ小僧 も同 じ」と言 い、戦 い自体 が妥当 でないと否定 的 な見解 を示 した。この言 は刃 牙 にとっても大 いに当 てはまるものであり、刃 牙 はかつての夜叉 猿 の悲劇 を思 い出 してピクルと戦 おうと考 えた己 を恥 じるに至 った。しかし、ピクルを前 にした刃 牙 が闘争 心 を抑 えられなくなって戦 いを仕掛 け、ピクルがこれを快諾 したこともあって、これ以降 は両者 の戦 いに水 を差 す真似 はしなくなった。この時点 では頬 の傷 は傷跡 が残 るもののほぼ完 治 しており、一緒 に吹 き飛 んだはずの口元 の傷 部分 (幼年 編 の勇次郎 戦 で受 けた切 り傷 )も再生 している。
刃 牙 の力 を確認 するため、柴 千春 に指示 を出 して喧嘩 を売 りに行 かせる。その後 、刃 牙 との喧嘩 を終 えた千春 から「蜚蠊ダッシュ」の話 を聞 き、加速 の勢 いを乗 せた眼球 で指 を潰 されたという報告 を受 ける。最初 は「柔 らかい眼球 で指 を潰 せるわけがない」と疑 っていたが「新幹線 並 みのスピードが出 ていれば指 を潰 せるのでは」という千春 の意見 を聞 き、納得 した模様 。
- また、
刃 牙 と勇次郎 の親子 喧嘩 発生 時 は柴 千春 とバーからテレビ放送 を通 じて勃発 を知 り、親子 喧嘩 の場所 まで赴 く。千春 に何 度 も「もうちょっと近 くで見 ますか?」と問 われるが「いや、ここでいい」と返 しながらも、結局 最終 的 には最 前列 まで移動 して親子 喧嘩 を見守 った。
『刃 牙 道 』[編集 ]
親子 喧嘩 を見 てからの1年 もの間 、他 の暴力団 の刺客 に狙 われるなど物騒 な目 に遭 いながらも、衝動 的 に起 こる欠伸 と退屈 さに辟易 していた。千春 との酒席 でもつい欠伸 をしてしまい「自分 が退屈 させてるなら消 えちまいましょうか」と愚痴 をこぼされ、千春 が理由 では無 いと詫 びを入 れつつ酒 を奢 っている。
退屈 さの原因 は刃 牙 と勇次郎 の親子 喧嘩 という人類 のレベルを超 えた戦 いを目 の当 たりにしたことだとわかっており、退屈 さを打 ち消 すためにかつてトラウマともいえる敗 れ方 をした範 馬 勇次郎 と対決 を希望 する。勇次郎 との対決 は花山 が先 に攻撃 するというハンデで始 まった一撃 で、全力 の拳 により鼻血 を出 させて勇次郎 を満足 させるが、それ以外 の攻撃 はすべて当 たらず「細胞 が怖気 づいている」という勇次郎 の挑発 に乗 せられた渾身 の一撃 にカウンターを合 わせられ吹 き飛 ばされる。結果 的 に一撃 で敗 れてしまったが、満足 したのか気絶 した顔 には笑 みが浮 かんでおり、花山 と同 じく退屈 でやりきれない日々 を過 ごしてきた刃 牙 は、吹 き飛 ばされた先 にあったコンビニの防犯 カメラの映像 に写 っていた花山 の笑顔 を見 ると幸 せ者 だと言 った。
- その
後 、クローン技術 で現代 に甦 った宮本 武蔵 を捕縛 するために向 かった警官 ・機動 隊 ・特殊 部隊 STATが全 く対抗 できずに斬 り捨 てられてしまう事態 が発生 。警察 側 に死者 多数 の甚大 な被害 が出 るものの、大事 にせずに粛々 と終 わらせたいという国家 側 の意向 により、花山 薫 に白羽 の矢 が立 てられる。警視総監 の内海 旬 三 が花山 の元 を訪 ねて武蔵 討伐 を願 い出 るが、ヤクザと敵対 する警察 側 の頼 みということで当初 は否定 的 だった。しかし内海 の古 い付 き合 いの部下 を殺 された仇 討 ちを求 める涙 ながらの訴 えに心 を動 かし、土下座 までしようとした内海 に「警察 のトップがヤクザ相手 にそれだけはしちゃならねえ」と依頼 を受諾 、さらには烈 海王 も宮本 武蔵 に斬殺 されていたことなどを知 り、武蔵 と闘 うことを決意 する。なお、花山 は宮本 武蔵 については「時代 劇 のサムライ」程度 の知識 しか持 ち合 わせていなかったが、それ以上 の情報 を訊 くことは、自分 の身 を鍛 えることと同様 の卑 しい行為 であると考 え、拒否 している。
新宿 に宮本 武蔵 がいるとの情報 を得 た花山 は歌舞伎町 に赴 き、多数 の警官 に見届 けられながら武蔵 と対峙 した。武蔵 の背後 に底 なしの闇 のイメージを見 たものの、躊躇 することなく一撃 を繰 り出 し闘 いが始 まる。武蔵 も花山 に興味 を持 ち「力 比 べ」に応 じるなど遊 びを行 うも、自分 をも上回 る花山 の圧倒的 なパワーとタフネスに驚 き、本気 の勝負 を仕掛 けてくる。帯刀 した武蔵 を相手 に花山 は最後 まで自分 のスタイルを貫 くも、鉄 の兜 や鎧 を割 る威力 の斬撃 を合計 10回 浴 び、最後 には座 ったまま力尽 きた。花山 は力 及 ばなかったことを内海 に詫 びるが、内海 は「十分 すぎるほど約束 は果 たされています」と逆 に平伏 し花山 に感謝 する。取 り囲 んでいた警官 により迅速 に搬送 された花山 は、鎬紅葉 による1000針 を超 える縫合 とバスタブ一 杯 分 ともなる輸血 により一命 は取 り留 めた。
『バキ道 』[編集 ]
一命 を取 り留 めた後 は再 び元 の生活 に戻 っているが、武蔵 により斬 られた左 眼 は瞳 が薄 くなっている。徳川 から力士 との対決 をしないかと提案 され、それを承諾 。力士 と対決 することを知 った千春 からなぜ戦 うのか聞 かれると、「気紛 れ」と返答 した。
地下 闘技 場 戦士 VS日本 大相撲 協会 との闘 いでは、三 陣 として前頭 筆頭 ・鯱 鉾 と対戦 。開始 早々 に渾身 の一 撃 を食 らわせ鯱 鉾 をダウンさせるが、何故 か止 めを刺 さず静観 。反撃 の連続 を自慢 のタフネスで受 け切 り、受 ける覚悟 を決 めた鯱 鉾 を渾身 の左 とアッパーで撃沈 、勝利 した。かねてより花山 の噂 を聞 いていた金竜 山 は「仮 にこの才能 が大相撲 に活 かされていたなら、一体 どれほどの『力士 』に成 り遂 げていたことか」と惜 しむ。
『バキ外伝 』[編集 ]
バキ
花山 の学生 時代 を描 いた『バキ外伝 -創 面 -』ではヤクザでありながら高校 に通 う者 として問題 を起 こさないように務 めているが、周囲 が放 っておくわけがなく、色々 と問題 を起 こしている。学生 服 は校則 に倣 いごく普通 の学生 服 を着用 しているが、その巨体 のために10人 分 の布地 を使 った特注 品 であり、強面 の顔 も相 まって逆 に威圧 感 を醸 し出 している。通学 は徒歩 であり、通学 路 は不良 が皆無 なのはもちろん、暴走 族 も花山 を見 た途端 バイクのエンジンを切 って押 して通 る他 、たまに訪 れる不良 御用達 のラーメン屋 も、花山 が来店 した途端 静 まり返 る。勉学 は苦手 であり、国立 大学 を卒業 していた木崎 に頼 んで勉学 を教 えてもらっている。ただ、成績 の悪 い通信 簿 を見 せるのを嫌 がり[6]、旅 に出 ようとした。しかし、勉学 の成績 は悪 くとも、困 っている生徒 や市民 の助 けになろうとするなど、一般 社会 や学校 に率先 して溶 け込 もうとする姿勢 は教師 から高 い評価 を受 けており、それを見 た木崎 は「ご立派 です」と涙 を流 して喜 んだ。基本 的 に非 武装 で学校 に通学 しているが、学生 服 の内側 に大量 の武器 を自分 ではなく相手 に使 わせるためだけに隠 して持 ってきている。
バキ
- 『バキ
外伝 疵 面 -スカーフェイス-』では秘密 結社 「N・O・N」との抗 争 の際 は、首魁 のG.M(ナットー・L・ネルーニョ)の目的 のために付 け狙 われる。戦 いはするが一般人 が多 い街中 ゆえに実力 を出 し切 れず、彼 の部下 より狙撃 を受 けて瀕死 の状態 に陥 った。彼 を慕 う登 倉 竜 士 (レックス)や柴 千春 、徳川 の要請 で治療 を担当 した鎬紅葉 などの助力 により一命 は取 り留 め、病 み上 がりの体 でG.Mを追 い決戦 に挑 む。飛行場 でのレックスとG.Mの闘 いを見守 るその隙 を突 かれ、G.Mの配下 であるマスター国松 に猛毒 の吹 き矢 を左手 に受 けてしまうが、自 らの手 に握 撃 を使用 し、皮膚 や血管 ごと毒 を排除 。その後 車 に逃 げ込 んだ国松 を車 ごと海 に押 し込 んだ。なおG.Mとの戦 いはレックスが勝利 し、花山 は手 を下 さずに終 わった。
脚注 [編集 ]
- ^ a b c
週刊 少年 チャンピオン特別 編集 1月 25日 増刊 号 『グラップラー刃 牙 Fighting』680-683ページ。 - ^ ただし、
劇 中 では根 がかりを起 こす場面 も見 られた(「珍 しい」とのことだが)。 - ^
週刊 少年 チャンピオン 2010年 36,37合併 号 掲載 のエピソード - ^ 『バキ
外伝 創 面 』「4時 間 目 水泳 実習 」のエピソード - ^ 「
謝 男 シャーマン」1巻 刊行 、板垣 恵 介 インタビュー - コミックナタリー - ^
通信 簿 の5段階 評価 では体育 の5と現代 文 の3を除 き全 て2。1はひとつもなく、木崎 にそのことをい訳 の理由 にしようとしたが、先 に指摘 されうろたえている。